赤坂の不動産業「バトルステーション」営業日記

赤坂で不動産業を営んでおります株式会社バトルステーションの日記です。

和食が世界に広まることについて

2018年08月21日 | 日記
最近、和食が海外で人気を博しているという記事を新聞やテレビで見聞きする。寿司に始まりいわゆる一般的な日本料理等が一般的な和食に該当すると思われる。
私はこれに危機感を持っている。
和食は主に魚中心の料理である。寿司であれば生魚、日本料理では焼き魚、煮魚、てんぷらにはキスやあなご、エビなど、かなりの量の魚介類が必要になり、これが今までは日本人だけで主に食していたものが、今後この勢いで世界に広まれば、特に生魚に比較的抵抗が少ないアジアに広まればちゃんとした漁獲高を設定しないと日本近海の海洋資源は早い段階で枯渇してしまうだろうと心配している。特に中国の人口10億人の胃袋が私たちが普通にイタリアンを食べるように或いは中華料理を食べるように、私たちが普通に和食を食べるのと同じように中国人が和食を食べ始めたらどうなるか、考えただけでもぞっとする。
現在、日本で起きてる現象はその予兆である。
まずクロマグロが取れなくなっている或いは小さいものしか取れなくなっていると報道されている。これはマグロの餌になるイカが大量に中国船等に取られているから不漁になっているとされている。
またサーモンに関していえば、海外の人も比較的広く食されている。基本的には日本もノルウェーなどからの輸入が殆どであったのだが10億人の胃袋が参戦してきた場合、当然取り合いになり手段を選ばない中国に競り負けるに決まっている。そして日本ではいくらが高騰している。サーモンの値段も昔に比べれば上がっている。
中国は漁獲枠を設定することを拒否している。本当に民意が低いというか自分たちの事しか考えない民族としか言いようがない。
私は、海洋資源を守るためにアジアの各国が漁獲枠をしっかり設定し食物連鎖や生態系を守りながら日本食を食してもらいたいと思っている。
しかしながらモラルのない国や人間たちがこれを崩そうとしている。
であるならば、日本の文化伝統である日本料理、会席料理や寿司等の和食全般について世界に広まるのはどうかと考える一人である。
全体の胃袋を考えず、ただ日本文化を後先考えず輸出しようとしていることに、この上ない危機感を感じているのは私だけであろうか。
目先の事では無く永続できるような漁獲システムを世界で構築してもらいたいと願っている。
マグロが食べられなくなったらと考えると、もういてもたってもいられない(笑)
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