ワインの話 

2007年12月05日 | Weblog
頑張ってブログを書こうと決めたので
(もう何度もそう挑戦したのも事実ですが・・・
いろんなことを、書こうと思います。
特にここはレストランなので、旬の食材やなかなか入手できない食材、ワインの話や、チーズの話も載せちゃいたいな~なんて思います。

「雀の庵」にはいろんな種類のワインを置こうと心がけてリストを作っています。
正直言って、在庫の本数は少ないのですが、さまざまな地区の、さまざまな葡萄のさまざまな思い入れのあるワインたちを、お客様のご要望にあわせてお出しできたら・・・と思っています。
(時として「これと同じワイン○本持ってきてよ~」と言われという感じの時もあります・・・)

イタリア料理だからイタリアワインという言葉も理解できます。
その土地で作られた食材や料理と、その土地で作られたワインといろんな説明や理由付けはあるにしろ、実際ためしてみるとよくわかります。
(この話をすると、長くなるのでこの辺で・・・)
「雀の庵」と「三雀庵」はイタリア料理のお店ですが、日本でとれたおいしい食材をいっぱい使用しています。
他の国の輸入食材やスパイス、ハーブも使用します。
料理一皿一皿に、いろんな味わいと可能性がでてくると思うんです。
だから、イタリアワインにこだわる必要性はないんじゃないのかな・・・と思う訳です。

ワインを「ウンチク」を言ってどーのこーのって言う飲み方も悪いわけではないのですが、普段、普通に生活をしている方々が
「あっ、これおいしいね
「これ、料理に合うね」
「そうそう、今日はこの味わいのワインが飲みたかったんだ」
そんな感じで、もっとワインを楽しめたらいいなって思います。
こういう「幸せ」って生活していく上で、大事な要素だと思います。

ワインに限らずどんなものでもそうかもしれませんが、生産者の「熱き思い」や「ゆずれないこだわり」・・・実際にその現場に居合わせることも、その話を直接聞くことなんかはできないけど、出来上がってきたものから、私みたいな単なる消費者レベルにその思いが伝わってきます・・・ワインにはそれがあるような気がします。

ワインから「おいしく飲んでほしい」という言葉がコルクを抜いたときに聞こえてくるような気がします。
そんな思いを、そのままお客様の要望にあわせて、お客様それぞれへその生産者の方々の声を届けるのが、きっと私の仕事なんでしょうね・・・。

ワインの話になるとどーも熱くなってしまいます・・・。