グランマのまなこ

デジカメ片手に、あれこれ
綴っています

炭所望

2010-04-18 21:10:49 | 茶道
四月の稽古場
炭所望は亭主の所望により客が炭をつぐ作法です
炉の季節に行うきまりになっています


半田にぬれ灰を入れて平らにならします


底取りで左巴に書いていきます


中心部は少し力を入れて巴にする
中央に長火箸を置きその上に斜めに底取りを置いて準備終了
点前 炭取りを持ち出し釜を上げ、勝手つきに引き環をはずす
炭取りを炉近くいつも釜を上げるところに移動する
水屋に戻り巴半田を持ち出して炉近くに置きつける


炉中の大きな炭からあげていきます


細かい下火は炉中の真ん中に集め底取りで
向こうより手前にすくいとって半田に上げます
灰の山を崩し、四隅よりかき上げ半田より
大振りな下火を3個ほど炉中に入れます。灰をまき
胴炭をつぎ正客に炭つぎの所望をいたします
2007の稽古





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4 コメント

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あこがれのお炭点前 (たんぽぽ)
2010-04-28 21:32:04
早いもので、炉の季節もいよいよ今月で終わりですね。

4月は、ずっと肌寒い日が続いていたので、炉のあるお稽古が有難かったです。

その後、私のお稽古はなかなか進歩せず、お炭点前はまだまだ先です。その上、お習いしている先生に、
「炭が大変なので、これから電気にしていいかしら」
と打診され、内心、びくっ!

お炭点前をとっても、とっても楽しみにしていたのにぃ~~~~。

というわけで、2007年の御稽古ともども、羨ましく拝見させて頂きました。

でも、お茶のお稽古の日は、いつも楽しみで、続けております^^





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たんぽぽ様 (グランマ)
2010-05-03 19:19:19
この次の稽古は風炉の点前かな、など思いながら書き込みました。春も進んで来るとと炉もうっとうしい感じがしてきますね。季節感を大事にする茶道ならばこそでしょうか。4月4日は利休忌の茶席がありましたが親戚の49日法要とと納骨があり出席で来ませんでしたが、18日は春雨庵11日は山寺芭蕉記念館の茶会を楽しみました。5月9日は友達が席主の月釜が宝紅庵で催されます。   
連れ合いの理解あればこそですね。
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炭・灰 (nageire)
2010-05-09 08:31:32
やはり炭や灰の手前は
茶道の奥義とも言うべきかもしれません。
灰が自然にあるがままの姿でと言うのが
理想ですが、やはりそこは難しいですよね。
昔ある茶人さんは隣家が火事になった折に
灰をもって非難したと言う話もあるそうです。
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nageire様 (グランマ)
2010-05-18 12:43:19
ご無沙汰しております。
雪国も昨日今日はようやく温かくなりホーとしていますが朝晩は未だ暖房が手放せません。

いつも清清しいお花拝見してすごい感性に
敬服しています。どんな時間に浮かぶので
しょうか。
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