ここに古い写真がある。
私が初めて本格的な岩登りをした時の写真だ。
一緒に写っているのは、京都大学の研究室の後輩だった石川龍彦さんだ。
今から40年以上前の出来事だ。
場所は、穂高屏風岩1ルンゼ。
2人とも、どことなく緊張している。
それからひたすら山に登り、私はアンデスで初登頂を達成し、登山を卒業した。
そこが私の限界だと思ったからだ。
伝え聞くところによると、石川さんはまだ山に登っているらしい。
登山というのは不思議なスポーツだ。
まるで麻薬のように惹かれてしまう。
なかなかやめれなくなる。
気をつけて続けて欲しいと願っている。
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