赤坂の不動産業「バトルステーション」営業日記

赤坂で不動産業を営んでおります株式会社バトルステーションの日記です。

羽生結弦の凄さ

2016年12月12日 | 日記
先日羽生君がグランプリファイナル4連覇を達成した。4回転サルコウ、4回転トゥループ、4回転ループ等3種類の4回転ジャンプを成功させ4連覇を勝ち取った。私はフィギアの技術的な事は全く分からないが、これは現在の男子フィギア界では前人未到の領域と言われている。
そして羽生君は向かう所敵なしの状態にありながら、まだ上を狙っているし、自分に伸びしろがあると思っている。自分自信の可能性に自分自身で伸びしろがあると感じることが出来るというのは、同じ男として羨ましいと思う。彼は多分誰よりも練習し、練習の量により、自分に自信を付けている。「これだけやったんだから負けるはずはないと。」そう思えるまで妥協なく自分を追い込める羽生君が素晴らしいと感心する。
私はイチローも羽生君と同じ匂いがする。イチローも200本安打、首位打者をやりながらも10年間200本安打を打ち続けるのは、よほど自分に自分でプレッシャーを掛け、自分に厳しく摂生しなければ、段々体力が衰える中で継続して同じような成績は残せるはずがない。そしてイチローも自分にまだいけるという伸びしろを感じ、ストイックに自分を追い込んで偉大な記録を作ったに違いない。
私が思うに、この自分自信に妥協しない姿勢はビジネスに共通する。多分は彼らは、その考え方でビジネスマンとして働いていても偉大な経営者になっていると私は思う。
彼らに共通するのは、必ず目標を達成するという強い意志と勝つまでやるという執念と自分への伸びしろをエネルギーに変える思考がある。成功している経営者も困難な状況に直面しても、必ずその壁を乗り越え、妥協することなく決算発表の公約数値をやりきるのだと思う。
ビジネスマンに限らず、普通の人間は、必ずどこかの場面で妥協する。それなりの結果が出たらとりあえず満足して飲み会をしたり、休みは旅行に行ったり、人としてそれをやったとして誰に責められるものでもないのだが、羽生君を見ているとそういう全ての快楽を排除しているように見える。そのぐらいスケートに打ち込んでいる様に見える。このスケートで世界一になれるなら自分は彼女もいらないし、余暇もいらない、スケート以外は全て捨て去っても構わないという思いでスケートに打ち込んでいるように見える。
私はその姿勢に共感の念を抱き、スポーツマンとビジネスマンの共通点を感じこの人には勝てないと思い、心で屈服し尊敬している。
私は、羽生君の発言を聞いて、俺はなんて妥協まみれの人生を送っているのだろうと自分自身を顧みて、今のままではいけないと反省させられる。しかし、これを反省に変えていきなり違う自分になるのはもの凄い大変な事である。一度死んで生き返るくらいの覚悟が必要だと思う。でもきっとそれが出来る人しか自分を変えられないと思うし成功しないのだろうと思う。自己啓発本を見ても自分を変えられないのと同じなんだろうと思う。
私たちはどっちの人生を歩むだろうか。成功したいなら羽生君を学べと言いたい。私も見習う。
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家賃保証会社への規制について

2016年12月05日 | 日記
12月2日の日本経済新聞の社会面に家賃保証会社を行政への届出制にするという事が掲載されていた。
目的は悪質業者の取締り強化の為との事で強引な取立てなどの防止とのことであった。
取立てに関する苦情相談は600件あるとのことで、相談件数の増加で行政も重い腰を上げざる負えなかったという所だと考える。
ここで私は大家業をしている立場から言わせて頂くと、当然常軌を逸した強引な取立てはしてはいけないし論外だと思うが、こういう問題が起こると常に悪いのは、今回の件にしても、金融のかつての商工ローン問題にしても、悪いのは全部業者側というようなマスコミの報道の仕方に違和感を感じるのは私だけであろうか。
今回の記事で相談している600件の人は、他人の不動産の一室を借りて住んでいるにも関わらず、家賃を払っていないから請求されているに過ぎず、ちゃんと家賃を払っていれば、このようなトラブルにはなっていない訳であり、元々悪いのは家賃を滞納した賃借人側にあるにも関わらず、あたかも保証会社が一方的に悪いような報道の仕方に納得がいかないと思っている。
ここで家賃を払わない賃借人の事を言ってくれていればこんな思いはしないけれど、全く触れていないことに、ものすごい報道の脚色を感じる。
私から言わせれば、家賃を払わない人を糾弾するなり、罰則を付けて欲しい。
しかしながら現在の法律では、そういう非常識な人達と戦うには、費用対効果の全く合わない裁判をやり判決を取るしか最終的に強制的に立ち退きは掛けられない。裁判には一年掛かることもある。弁護士を入れれば100万円くらい掛かることも珍しくない。
という状況を考えると、保証会社は裁判を掛けて立ち退きさせるほどの保証料(保証会社が受け取る手数料)を貰っていない。だから脅したり、賺したりしてお金と手間暇を掛けずに立ち退きをさせなければならないので、こういう問題が起きてくるんだろうと私は思う。
私はこの規制強化で、保証料が値上りすれば結局、賃借人の負担に跳ね返ってくるわけで、家賃を延滞することが巡り巡って自分たちの首を絞めるという事を家賃を延滞している非常識な人によく認識してもらいたいものである。
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