男（彼氏）心

ヤータクが嫉妬する姿を初めて目の当たりにしました。

あるお店で食事をしていると、私たちのテーブルの隣３席ほどを使う大人数（十数人）の男性グループがやって来ました。
２０代～３０代くらいで全員男性。

テーブル３つを使っても座りきれない人がいて、私のすぐ隣に座るような形になってしまいました。

すぐ隣と言っても、席ひとつ分は空いていたので私はあまり気にせずにそのままお茶を続けようとしていたのですが、ヤータクがいきなり「（店を）出よう」と言い出したのです。

「なんで？まだお茶飲みたいんだけど？？」

「いいから出よう」

と、伝票を持って半ば強引に席を立ちました。
仕方なくお店を出ましたが、納得いかなかったので車に乗って聞きました。

「もっとお茶飲みたかったのに急になんで？」

「隣に来たグループがうるさそうだったから」

「え？反対側にいたグループ（ここも男性ばっかり）のほうがうるさかったじゃん」

「ハーフの隣に座ったおデブちゃんは、ハーフの隣には似合わないから」

「は？？似合う、似合わないって？知らない人だけど？？？しかも隣って言うほどの距離じゃないし」

「ハーフの隣には俺しか似合わないの！」

要するに、私の近くに来た男に嫉妬したそうです。

男性グループが来た途端、ヤータクの頭の中では私に関わるいろんな妄想が始まり、ジェラシーちゃったわけです。

普段は「ハーフのこと自慢したい」と言い、実際、友達に写メまで見せて自慢しているのに「他の男にハーフのこと考えて欲しくない」って、、、私にはその男心がわかりません。