旧約時代の断食は、罪の悔い改めや、
災いからの救いを嘆願するものがほとんどでした。
また、当時の律法主義者たちによって、
宗教心を表明するだけの行為に格下げされることもありました。
しかし、主は、新しい断食を示し、信徒一人ひとりに聖霊を与えることで、
これを新しい次元のもとへと昇華させたのです。
新約聖書では、神はすべての信徒に御心を示しました。
1コリント人への手紙
2:10 そして、それを神は、御霊によってわたしたちに啓示して下さったのである。御霊はすべてのものをきわめ、神の深みまでもきわめるのだからである。
ヘブル人への手紙
10:19 兄弟たちよ。こういうわけで、わたしたちはイエスの血によって、
はばかることなく聖所にはいることができ、
10:20 彼の肉体なる幕をとおり、わたしたちのために
開いて下さった新しい生きた道をとおって、
はいって行くことができるのであり、
10:21 さらに、神の家を治める大いなる祭司があるのだから、
10:22 心はすすがれて良心のとがめを去り、からだは清い水で洗われ、
まごころをもって信仰の確信に満たされつつ、
みまえに近づこうではないか。
弱い人間が、神の心を体験できるというのは驚くべき特権です。
私たちはその経験を深めないまま生きてはいけません。
1コリント人への手紙
2:10 そして、それを神は、御霊によってわたしたちに啓示して下さったのである。
御霊はすべてのものをきわめ、神の深みまでもきわめるのだからである。
2:11 いったい、人間の思いは、その内にある人間の霊以外に、
だれが知っていようか。それと同じように神の思いも、
神の御霊以外には、知るものはない。
2:12 ところが、わたしたちが受けたのは、この世の霊ではなく、
神からの霊である。それによって、神から賜わった恵みを悟るためである。