前回のコメントではイオンを例に取り全てのPB商品が悪いと言うイメージで話したがそんなことは無い。セブン&アイのPB商品は高品質である。金の食パンを代表として他にも非常に消費者の事を考えて美味しい商品を開発している。私は特にセブンイレブンのやみつきチャーハンおにぎりは最高に美味しいと思っている。チャーハンなのにご飯がパサパサしていないのでちゃんとおにぎり使用になっているのは凄いと思った。あと飲むヨーグルトもこの価格では得られない生乳仕立ての美味しいヨーグルトを私はよく買っている。値段だけ見れば決して安くは無いが、美味しいことによって割安感を感じるのは私だけではないはずだ。私は自動車で走っていてコンビニに寄ろうとしたら出来るだけセブンイレブンを探すようにしている。どうせ同じ一食を食べるのであれば少しでも美味しいものを食べたい。だから極力セブンイレブンを探すのである。多分こういう人が多いから、セブンイレブンとローソンでは日販で約10万円違うという事もうなづける。そして他のコンビニの近くへ出店しても全く怖くない。みんなセブンイレブンに食われてしまうからだ。私もこういう商売がしてみたいと心の底から思う。やっている人たちは血の滲むような努力をしているのだろうけど本当に羨ましい。
私はこの三連休で妻が腰の調子が悪いという事で食器の洗い物をした。誤解を招きたくないので言わせて頂くが、妻の体調に関係なく、空気を読みながらたまにやっている。我が家の食器用洗剤は今までは、多分花王だと思うが「キュキュット」を使用していた。「キュキュット」は泡立ちも良く、泡切れも良いので少量でもたくさんの食器が洗えて非常に使い勝手が良かった。しかしこの三連休に洗い物をしたら食器用洗剤はイオンのPBに変わっていた。この食器用洗剤は最悪で洗剤をかけてもかけても泡が立たず、ヌメヌメ感だけが手の中に残る。洗った感が無いので、いつもより丁寧に食器を洗わざる負えず、洗剤の量も多くなるわ、泡切れが悪いからお湯で流す量と時間が長くなるわ、時間が掛かったために腰が痛くなるわで洗剤ひとつ取っての話だが、これだけの為に非常に不快な思いをしながら洗い物をした。以前から私は特にイオンのPB商品の品質には疑問を持っていたので私は基本的にPB商品は買わないことにしていた。だから妻にも「イオンは駄目だってわかっているだろ」とダメ出しをしてしまった。しかしイオンは今、巷にあふれている。「ジャスコ」を始め、「アコレ」、「まいばすけっと」と本当にどこにでもある。しかし私はイオンの直営では生鮮食料品は一切買わない。安かろう悪かろうが露骨すぎるからだ。買うのは缶ビールと調味料くらいだ。話を元に戻して私は何が言いたいのかというと、結局のところ多少安い買い物をしたとしてもイオンの洗剤のように、たくさんの量を使用しないと満足感が得られないのであれば非効率だし、実際落ちが悪く間接的な水などを余計に使わなければいけないのであれば、これも非効率だし、腰まで痛くなるんだったら、最初からちょっと高くても良いものをかった方が結果的に安上がりなんじゃないのっていう事を私は妻にも皆さんにも言いたい。特に女性は毎日買い物に行くので、自然と価格感が研ぎ澄まされてしまうので、少しでも安いものを買いたい気持ちはわかる。でも結果的に本当に安かったのかを考えて欲しいと私は思っている。ちなみに私の妻は安物の多品種買いの傾向があるので、是非直して欲しいと思っている。理由はそういうものはすぐ壊れたり、洋服ならすぐ飽きてしまって結局は着た回数と値段を比較したら、高級な一点物の方が安いことも多々あると思っている。
前回の続きであるが私は、そこまで教えたなら、教えたことを、怠慢な理由で間違えたら烈火のごとく怒る。当然であるが、学習能力の無い人間は一緒に仕事していく上で、信用できないし疲れる。自分も忙しいのにさすがに同じことを二回、三回教える余裕は無いからである。同じ間違いを二度する人間の頭の構造はきっと、仕事に対して真剣ではないのだと思う。そういう人間と一緒に仕事をする迷惑さと言ったら無い。私たちは生きるために仕事をしている。給料をもらうために仕事をしている訳では無い。だからそういう真剣では無い人がいると非常に迷惑なのである。だから私は同じ間違いをする人間は軽蔑している。
仕事において、上司がよく「こんなことも出来ないのか」と自分の常識の中で判断して、人を叱責しているところを目にすることは無いだろうか。私はそれを見ていて、確かに、「普通出来るよな」とか「その人の言う気持ちも分かる」と思うのだが怒られた方は、入って間もないのに、「そんなこと教えられて無いから出来る訳ないだろ、分かるわけないだろ」と言う気持ちでいる。現に私も新人時代そういう風に思ったことが何度かあった。これは悪い意味での開き直りなのかもしれないが、何を聞いたらいいのかも分からない状態なのに、言われても「理不尽さ」だけしか心には残らない。言っている方は、そのくらい「ちょっと考えればわかるだろ」と思うのだが、当人はその応用が利かない。これはどこの職場でもあるコミュニケーションの相違であると思う。ではこれを改善するにはどうしたら良いか。私は、仕事でミスを犯したり、間違えたら、「これは教えてもらってることなのか」どうかを必ず聞くことにしている。教えてもらってなければ、その場でどういう選択をすればベストだったのかをアドバイスするか、一緒に考え、その場で納得してもらう事を必ず行うようにしている。一番大事なのは、自分が思っているベストな選択肢を押し付けるのでは無く、本人もそれを理解してそれがベストだったと納得している事が大事である。たまに「これ前に言ったよな~」と思っても確信が無ければ、ちゃんと教えるようにしている。それを一つ一つやっていくことによって仕事を覚えていくんだと私は思っている。部下は自分のコピーでは無いので自分が出来たからと言って他人も出来ると思ったら大間違いである。小学生でもわかる日本語で分かりやすく伝えることが大事である。自分の常識で起こってしまうと部下からは「また始まったよ」とか「そんなこと言われても出来ねえよ」とか「お前がやれよ」とか思われるのがオチであるし、冷めた視線で嫌われるだけである。だから私は、自分の常識で部下を怒ったりしない。