いやーーー、なんかログインの方法すら忘れてしまったぐらいブログから遠ざかってしまいました。
がっちゃん、何をやってたか?
別に何も変わったことはないんです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_yodare1.gif)
ただ、ブログを休んでいる間に、東日本大震災もあったし、なんだかもうこんなアホなことばっかり書いているのもなんだかなぁ~と言う気持ちになってしまい、ブログへの情熱がなくなっちゃいました。
今までは、記事をアップするとついついコメントが気になって、携帯からチェックしたりとかしてましたけれど、それはそれで一種の中毒。
放置してる間、それはそれで健康的な感じでもあったので、このまま閉めちゃってもいいかなぁ。って思ったりもしましたが、久々にちょっとビックリ&嬉しいことに出会ったので書いちゃいます。
まず今年もイタリア映画祭に言ってきまして2日間で6本見ました。
かなりハードな2日間でしたけれど、今年はどれもイマイチで、こりゃ絶対もう一回みたいとか、友達に紹介したいとか、DVDが出たら買うぞ!とか、そういうのが一本もなくて残念でした。
でも、今年はイタリア映画の劇場公開が多くて楽しみなんです。
で、7月頭に、
『愛の勝利を-ムッソリーニを愛した女』
を見てまいりました。
コレは、ワースト3に入るつまらなさ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
まっ私の思いこみもあったからかもしれませんけれど。
ほらムッソリーニが処刑されるとき、愛人も一緒に処刑されましたでしょ。
だから、日本で言えば、豊臣秀吉の側室、茶々みたいな感じかな。ってね。
それが・・・
これは一言で言うと、
ストーカーの話でした。
既に相手の気持ちが冷めたにも関わらず、彼は私を愛しているはず。と言って後をつけまわすのは、もうストーカーとしかいいようがない。こういうのは女の強さでもなんでもなくて、たんなる粘着質で、自分しか見てないエゴイスト。
まっそれはおいておいてですね。
またもや同じようなタイトルですけれど、
『プッチーニの愛人』
ってのを見てきました。
オペラファンの間では周知のことらしいのですが、『ドーリア・マンフレーディ事件』を元に描かれた作品です。
とは言え、私は、そのドーリア・マンフレーディって何???
って感じだったので、ちょっとチラシを読んでから観に行きました。以下はあらすじです。
■映画:プッチーニの愛人(原題/Puccini e la fanciulla)
■監督/脚本:パオロ・ベンヴェヌーティ
■原案/音楽:パオロ・バローニ
■撮影:ジャンニ・バッティスタ・マッラス
■出演:タニア・スクイッラーリオ/リッカルド・ジョシュア・モレッティ/ジョヴァンナ・ダッディ/デボラ・マッティエロ/フェデリカ・ケッツィ、他
■製作年:2008年アメリカ映画/84分
映画『プッチーニの愛人』公式ホームページ
_/_/_/_/_/_/_/_/_/
《あらすじ》
プッチーニ家で働くメイドの、ドーリアと夫プッチーニとの関係を、妻エルヴィーラが疑い、ドーリアを厳しく責め立てた。周囲からの白い目に耐えられず、彼女は、身の潔白を示すために、自ら命を絶った。『ドーリア・マンフレーディ事件』と呼ばれるこのスキャンダルの真実はどこにあるのか。
トッレ・デル・ラーゴの美しい景観の中、静かに繰り広げられる、女性を愛し続けた作曲家の情熱的な生の断片と捜索の秘密。そしてクラシック音楽界の最大の謎の一つが今解き明かされる・・・
_/_/_/_/_/_/_/_/_/
でね、なんとこの映画ほとんど『台詞』がないんですよ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
ちなみに、映画字幕の担当は長友紀裕と言う人でしたけれど、この場合のギャラってどうなんでしょうね(笑)
全くないってわけじゃないんですが、やり取りされるメモや書簡を朗読することで、状況を少しずつ明らかにする。みたいな・・・
でも、手紙ってそんなにしょっちゅうやり取りしているわけじゃないし、なんだろ、パントマイムっていうか、影絵みたいなのとかそういうので、誰かと誰かが愛をかわしてる様子が垣間見える・・・って感じで話が進むんですよ。
なので、とにかく「じれったい」
まぁそれが狙いでもあって、結局のところプッチーニの愛人は誰かよく解らないし、妻が疑うのもうなずける。って思うようなしぐさをプッチーニもしょっちゅうやってたりもする。
見ている人にもそういう疑惑を植えつけようする意図もわかるんですが、なんせ通常の会話がまったくないので、登場人物の関係が解りにくいし、いやもう『無声映画』みたいで、正直退屈でした。
ちらしには、
