これがオーセロワ

2008年03月11日 | Weblog
これが、オーセロワの一番底の部分をグラスについだところです。
この、濁りと澱・・・結構いっぱいです。
それにしても、この色も濃いです。
「ピノ・グリ」は名前にもあるとおり「グリ」=グレー=灰色の葡萄です。
マスカットみたいなキレイなグリーンではないので、ワインの色も濃いめのものが多いです。

ワインの話♪

2008年03月11日 | Weblog
お気に入りワインを紹介します。
もともと、アルザスのワインは大好きなのですが、このオーガニックワインは旨みがしっかりあります。
ぶどう品種は「オーセロワ」という「ピノ・グリ」の亜種の100%です。
「オーガニック」なので、畑への無農薬はもちろん、酸化防止剤などの添加物もなし(添加物アレルギーの方でも大丈夫)、また、その上、無ろ過なので、正直ワインはやや濁っている感じがします。
もちろん、ここへワインが到着してから、静に澱を沈めて、お客様に提供はしていますが、こまかーい澱はどうしても注ぐときに舞うことが多いです。
決して決して、腐敗している訳ではないのです。
旨み成分と判断してしていただけると、嬉しいです
さて、このワインの味わいですが、完熟した葡萄をかじったような果実の凝縮を強く感じます。
とにかく、この造り手のワインは旨みがすごいんですよねー。
旨みがしっかりしてるので、味が濃すぎるかといえば、それが適度な酸とのバランスがいい感じなんです。
2002年のヴィンテージなので、そのあたりが丁度こなれてきたところなんだと思います。
ワイン単独より、お料理とあわせて楽しみたいですね。
きゅーっと冷やして食前酒から、その後はそのまま冷やさずに、温度を上げながら、メイン料理まで十分楽しめます。
白身魚に焦がしバターのソースに少しケイパーを加えたものや、白身の肉(鶏肉、豚肉、仔牛etc・・・)を白ワインで煮込んだものでも、よーくあうと思います。
この旨みと果実の甘みと適度な酸があれば、本当にいろんなお皿に対応できそうなんですよね。
実は、仔羊とあわせたら・・・と思っています。
この酸で脂を切り、肉の旨みと一緒にもっていく感じです。。。
ソースは入りません。
どうでしょう・・・。