赤坂の不動産業「バトルステーション」営業日記

赤坂で不動産業を営んでおります株式会社バトルステーションの日記です。

仕事は、まずはディフェンスが大事である。

2014年05月09日 | 日記
私は、バトルステーションという会社を設立して平成26年7月度の決算で12期目が終了する。私はこの12年間一度も赤字決算をしたことが無い。その要因の一つは、私は仕事はまずディフェンスを固めないと売り上げも伸びないと思うからだ。ここでは売り上げのアップはオフェンスという事にさせて頂く。
私どものような零細企業で不動産を取り扱っていると、10件取り扱って9件黒字が出ても1件の赤字が大きければ、その1件の為に会社が潰れてしまうことがある。その勝負においていうならば、たまたま儲かっちゃった(たまたま勝ってしまう)という事はあるけれど、勝負に負けるとき、これは不動産が売れず、その物件が赤字になったときは、何故売れなかったのか検証すると、必ず売れない要因が見えてくる。価格なのか、環境なのか、道路付なのか、必ずネックがあるものである。だから私は、ネックがある不動産は価格を安めに出すし、調査も入念にやる。それでワーストケースに備え、大きな物件には手を出さず、小さな物件にし、万が一失敗したときに備える。失敗は誰でもする。だからその失敗をある程度予測し、最小限に留めるような準備が必要である。これを「楽観値」だけで数字を読むと、不測の事態に対応出来ないという結果になる。そうなったら、後ろ向きな仕事に追われる日々が始まる。これでは売り上げアップ(オフェンス)にいつまでたっても移れない。これでは悪循環に陥り、会社は衰退の一途を辿るであろう。皆様はどう考えますか。
ちなみに業種は違えども、私が勤めていた事業者向け金融の会社では、不良債権になる前の途上与信を非常に重要視していた。結局不良債権になってからでは遅いんです。なる前に未然に防がないと傷口は広がるし、後処理も大変になり、後ろ向きな仕事が増える。ということと同じです。後ろ向きな仕事が無ければ売り上げアップ(オフェンス)に一点集中出来る。だから私は売り上げを上げたければ、ディフェンスをまず固めろと言いたい。
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