サイレント映画を彷彿とさせるこの手法は、ノスタルジックに20世紀初頭と言う時代を蘇らせると共に静謐な空間を生み出す
ってなことを書いてありましたけれど、
私の感想は
レトリックにこだわりすぎたつまらない小説
って感じでしょうかね
いやーーー情緒のカケラもなくてすいません。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_cry.gif)
美しい映画ではあったんですけれどね。芸術的過ぎました。
でもね、休んでいたブログをわざわざ復活させてまで、この映画を紹介しようと思ったのは、なんと、
知り合いが出演していた
んです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en1.gif)
プッチーニの別荘が、トッレ・デル・ラーゴにあり、別荘から見下ろす湖畔に浮かぶ小さなレストランで、夜な夜なアコーディオンに合わせて人が歌い踊るんですが、そのアコーディオン奏者として出演していました。
お友達と言うほど親しいわけじゃなくて、一緒に何度か仕事をしたことがある。と言う程度のお付き合いで、お名前は、パオロ・ビアンカラーニさん。
デュオ・イタリーと言う2人組のカンツォーネ歌手として、高島屋、阪急のイタリアンフェア、また読売新聞が主催した『東京ドームインイタリアンフェア』でのイベントで出演したことがあり、来日回数が5回を超えるので、もしかして聞いたことがある。とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
2人組みの失礼ながら『おじいちゃん』と言って良い年齢のお二人で、パオロさんが、歌とアコーディオン。フェッラーロさんがバイオリン演奏をされますが、本当に素晴らしい舞台で、イベントでやっていても毎回ファンがつく。と言う感じです。
そのパオロさんが映画の中でアコーディオンを弾いて出演していたんです。顔がわかるほどはっきり映ってたわけじゃないのですけれど、映画の中で結構アコーディオンが流れるシーンがあって、上手い演奏だなぁ~って思ってみてたんです。
で最後の膨大なエンドロールを読んでいたら、
Fisarmonica Paolo Biancalani
との名前を発見し、もしかして!!!と問い合わせてもらったところ、本人が出演していたとのことです。なんだかすごく嬉しかったです。
ブログを休んでいる間にも、色々書きたいことがあったけれど、なんだかちょっと書く気になれなかったんですけれど、なんだか嬉しい驚きって感じで、久しぶりにアップしてみました。
がっちゃん、何をやってたか?
別に何も変わったことはないんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_yodare1.gif)
ただ、ブログを休んでいる間に、東日本大震災もあったし、なんだかもうこんなアホなことばっかり書いているのもなんだかなぁ~と言う気持ちになってしまい、ブログへの情熱がなくなっちゃいました。
今までは、記事をアップするとついついコメントが気になって、携帯からチェックしたりとかしてましたけれど、それはそれで一種の中毒。
放置してる間、それはそれで健康的な感じでもあったので、このまま閉めちゃってもいいかなぁ。って思ったりもしましたが、久々にちょっとビックリ&嬉しいことに出会ったので書いちゃいます。
まず今年もイタリア映画祭に言ってきまして2日間で6本見ました。
かなりハードな2日間でしたけれど、今年はどれもイマイチで、こりゃ絶対もう一回みたいとか、友達に紹介したいとか、DVDが出たら買うぞ!とか、そういうのが一本もなくて残念でした。
でも、今年はイタリア映画の劇場公開が多くて楽しみなんです。
で、7月頭に、
『愛の勝利を-ムッソリーニを愛した女』
を見てまいりました。
コレは、ワースト3に入るつまらなさ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
まっ私の思いこみもあったからかもしれませんけれど。
ほらムッソリーニが処刑されるとき、愛人も一緒に処刑されましたでしょ。
だから、日本で言えば、豊臣秀吉の側室、茶々みたいな感じかな。ってね。
それが・・・
これは一言で言うと、
ストーカーの話でした。
既に相手の気持ちが冷めたにも関わらず、彼は私を愛しているはず。と言って後をつけまわすのは、もうストーカーとしかいいようがない。こういうのは女の強さでもなんでもなくて、たんなる粘着質で、自分しか見てないエゴイスト。
まっそれはおいておいてですね。
またもや同じようなタイトルですけれど、
『プッチーニの愛人』
ってのを見てきました。
オペラファンの間では周知のことらしいのですが、『ドーリア・マンフレーディ事件』を元に描かれた作品です。
とは言え、私は、そのドーリア・マンフレーディって何???
