bigjokeの ☆ SPECIAL Days ☆

安全地帯&玉置浩二が大好き♪
ダンナと2人のムスコと過ごす、平凡だけど特別な日々を、気ままに綴ります。

昔は良かった・・・

2007年02月23日 | 雑記
還暦も過ぎた義父が、事ある毎に口にする言葉。
「日本はこんな国じゃなかった。昔は良かった・・・」
テレビで事件の報道があったとき、特集モノで「格差社会」なんかを取り上げたとき、などなど。

ただ、ワタシはそれほど「昔は良かった」なんて思わないから、すごい違和感たっぷり。でも、反論したところでもともとの考え方の違いだろうから意味ないし、聞き流してマス。

ワタシも義父の年齢になったら、「昔は良かった・・・」なんて思うのかなぁ。そうだとしたら、なんだか、ちょっと寂しいなぁ・・・

いつの頃からか日本は「格差社会」になって、「勝ち組」「負け組」なんて言い方をされるようになった。
テレビではよく「負け組」になってしまった人が、日々どんなに苦しい生活を送っているかを報道しているけど、「勝ち組」になった人がどんな努力をしてそこにたどり着いたのかはあまり見かけない。
そんな番組を日々見ている義父は、ここ最近の犯罪傾向なども「格差社会が悪い、昔はそうじゃなかった」っていう捉え方をしているようだけど、本当にそうなのかなぁ???
確かに、中にはいわゆる「中流」の生活を維持できたなら犯罪に走らなかった人もいるかもしれない。でも、日々必死で苦しい生活を送りながらも、犯罪に走らずまじめにコツコツやってる人のほうが圧倒的に多いはず。だとしたら、「格差社会が犯罪の温床」だなんて安易に言うのは、まじめにやってる人たちに対しても失礼な話だ。

かといって、「勝ち組」に属するであろう人たちのモラルの低下も目に余る。
役所や企業が、平気で「捏造」「粉飾」「隠蔽」なんかを繰り返して、「バレなきゃいいんでしょ?」というのが見え見えだ。結局、マジメにコツコツやってる人が、その尻拭いをしなきゃならない。それが、腹立たしい・・・

結局ワタシは、何が言いたいんだか・・・よく分からなくなってきた・・・

ワタシの願いは、簡単だ。
これからムスコが生きていく社会が、努力が正当に報われる社会であって欲しい。決して、「正直者がバカを見る」なんて世の中になりませんように・・・