何でも発言

作っては破壊される世の中、世の為人の為の人生より自分が一番好きな事をやるのが一番では?(笑) 

オリンパスってまとも?

2011-10-27 11:28:56 | 社会

Update
ロイターの記事で、ある日本のニュースには
オリンパスと『暴力団』とのつながりがささやかれていると。。。
http://www.reuters.com/article/2011/10/26/us-olympus-ssec-idUSTRE79P0ZO20111026

オリンパスと暴力団で検索すると、山口組とか具体的に名前がでてきて、
ありもしない事で世間が盛り上がってしまう。

私はオリンパスは暴力団とはつながってない、と思う。
この買収のからくりを手がけた人はそうとう勉強している。
英語だってかなりできるだろうし、国際取引にも、金融にも知識が抜群なはず。
そんな人が、一番お金になる事を選ぶとすれば暴力団やるより、他の事を選ぶと思う。

それよりも、菊川さんがアメリカの子会社を任されていた経歴に注目。
そこから何となく、
菊川さんは昔から真面目に事業をやる人じゃなかったのではないのかな?
もともとは悪い人じゃないんだろうけど、
Hungry精神によって勝たなければならないみたいな。。。
「世の中には得たいの知れないものが沢山。。。」と語っていた言葉があった。
(Webからの2009年の内部告発者への不当な扱いに関連した事を書いた文章)
その言葉の背景はわからない。
だけど、真面目じゃ勝てない世の中なのは、私はわかる。。

36歳でアメリカで設立したばかりの子会社をまかされ、そして42歳でその社長。
その頃のオリンパスはかなり積極的に事業拡大してたようで、強引さが想像できる。
ニコンへ続けとアメリカ進出、そこではキャノンとの攻防。。。
1977年から1983年。。。

約700億円のお金はAxes Americaという日本人経営の証券会社へ。
だけど、この会社、お金を受け取った後はNYの登録を解除し
Cayman(ペーパーカンパニー)に所在変更。
そして実権を握っているのはSagawa&Coというフロリダにある会社らしい。
http://tech.fortune.cnn.com/tag/hajime-sagawa/
ちなみに佐川さんというのは元野村と外資系。 1980~90年代。
菊川さん佐川さん同年代のNYでしょ?
日本食レストランのゴルフ大会。。。とかで面識があってもおかしくないの気がするなぁ。
(妻いながら誘ってくる金融マンを思い出した。。。かっこよかっただけにガッカリぃ。。)

実際何が起こっていたのかはわからないけど、一つだけいえるのは、
会社を運営するという事は、免許を持って車を運転しているのと同じ。
ルールに従わないのは罰せられるし、
事故(犯罪ではなく)を起こせば相手に過失があっても、過失責任割合でゼロにはならない。
知らなかったじゃ済まされないのが経営者、そう思います。

====10/18↓==========  
こないだイギリス人の社長が解任されたと思ったら、
今度はこのイギリス人元社長、
オリンパスの過去企業買収について調査を依頼したというニュースが。
http://www.bloomberg.com/news/2011-10-17/ex-olympus-president-woodford-meets-with-u-k-fraud-prosecutors.html

内容は2008年にイギリス医療関連事業の企業を約2千億円で買収。
その時に発生した手数料をケイマン(税金を免れる為に幽霊会社を設立するところ)
にある会社に約700億円を支払ったそうだ。
通常仲介手数料は売買価格の5%~10%。 
たぶん、この場合仲介手数料という名目で大手金融会社にもそれだけの金額が発生していると思うから、
約700億は仲介に関連した手数料という名目なのではないかな?
それが買収金額の35%と想像する。。。 大金過ぎる。

このことでこの元社長は会社に対して疑念がでてきたのではないのだろうか?
取引内容を会社側も説明拒否している。

オリンパスがこの元社長を企業秘密漏洩で訴えた(る?)らしいけど、
この元社長は、訴えられた方が彼の持っている疑問が明らかになると、
かえって喜んでいる。

この堂々とした姿勢に信憑性を感じる。
他にも、私がオリンパスに疑わしい念を感じることがある。
http://www.olympus.co.jp/jp/corc/ir/data/annual/pdf/annual143PB5.pdf
上層部が全てオリンパス一筋というグループで固まっていること。
こういう会社は少しトップの考えに洗脳されていると感じちゃう。。。。
心の奥では何か引っかかても、全て正当化させてしまうという。。。

でもこのケイマン知識は金融関連の人でなければ彼らだけでは編み出せないと思う。
そこで会社の有価証券報告書をもっとまじまじみたら、
社外取締役に金融マンがいた。
彼はITXの社外取締役でもある。
その両者、オリンパスとITX、今年初めに株式交換をしている。

両者に関わる社外取締役。。。 
この人は正式に社外取締役についたのは3月有価証券報告書上、6月?
となっているので、
2月の買収に関わっていたのかどうかわからない。。。

でも、金額が大きいだけに説明を求められるのでは?と思うでしょ。。。
大株主として公表されているのは40%という、殆どが金融関連。 
儲かれば関係ないかもしれないよね。。。

財務諸表から約80%もの負債を持っていることもわかる。
これをみると、コストを減らしたい気持ちはわかる、だけど、
少し企業理念から外れてきてるのでは?
もしかしたら元社長はオリンパスの為に本当は良い人だったのではない?

もし費用を水増ししていたとしたら、
もし支払った先が関係者の投資する会社だったら、
会社の税金を少なくさせる操作と、
所得隠しという事になるのかな。。。。
内部情報がはっきりわからないのでなんともいえないけど、
罪になればオリンパスは課徴金。 入れ知恵した人達は無罪かな?。。。。

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