ワイン話 クズマーノ メルロ

2007年12月17日 | Weblog
今日はワインの話。
シチリアの彗星のごとく現れた「クズマーノ兄弟」。

クズマーノ兄弟はどのワイン屋さんもこの言葉で紹介されることが多いです。
私のつたない知識の中で、シチリア=土着品種というイメージがありました。複雑で、その造り手ごとのカラーが特徴的な感じがしてました。
クズマーノはいい意味でそれを崩していった造り手のような気がします。

最近、まわりから「クズマーノ」のいいよね・・・という話をチラチラきいたので、まずはお値打ちシリーズから購入してみました。
それも、「いい」と聞いていた「ネラ・ターヴォラ」ではなく、あえて「メルロ」と「シラー」を

まずは「メルロ」をテイスティングしましたが、コストパフォーマンスの高さを感じました。
うまくバランスをとった味わいでした。
突出した部分があるわけではないのですが、香り、味わい、酸味、旨みが程よく融合されているイメージでした。
今、よく聞くオーガニックのブドウ本来の果実実の強さや複雑味、長い余韻etc...という感じではないです。
でも、昼下がりにみんなで楽しめる赤ワイン、グラスワイン等で気軽に飲んでいただけるような、そんなバランスのいいワインでした。