自分の記憶が正しければ、昔、衛星放送が試された時
ビートルズの「愛こそはすべて」の録音風景が放送されたその前に
「ロメオとジュリエット」の映画撮影を報じるシーンがあった
なんでもすごく若い女性と男性によって演じられるとのことで
その若すぎる年齢にびっくりして記憶に残っている
その映画のテーマ曲がフィギアスケートでもよく使われるニーノ・ロータが作曲した「what is a youth?」
内容的に男が見に行くには少し恥ずかしい思いもあるけれど、ジュリエット役のオリビア・ハッセーが
とてもかわいくて、魅力的で、切なくて、きっと人生の一時期しか見られないような輝きに満ちていて
見るだけで胸をかきむしられるような思いにさせられて豊橋の映画館にでかけた
歌が歌われるシーンがYoutubeにあった
Romeo and Juliet (1968) - What Is A Youth (Music Video)
これを見ると、今でも心がざわつく
昔の多感な時代のことを思い出すからではなくて、映像と音楽自体がまるで今の生き方を
このままで良いのか、、と問われているようで
(馬鹿ないざこざは悲劇を生んでしまう、、と)
話は飛んで有名な映画「ローマの休日」
この映画を見たのは知り合いからビデオを借りた時が最初で、
なるほどこれは人気が出るはずだとの思いをもった
オードリ・ヘップバーンがショートカットヘアーにしたときの可愛らしさは
ほんと衝撃的で、みんなが真似したがる気持ちは、男でも納得できる
そこでフト考えた
今の若い人がこれらの映画を見たらどのような感情を持つだろうかと
「ローマの休日」はなんとなく想像できる
でもこの「ロメオとジュリエット」は少し思いつかない
可愛いだけで済まないというより、それ以外の何かが大きすぎて
歌のタイトル「what is a youth?」がすべてを表しているのかも知れない
おっさん的に言えば、今の子は、生きているうちで一瞬しか純粋になれない貴重な時間を
無駄に過ごしていないか、、、とおせっかいにも思ったりする
もっともそんなことは全然なくて、自分が全然見に行く気がしなかった「君の名は」で
切ない思いや焦燥感、濃密な時間は感じられているかも知れない
でも、やっぱりオリビア・ハッセーの「ロメオとジュリエット」を見たらどう思うか
聞いてみたい気がするな
(本当にオリビア・ハッセーはきれいだな、、布施明の奥さんになるなんてとても信じられなかった)
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