パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

交響曲第2番

2021年12月04日 18時47分50秒 | 音楽

ヴァーグナーはそれほど気にいらなかったらしいが
彼が比べた上で好んだ第3番よりは、自分は第2番の方が好きだ
ブルックナーの交響曲第2番ハ短調は特に前半の2つの楽章をよく聴く

壮大な曲というより、自然の中にいるような心地よい気持ちにさせる曲で
特に第2楽章は何故か雨のザンクトフローリアンあたりの風景が頭に浮かぶ

交響曲第2番は、結構名曲が多い
シベリウス、ブラームス、マーラー
この中では最近はマーラーはパスしたい気分になることが多いが
シベリウスもブラームスも聴くといつもそれなりの感動を覚える
だが好きなものは好きというだけで、感動の総量はあまり関係ないように思えてしまい
ブルックナーの作品は愛しくてたまらない

田舎のおっさんの風貌のブルックナー(マーラーやブラームスの美貌と比べると悲惨な印象)
ウィーンのヴェルデベーレ宮殿の一角にはブルックナーの最後の家がある
ヴェルデベーレ宮殿はクリムトの絵を見に来る人は多いが
ブルックナーの家を見に来る人はよほど物好きでないと来ない
(自分が行った時も写真に撮る人はいなかった)

可愛そうなブルックナー
マーラーはいつか自分の時代が来る、、と言ったそうだが
個人的にはブルックナーの時代こそが本当に来てほしいと思う
ところで2番の第2楽章はこんな曲

Bruckner ~ Second Symphony - II (Andante)



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「リアル二刀流 ショータイ... | トップ | 一番身につくのは教えること »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

音楽」カテゴリの最新記事