って感じだったので、ちょっとチラシを読んでから観に行きました。以下はあらすじです。
■映画:プッチーニの愛人(原題/Puccini e la fanciulla)
■監督/脚本:パオロ・ベンヴェヌーティ
■原案/音楽:パオロ・バローニ
■撮影:ジャンニ・バッティスタ・マッラス
■出演:タニア・スクイッラーリオ/リッカルド・ジョシュア・モレッティ/ジョヴァンナ・ダッディ/デボラ・マッティエロ/フェデリカ・ケッツィ、他
■製作年:2008年アメリカ映画/84分
映画『プッチーニの愛人』公式ホームページ
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《あらすじ》
プッチーニ家で働くメイドの、ドーリアと夫プッチーニとの関係を、妻エルヴィーラが疑い、ドーリアを厳しく責め立てた。周囲からの白い目に耐えられず、彼女は、身の潔白を示すために、自ら命を絶った。『ドーリア・マンフレーディ事件』と呼ばれるこのスキャンダルの真実はどこにあるのか。
トッレ・デル・ラーゴの美しい景観の中、静かに繰り広げられる、女性を愛し続けた作曲家の情熱的な生の断片と捜索の秘密。そしてクラシック音楽界の最大の謎の一つが今解き明かされる・・・
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でね、なんとこの映画ほとんど『台詞』がないんですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
ちなみに、映画字幕の担当は長友紀裕と言う人でしたけれど、この場合のギャラってどうなんでしょうね(笑)
全くないってわけじゃないんですが、やり取りされるメモや書簡を朗読することで、状況を少しずつ明らかにする。みたいな・・・
でも、手紙ってそんなにしょっちゅうやり取りしているわけじゃないし、なんだろ、パントマイムっていうか、影絵みたいなのとかそういうので、誰かと誰かが愛をかわしてる様子が垣間見える・・・って感じで話が進むんですよ。
なので、とにかく「じれったい」
まぁそれが狙いでもあって、結局のところプッチーニの愛人は誰かよく解らないし、妻が疑うのもうなずける。って思うようなしぐさをプッチーニもしょっちゅうやってたりもする。
見ている人にもそういう疑惑を植えつけようする意図もわかるんですが、なんせ通常の会話がまったくないので、登場人物の関係が解りにくいし、いやもう『無声映画』みたいで、正直退屈でした。
ちらしには、
サイレント映画を彷彿とさせるこの手法は、ノスタルジックに20世紀初頭と言う時代を蘇らせると共に静謐な空間を生み出す
ってなことを書いてありましたけれど、
私の感想は
レトリックにこだわりすぎたつまらない小説
って感じでしょうかね
いやーーー情緒のカケラもなくてすいません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_cry.gif)
美しい映画ではあったんですけれどね。芸術的過ぎました。
でもね、休んでいたブログをわざわざ復活させてまで、この映画を紹介しようと思ったのは、なんと、
知り合いが出演していた
んです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en1.gif)
プッチーニの別荘が、トッレ・デル・ラーゴにあり、別荘から見下ろす湖畔に浮かぶ小さなレストランで、夜な夜なアコーディオンに合わせて人が歌い踊るんですが、そのアコーディオン奏者として出演していました。
お友達と言うほど親しいわけじゃなくて、一緒に何度か仕事をしたことがある。と言う程度のお付き合いで、お名前は、パオロ・ビアンカラーニさん。
デュオ・イタリーと言う2人組のカンツォーネ歌手として、高島屋、阪急のイタリアンフェア、また読売新聞が主催した『東京ドームインイタリアンフェア』でのイベントで出演したことがあり、来日回数が5回を超えるので、もしかして聞いたことがある。とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
