パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

運(自分を信じる心)

2014年01月26日 19時37分26秒 | あれこれ考えること
綱とりから一転
稀勢の里は負け越し、おまけに負傷
勝因は不明なことが多いが、負けるには理由がある
なるほど、わからないこともない

稀勢の里は表情からして初めから余裕がなかった
精神状態が表情に現れてあれでは相手につけ込まれてしまう
(のが素人目にもわかる)

他人ごとだから無責任に言ってしまえば
彼は自分を信じることができなかった
としか思えない

横綱になるには多分強さだけでなく勢いが必要、運も必要
その勢いとか運を「今だ!」
と自分に信じこませることができないのは
根拠の無い自信を信用出来ないと言う性格によるものか
それとも自分はやることはやった
後は野となれ山となれと開き直ることができない性格なのか
あるいは、そこまでやりきっていないのか

優勝する人は結果的に限られている
滅多にないチャンスを手にする人
こぼしてしまう人

運は本当は何が何でも勝ち取らなきゃ
特にプロの世界は!

これは相撲だけじゃない
サッカーにしても同じこと
優勝・得点王・ワールドカップ代表に選ばれること
これらも運を掴み取った人と取れなかった人の差は大きい

最終的には自分を信じられるか(無理矢理にでも)
の問題となるかもしれない
本田はミランの10番に「自信がある」と口にした
そうやって自己を高めていくのが彼のやり方
そして今までそうやって登ってきた

柿谷は彼のせいではないだろうが年末年始
テレビに出ずっぱり
そのために軽い感じを受けないでもないが
ある面今ノッていると信じ込んでいるのかもしれない
また、たとえ自分より上手い人間がいても
やせ我慢でも自分のほうが上手いと思い込もうとする
みたいなことを言ってたが
プロはこういう性格のほうがいいのだろう
もっともだからといってこれから先
うまくいくかどうかは分からないが

練習はなぜするか
技術の更なる向上・精度のアップのため
というより自分を信じるためなのかもしれない
と思ったりしたが、やっぱり訳の分からない
「運」ってあるのだろうか

そしてその運は一生続くものではないところが
とても怖い
結局、万事塞翁が馬ということ
(最終的な運の良さなんて誰もわからない)
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