日伊文化交流協会

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福岡旅行(その2)

2010年05月09日 13時57分08秒 | 日本国内旅行
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山口県の秋吉台と並び、福岡県の平尾台は、雄大なカルスト台地が広がることで知られています。

平尾台のカルスト台地
ここも、野焼きが行われるので、高い樹木がありません。こんな風に広い平原って関西にはないんですよねぇ~。一応奈良の若草山があるけれど、もっと規模が小さいですから。




羊群原といわれる丘。羊がいっぱいいるみたいでしょ。
この場所は岩が多すぎだからそうでもないけれど、遠くから見たらほんとうにそんな感じに見えます。




で、カルスト台地とセットになっているのが、鍾乳洞。

私も全国あちこちの鍾乳洞に行っていますけれど、今回の鍾乳洞ほどアドベンチャー気分が味わえた鍾乳洞も珍しい。

事前にネットで調べていたので、

水の中を歩くためのゴム草履(ビーチサンダルっていうより、私たちは足首を固定するタイプの本格的なもの)を用意し、そして、マイヘルメットに、マイ懐中電灯。
更に、両手をあけられるように懐中電灯ホルダーまでつけて、もう完全装備・・・

しかし到着してみると、ブランド物のバックを持ったままの人とか、子供を抱っこしている人とか、妊婦さんとか、えええ?そんなんで大丈夫なの? って思う人もたくさん。


「私たちってちょっと場違いかしら?」

なんて思って出発しましたが、いや、完全装備で正解でした。
むしろまだ足りなかったカモ・・・


《千仏鍾乳洞》

千仏鍾乳洞の入口




この鍾乳洞内を水が流れる珍しい鍾乳洞、いや、水が流れているのはどの鍾乳洞でもあるんですが、その水の中をザブザブ歩いて進むんです。




最初足をつけた瞬間は、ちべてーーーーーーーって叫びたくなるような冷たさですが、徐々に慣れてきます。


その上距離が長い・・・

こんな難所も一杯




更に、最終的には電灯はココまで

と言う表示があって、その先は真っ暗。
懐中電灯ナシでは進めません。


鍾乳洞の前半、水に入る時点で、足元がかなり怖い(岩がツルツル滑る)ので、まず妊婦さんや高齢者が脱落しましたが、電灯がなくなった時点で殆どの人が引き返します。


更に最大の難所があって、そこはちょっと水に潜らないと先に進めないんです。
なので、2人じゃないと、どっちか懐中電灯を照らしてもらうとか、あとはデジカメとか、携帯とか濡れたらだめなものを持ってたりしてもダメ。

私たちはかなりトライしたのですが、そこを潜り抜けた先が見えないだけに、断念しました。
次回は着替え持参で再トライしたい。とダンナは言ってました。


続いて行ったのは、


《目白洞》

パラダイスな印象が漂う入口。



こちらは、学習院大学のケービングチームが探索して見つけたとのことで、その学習院のある「目白」の土地の名前から、目白洞と名づけられたとか。

こちらは、先ほどの千仏鍾乳洞とはうって変わって、土というか粘土質の赤土の中を歩いていきます。巨大な一枚岩が特徴で、鍾乳石はあまり見れませんでしたが、こちらも趣が違っていて楽しい。

見事な一枚岩




最後は、

《牡鹿鍾乳洞》

牡鹿鍾乳洞は、日本最大級の垂直洞、垂直に階段を下りていくので、すごぉ~く深く感じます。とにかく下へ下へと下っていくのは、他の鍾乳洞では味わえない感覚。
どちらかと言うと、鉄や銀などの坑道みたいな感じです。

この穴に恐竜とかマンモスとか落ちたんだろうなぁ~



8万年前とも言われる、阿蘇山の大噴火によってこの地一帯が火砕流に覆われたため、本来は真っ白だった石灰岩が赤茶色になっているのですが、このように懐中電灯を照らすとキラキラと輝く鍾乳石が見えます。

