赤坂の不動産業「バトルステーション」営業日記

赤坂で不動産業を営んでおります株式会社バトルステーションの日記です。

持っている人と持っていない人の違い。

2015年03月17日 | 日記
よく最近「持っている」という言葉が使われるが、私なりに解釈すると、極限の状態、或いはせっぱつまった状態の時に、必ず良い方に事が運ぶ人の事を「持っている」と使うケースが多いのかなと思っている。簡単に言えば「運がいい人」ということだろう。但しこの運が良いと思われる人は、決して運だけで運が良い訳では無い事を私は言っておきたい。例えばWBCのイチローのサヨナラヒットを例に挙げるならば、イチローは他人が想像を絶する努力やメンタルコントロール、体調管理を行って初めてあのような大舞台の大事な場面でヒットが打てるわけであり、本人は「持っている」と言っていたが決して運だけでは無い。仕事もこれと似たようなもので、仕事が取れるか取れないかギリギリの交渉をしている中で必ず、そのギリギリの交渉に負ける人がいる。これは仕事を取るための努力や戦略が多分不十分な為に仕事が取れないのだけれどこういう人間を「持っていない男」と総じて思ってしまう。要するに仕事を獲得するために、緻密な情報収集、緻密な顧客のフォロー、先方が何を望んでいるかの個別マーケティング等、やるべきことは山ほどあって、考え付く全ての事をやって完璧に外堀を埋めるまでやりきって、「運」がこちらに傾くかどうかだというのに、そういうしっかり外堀を埋められる人が最近は少ないと思う。要するに詰めの甘い人間が多いという事である。仕事はいくらやっても完璧にはならない。だけど、完璧により近づける仕事は出来ると思う。ギリギリの交渉で負ける人間は外堀の埋め方が甘いのだと思う。これは相手の気持ちに立ちきれていないことが原因だと思うが今は相手の気持ちを理解できない人が多いとも思う。あと流れを読めないというか負けパターンに入って来ているのに気付かず修正が出来ないという事も負ける原因であるのだが、どこでどう修正していいかも分からないし、負けパターンに入っているのも分からないわけだからどうしようもない。こちらが途中で気づければ良いのだが、気付かなければそれでおしまいである。これは部下を持つ人は永遠のテーマかもしれないが、経験をケーススタディとして地道に教えていくしかないのだろう。一朝一夕にはいかないことは私も分かっている。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サラリーマン的思考と経営者... | トップ | 吉野家 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