炭所望は亭主の所望により客が炭をつぐ作法です
炉の季節に行うきまりになっています
半田にぬれ灰を入れて平らにならします
底取りで左巴に書いていきます
中心部は少し力を入れて巴にする
中央に長火箸を置きその上に斜めに底取りを置いて準備終了
点前 炭取りを持ち出し釜を上げ、勝手つきに引き環をはずす
炭取りを炉近くいつも釜を上げるところに移動する
水屋に戻り巴半田を持ち出して炉近くに置きつける
炉中の大きな炭からあげていきます
細かい下火は炉中の真ん中に集め底取りで
向こうより手前にすくいとって半田に上げます
灰の山を崩し、四隅よりかき上げ半田より
大振りな下火を3個ほど炉中に入れます。灰をまき
胴炭をつぎ正客に炭つぎの所望をいたします
2007の稽古
4月は、ずっと肌寒い日が続いていたので、炉のあるお稽古が有難かったです。
その後、私のお稽古はなかなか進歩せず、お炭点前はまだまだ先です。その上、お習いしている先生に、
「炭が大変なので、これから電気にしていいかしら」
と打診され、内心、びくっ!
お炭点前をとっても、とっても楽しみにしていたのにぃ~~~~。
というわけで、2007年の御稽古ともども、羨ましく拝見させて頂きました。
でも、お茶のお稽古の日は、いつも楽しみで、続けております^^
連れ合いの理解あればこそですね。
茶道の奥義とも言うべきかもしれません。
灰が自然にあるがままの姿でと言うのが
理想ですが、やはりそこは難しいですよね。
昔ある茶人さんは隣家が火事になった折に
灰をもって非難したと言う話もあるそうです。
雪国も昨日今日はようやく温かくなりホーとしていますが朝晩は未だ暖房が手放せません。
いつも清清しいお花拝見してすごい感性に
敬服しています。どんな時間に浮かぶので
しょうか。