光を当てるとホラ



そんなこんなで鍾乳洞を満喫し小腹もすいたしどうしようか・・・と言うことになって、『平尾台自然の郷』へ。

地方にばら撒かれた「ふるさと再生支援」みたいな予算で作ったような感じがしないでもないけれど、なんと入場料は無料。駐車場代のみで、中はいわゆる憩いのスポット。

この公園は敷地がすごく広いから、もう一つの丘まではこの汽車ポッポを使う人が多いみたい。




小腹がすいたしどうしようか・・・と思っていたところ、既に時間も3時だったので、お弁当が半額になってました。

それもコンビに弁当じゃなくて、こんなの↓



蓋には、名物の「じんだ煮」が入っていると書いてあるものの、そのじんだ煮とは何かよく解らないままに頂きました。

帰ってから、ネットで調べたら、新鮮な鰯を糠みそを煮付けのだし汁として、醤油、みりん、砂糖、唐辛子、山椒などを加えて炊いた料理とありました。

写真ではバレンの下にかくれちゃってますが、確かにピリリとした、イワシの甘露煮のようなものが入ってました。
ご飯はもち米だったし、すごくおいしかったです。

食後にブルーベリーソフトクリームを食べたのですが、これが絶品!!!




最近、ご当地の特産品を使って、ワサビソフトとか、塩ソフトとか、チューリップソフトなんてちょっと変わったものから、梨ソフトや、巨峰ソフト、とか様々。

でも大体は、うっすらとそういう色をしている程度。
または、チューリップソフトに至ってはその人工的な味に辟易したのですけれど、このブルーベリーソフトはホンマモン。って感じでした。

ブルーベリーって実際に食べると結構皮が厚いんですけれど、そういう皮もそのまま入ってる感じで本当に濃厚でした。

コレは食べる価値ありです。
てなことで二日目も無事終了・・・。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
行きたい! (infoitalia)
2010-05-10 04:30:06
がっちゃんさん!鍾乳洞巡り楽しすぎます!特に千仏鍾乳洞!水が流れる中をガシガシ歩いて挑戦したいです。完全装備でも断念しなくちゃいけないくらいなんですね(ワクワク)でもその先に何があるのか見えないってちょっと怖いかも、見たことない生物が生息してたりして。牡鹿鍾乳洞の垂直に階段を下りていくのも面白そう、でも戻るときは同じ階段を登るのですか?
ブルーベリーソフト、濃厚な味で美味しそうですね~♪ところでチューリップソフトって・・。なんでもありですね。笑
返信する
お返事(その1) (がっちゃん)
2010-05-10 13:16:28
☆infoitaliaさまへ☆
>がっちゃんさん!鍾乳洞巡り楽しすぎます!
>特に千仏鍾乳洞!水が流れる中をガシガシ歩
>いて挑戦したいです。

でしょう?
カワグチヒロシ探検隊気分が味わえますよ。
私も数々の鍾乳洞に行っていますが、(多分20以上)ここは格別です。

>牡鹿鍾乳洞の垂直に階段を下りていくのも面
>白そう、でも戻るときは同じ階段を登るので
>すか?

そうなんですよ。これがね~かなりきつかったです。

>ブルーベリーソフト、濃厚な味で美味しそう
>ですね~♪ところでチューリップソフトっ
>て・・。なんでもありですね。

北海道に行った友達が、ラベンダーソフトをたべて、花は食べるもんじゃない。って言ってました。
返信する
Unknown (emi)
2010-05-13 01:50:39
鍾乳洞の中キレイですねー
本当気をつけないとでこぼこして、頭ぶつけちゃいそうで危ないですね。
ヘルメットや懐中電灯はしっかり持参されたんですよね~?準備万端でさすがです!!ブルーべりーのソフトクリームみるからにおいしそうなのが伝わってきます!!
返信する
お返事(その2) (がっちゃん)
2010-05-15 13:46:19
☆emi様へ☆
連続のコメントありがとうございます。
そうなんです。
鍾乳洞、最初はフツーの観光客っていうと変ですが、最近流行のファッション、チュニックにレギンス、それにミュールをあわせたブランドバックみたいな人が多くて、私たちってちょっとやりすぎかな?
って思ったんですけれどね、頭をぶつけるような場所も何箇所もありましたし、正解でした。

ブルーベリーソフトは本当においしかったですよ。
日陰で見ると、どすグロイ紫色で、余りおいしそうに見えなかったんですが、いわゆるこれが本物って感じの味でした。
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