パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

不安

2017年04月18日 10時13分00秒 | あれこれ考えること

何故か胸騒ぎがする
なにか落ち着かない
よくわからない気分にずっと襲われているようだ

そんな気分に押されてここ一・二年で求めざるを得なくなった本が
「太平洋戦争と新聞」前坂俊之
「戦争まで」「それでも日本人は戦争を選んだ」加藤陽子
「近代の超克」小林秀雄ら
「超国家主義の倫理と心理」丸山眞男
「全体主義の起源3」ハンナ・アーレント
「憲法改正の真実」 小林節
「日本会議の研究」菅野完
「靖国問題」高橋哲哉
「南京事件を捜査せよ」清水潔

現在が「戦争前夜」とならないために求めた類の本

戦前は新聞紙法という法律と検閲で、いちばん大事な真実が
国民に行き渡らなかった
新聞は商売の道具として皆が喜びそうな内容の記事を先導して書き上げた

こうしたことは過去の失敗例として現在に活かされるべきなのだが
これがどうかと言えば、どうも怪しい
現在新聞紙法に代わるのが「電波法」
これは時の政権の裁量によって左右される

そして客観的な事実として現在のマスコミは、自由に報道できているか
また世間にあふれるデマゴーグは、、、(ネット上は酷いものだ)
戦争前夜ではなく、「全体主義国家前夜」ともなりそうな不安が抜けきれない

ポピュリズム、愚民政治、大衆の反逆、自由からの逃走、、
大衆は理性的な存在でないことの現実

そんなに馬鹿げた選択はしないだろうと思いたいが、それでも
不安を拭い去ることが出来ない
声をあげられるうちに、声をあげないと、、、

心配症な小市民の独り言、、 

 

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議会改革検討会議11日目と議会報告会

2017年04月18日 09時46分55秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

少しばかり意地になっている(?)あまり面白くない話題

3人と30人程度
この数字は、昨日行われた「議会改革検討会議」の傍聴者の数と
消防防災センターで行われた「議会報告会」の参加者の数
特に「議会報告会」の方は、市の職員の方も何人か来られていて、
また東郷地区ではない他の地区からの人も多く見えて、実質的な
東郷地区の方の人数はどのくらいだったのか気になるところだ

そしてこの少ないと印象をもつ「議会報告会」の数字こそが現在の議会の実態を
示しているのではないか
(だが議会改革検討会議の中でも、他の地区の議会報告会は平均してこの程度の数字と
報告されたところもあり、新城市だけが特に少ないというわけではないともありそうだが、、、)

まずは何故少ないかについて
面白そうではない、関係なさそう、との思いを持つ前に
この「議会報告会」の開催自体を知らない人が多いようだ
いつもなら知っているはずの人たちも、「知らなかった」との発言があちこちで聞かれた
告知は回覧板による方法だが、多くの人に来てもらいたいならこの手段で良かったのか
考えるべき(防災無線でも放送されていたが)

もっとも、開催を知っていたとしても聞きに行ってみようかと
行動におこすかどうかは昨日の話を聞いていた範囲では難しい
「報告会」の名のとおり、報告がされた
各委員会の所轄の説明、予算案の内容、視察の予定、、などなど
しかし、考えてみると予算等の説明は行政の仕事で現に「ほのか」で説明がされている
それをパワーポイントでわかりやすく解説したところで、それを理解するのは
前提となるたくさんの知識が必要で、それを持ち合わせていない市民はただただ一方的に聞くだけとなる
それは面白いか、、、

先だっての「議会改革検討会議」では議決の結果も大事だが、
そのプロセスを明らかにすることが必要!と勉強をしているはずだった
賛成意見・反対意見がどのようにでて、どのように最終判断をしたのか
その過程こそが議決を任される議員さんの明らかにすることで
その意味では今回の報告会はそちらの方に力点をおいて説明が欲しかった

配布された印刷物の最終ページには3月定例会の採決の結果が一覧表になっている
全員が賛成なら特に取り上げる必要はないが、この中に幾つか採決で競った案件がある
どんな反対意見があって、その内容はどうだったのか、、そのプロセスを明らかにしてもらえるなら
議員さんたちがどうのよう考えているかがわかりやすい
特にこの中に賛否(◯と☓)だけでない、採択、趣旨採択、不採択と記された請願第一号というものがある
これなどは、大半の人は何のことかわからない
(請願第一号とは、柴田賢次郎議員の12月議会での発言に関して議会の具体的措置を求める請願書)
昨日の報告会でも賛成反対討論の内容を明らかにするのが必要で、それこそが「議会改革検討会議」を開いている意義のはず
結局のところ、現時点では「議会改革検討会議」はその学んでいることを反映されていないと判断せざるを得ない

そしてこの判断から、この請願の採決時に
「議会の具体的措置は現在行われつつある議会改革検討会議が補っているから趣旨採択」という意見は
現実には機能していないことになる
これは独断と偏見かもしれないが、そういう見方もできるということ

ところで、この議会報告会は「報告会」なのか「公聴会」なのか「陳情を聞く場所」なのか
はっきりしない面がある
これは「議会改革検討会議」でも話題となったが、その後特に何か話し合われた形跡なし
(これから話あう?)
「住民の意見を聞く場の充実と工夫」として議会報告会が存在するのなら、参加者の少ないこと
は問題で、また聞いた意見の反映の仕方などはフローチャートはあるというものの、市民の実生活に
係るような答えと報告をしてもらいたいものだ

話は「議会改革検討会議」の話題に移って
昨日は、災害時における議会の行動指針策定・視察について(報告担当 小野田議員)
この日の小野田議員のパワーポイントを用いた解説は上手かった
報告担当という役割では今までの中では一番の印象
しかし、問題は、「災害時における議会の行動指針策定・視察について」という点が
どうして「議会改革」につながるのか、、という点が議員全体にしっくりしていないことが感じられた

災害時には先決処分が発せられ、どんどん進められていくことがあったが
これは二元代表制の趣旨が守られるか、、、
それをよく検討しようとするものだ

しかし、だからといって事細かな決まりをつくってしまうことは
柔軟性を欠いたものにならないか、少し心配(それは現実的かも含めて)

鈴木達議員の災害時に、議員がいなくて困ること、困ったことは何か、、、
という想定される現実からスタートして、話を進めないと、との感想があったが
確かにそこから進めないと専門職としての議員さんの自己満足に終わってしまわないか
議会改革はあくまでも社会に如何に落とし込んでいくかが肝心なはず
議員さん間の法的な整合性だけが問題ではないはず
正直なところ、今回はこの問題が議会改革につながるとは感じられなかった

ところで、請願第一号に関する情報はこちら⇒例の発言に関する請願書

 

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