今日も秋元康氏は斯く語りきである。曰く「人間は、今、この瞬間の素晴らしさに気づかないんだ。時間が経たないとね」と。まあ人間は"苦悩を背負って生まれてくる"なんて言われる位なので、後から「あの時は良かったな」なんて思うものだ。それが人生経験でもあるのだが、だからこそ「今を大切に」なんて意識もある人も居る訳で、それはそれで良いと思う。小生もそう思う。父の一周忌が終わった後なので、尚更にそう思うのだ。さて今日は休みだ。こちらのblogを打ち込みながら考えている事は、北海道胆振東部地震(2018)時にズレた部屋のフローリングの張り替えだ。それは位置の修繕作業だが、なるべくしっかりとした計画をしてからの作業が良いだろう。なので今日は極一部だ。此処で「さて巷では?」だが、「ジャニーズ事務所案件」に関しては、「こうなるようにしか、ならないだろうな?」としか思えなかった。昨日の記者会見での感想だ。つまりそれだけ創業者は、無理をした訳だ。姉の元副社長も共犯だ。此処で何をやらかしたかを取り上げた処で枚挙に暇がないのでやめておくが、今回に明白になった創業者の性犯罪以外にも営業面での無茶も祟っており、それが「朝から晩までジャニーズ」状態だ。これでは業界のバランスが崩れるのも当たり前だ。然もこの事務所。最初のうちは中途半端に手を付けて、結局は出来ずにぶん投げるので、そのジャンルが潰れてしまうのだ。その繰り返しの結果が今にある。斯くして駄目になったジャンルは、事務所が大きくなってから支配をした為に他の芸能事務所が入り込めないのだ。テレビも映画もだが、歌謡界の衰退もジャニーズ事務所の覇権主義が原因だ。多様性がなくなった。テレビの衰退に関しては、業界関係者や、その手の批評家が「インターネットの普及で多様化したからだ」と評しているが、そのインターネットでさえも、その事務所の影響は計り知れず、思ったよりは広くないと思う。何せ、現在の歌謡界はピンのアイドルや歌手が育たないのだ。いつの間にかジャニーズ事務所が乗っ取ったNHKの「紅白歌合戦」を見よ。かなり偏ってはいないか?尚、今年はジャニーズ事務所の穴埋めに韓流アイドルグループが使われる。これでは、この番組の視聴率も期待は出来まい。そのファンしか解らないグループしか出ないのだ。日本の歌謡界が正常な状態に戻るのも、長い時が必要だ。これこそが「ジャニーズ事務所の功罪」だ。日本の歌謡界は、1990年代の中期からおかしくなった。創業者のふたりは、ずいぶんとこの業界を壊したものだ。
ジャニーズ事務所、社名「SMILE-UP.」に変更を発表 「喜多川氏と完全に決別する決意」再出発を誓う
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d014334347f366d05c80d216ef7a68c0c518ff1