bigjokeの ☆ SPECIAL Days ☆

安全地帯&玉置浩二が大好き♪
ダンナと2人のムスコと過ごす、平凡だけど特別な日々を、気ままに綴ります。

佐々成政展

2013年09月22日 | 趣味
先日、久しぶりに一人で博物館に行ってみた。

最近は、子供を連れて行く「科学博物館」「恐竜博物館」「水族館」「動物園」ばかり。去年、両親と一緒に美術館に行ったのがすごーく久しぶりだった。独身時代はよく美術館博物館などには行ってたんだけど。一応、大学で博物館学も受講して、学芸員資格なんかも持ってるは持ってるんだけど・・・実際には全く役に立ちそうにはない。

富山市には「富山市博物館等共通パスポート」っていうのがあって、年間1000円でパスポートを購入すると、市内の13施設に自由に入館できる。子供らが大好きな「科学博物館」や「動物園」も対象施設なので、ここ数年毎年購入している。
そのパスポートで、市内中心部の富山城にある「富山市郷土博物館」にも入館できることに気づいて、行ってみたいと思っていた。

現在、その「富山市郷土博物館」では、「戦国越中の覇者 佐々成政」という特別展をやっているので、行ってみた。



「佐々成政」といえば、全国的にはどれぐらい知名度があるかよく知らないけど、ここ富山では名前はよく知られた戦国武将。ただ、そこそこ歴史好きなワタシでも、これまでは名前と「県内の山中に埋蔵金を埋めたという伝説がある」ことぐらいしか知らなかった。
特別展を見に行くにあたって、予備知識として、ネットで簡単に佐々成政の生涯を調べてみた。富山城の城主だったことは知っていたけど、たった5年しか富山(越中)には居なかったこと、切腹して亡くなったことは初めて知った。

そして、博物館へGO!
前回「富山市郷土博物館」に入ったのは、もう15年前とかになるんだろうか?以前の雰囲気とは全く違って、予想以上に小奇麗になっていてびっくり!以前は、薄暗い展示室に展示品と文字ばかりの難解な解説パネルが並んでいるだけだった(ような気がする)けど、今は違う。映像を大型ビジョンに映して解説、壁面の解説パネルも肖像画や図・写真を取り入れていたし、大きなジオラマもあったし、なかなか工夫されていていい感じ~
久しぶりに一人でゆっくりと歴史に触れられるということで、かなり念入りに、一つ一つの解説をゆっくり読んだ。かつてちょっとだけ手を付けたことがある「古文書」も、やっぱり難しいけど、解説と見比べながら丁寧に読んでみた。
それほど広くもない展示スペースだけど、気がついたら2時間近くが経過。やっぱり、好きなことに没頭すると時間って忘れちゃう。あまりに時間をかけすぎて、常設展示の一部を見る時間なく退出・・・まぁ、年間パスがあるから、常設展の方は特別展のない時期にでもまた時間を見つけて行けばいい。

最後、成政が切腹させられる経緯を、命じた秀吉自らの筆でしたためた朱印状があったんだけど、それ読んでなんだか切なくなっちゃった・・・成政が新たに与えられた肥後(熊本)で、着任まもなく一揆が起こってしまった。そんな成政に天下人秀吉は、「一揆方の頭を死罪にしたので、『喧嘩両成敗』の精神から成政だけを許すわけにはいかない。成政は悪くはないんだけど・・・切腹してね」と。釈明のため秀吉のいる大阪へ向かうも、会ってもらえず、尼崎で切腹・・・

名前だけしか知らなかった「佐々成政」という人物に俄然興味が湧いてきた!ので、その日のうちに成政の伝記本をネットで注文。(近所の書店には置いてなかったので・・・)早く読みたいな!

いや~歴史ってやっぱり面白い!