2人組みの失礼ながら『おじいちゃん』と言って良い年齢のお二人で、パオロさんが、歌とアコーディオン。フェッラーロさんがバイオリン演奏をされますが、本当に素晴らしい舞台で、イベントでやっていても毎回ファンがつく。と言う感じです。
そのパオロさんが映画の中でアコーディオンを弾いて出演していたんです。顔がわかるほどはっきり映ってたわけじゃないのですけれど、映画の中で結構アコーディオンが流れるシーンがあって、上手い演奏だなぁ~って思ってみてたんです。
で最後の膨大なエンドロールを読んでいたら、
Fisarmonica Paolo Biancalani
との名前を発見し、もしかして!!!と問い合わせてもらったところ、本人が出演していたとのことです。なんだかすごく嬉しかったです。
ブログを休んでいる間にも、色々書きたいことがあったけれど、なんだかちょっと書く気になれなかったんですけれど、なんだか嬉しい驚きって感じで、久しぶりにアップしてみました。
やはりヨーロッパ映画の魅力はいまでも色あせませんね。
映画的にどうとか、主演の女優の実力がどうとかと通り越して、私はどうも生理的に・・・
昨今のストーカー殺人と似ている気がして、痛かったです。
>ちなみに、映画字幕の担当は長友紀裕と言う人でしたけれど、この場合のギャラってどうなんでしょうね(笑)
あはは、もしかしてノーギャラ同然だったりするかも?^^
ドラマチックな盛り上がりはなかったけど、
上映時間は短めだったので観やすかったですよ。
がっちゃんのお知り合いの方がこの作品にご出演されていたのですね。
そういうのを発見すると喜ばしいものですよね。(*^-^*
確かに震災のあとはブログに対しては気分的にちょっと微妙でしたね。
自分の場合、実生活でのアクティビティが低迷している時、ブログのエントリーが増えます。
そういう意味では、僕にとってはブログはちょっと逃避空間的なところがあるのかも。
便りのないのは元気な証拠という事で、ぼちぼち続けるということでよろしいのではないでしょうか。
これからも時々覗きにきますね。(笑)
御返事が遅くなっちゃってすいません・・・
このところメールのチェックも携帯でするようになって、パソコンを開く回数が100分の1ぐらいになっちゃって・・・
いや、大げさじゃなく、もう基本的になんでも携帯で済ますようになると、パソコンを立ち上げるのが面倒で、ついついほったらかしに・・・
このギャラに関してちょっと考えちゃいますよね~。
名前で検索したら、ちゃんとお名前が出てきて、翻訳家でいらっしゃるようですけれどね。
最近がイタリア映画の字幕担当も色々な人が登場するようになりましたね~。
本当にご無沙汰してすいません。
前はブログをアップしたら、まずランキングを見に行って、あとリンクしている方のブログをチェックして、そのランキングもぽちっとして、なんてことをやってたので、一回投稿すると半日ぐらいはブログにかかる。みたいな感じだったんですけれど、もう最近さっぱり・・・
一応食べ物関係の写真は撮ったりして、いつか食べろぐに出すために。
なんて思ってレビューも書いてたりするんですけれど、gooブログの設定が新しくなって、私には使いにくくて・・・
多分こっちの方が良いんでしょうけれど、使い慣れないとどうも上手く写真とかアップできないし、とにかくやたらと時間がかかるようになりました。
そんなこともあって、なかなかかけませんけれど、月末には北海道を旅行するのでまた久々にブログ書きますねぇ~
(ふふふ。ホントに久しぶりだあ)
お気楽にブログ続けてますけど、やっぱりある意味、葛藤はずっとあります。
ところで、ずーっと映画はご無沙汰です。暇が…。
2時間弱ジーッと座ってるのが大体メンドクサイので。ほほ。
後、イタリア映画って選んで見ないと、俳優も大体のヤクドコロがいつも同じ感じで、情緒不安定な役割を演じる人は特に決まってるようなイメージがあって、時々詰まらなく思ってしまいます。あ、素晴らしい俳優は、役作りが全然違いますけど。
ドラマチック路線の映画は、どれも「イタリア臭い」感じを最近嗅ぎ取ってしまう、ちょっとヒネクレモノの私です。おほほ