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キリンカップ 対チェコ 3-4-3は機能するのか

2011年06月08日 | 日本代表(サッカー)
  いや~、アジアカップ以来、半年ぶりの代表Upです。前回のキリンカップ、ペルー戦。新しい選手を試したり、3バックのテスト戦でちょっと語るにいたらなかった。
 9月から次のブラジルワールドカップに向けての予選もスタートします。(対戦相手は未定)今回のチェコ戦は、現在のベストメンバーで3-4-3の布陣で挑んだ感じです。ザッケローニ監督も、臨機応変に対応できるシステムを目指すという考えのもと、あらたにオプションのひとつとして3バックを試すようです。3バックといえば、トルシエJapanの時を思い出します。あの時の3バックとザッケローニの3バックのコンセプトは違うように思います。
 トルシエの3バックは、3人が平行に並び、あの時は、中央の宮本が抜群のラインコントロールで機能した。かなり勇気がいるシステムでした。ついラインが下がると、前線との間があいてパスワークも鈍ってしまう。前線との距離感もかなり大事でした。ちょっとしたミスで失点もしてしまう。で85分ミスなくやっても、一瞬のミスが失点をうみ、ミスしたディフェンダーの印象がすごく強く残ってしまう感じもあった。あの頃、中澤・闘莉王のようなフィジカルの強いディフェンダーがそろっていなかったから、その時の代表にフィットしたシステムでした。本番でも見事に機能した。(予選リーグ2勝1分、失点2で見事決勝トーナメントへ)
 今回のザッケローニの3バックは、やっぱイタリアのする感じなんでしょう。フラットではなく、サイドのディフェンダーもけっこう高めの位置もキープする。いざとなったら5バックで守りきるとこもある。
で3バックを試して2戦目の今回の布陣。現時点で(負傷者ぬきで)ベストのメンバーでしょう。
 
 

 で今回3-4-3のこのシステムを見て感じたのが、これまでの代表の魅力、日本の強さの中盤のパスワークの良さが出ていない事。この3-4-3って中盤のパス回しは省略して、サイドを起点にけっこうシンプルに素早く前線にボールを持っていくイメージがある。
 でもやはり今回のように、本田や李がポストプレイ的に受けてタメを作って、全体を押し上げる感じではこのシステムの良さが出ない感じ。今日は、ほとんどトップ下というか、中央でパスがあまり回らなかった印象がある。司令塔のような動きの選手はいなかった。右サイドの内田からもいいクロスなかったし。
 3バックというオプションはいいと思うのですが、3-4-3ではなく、3-5-2の方が機能する気が。え~また素人が調子にのって考えるフォーメーション。1ボランチでいってみました。長谷部がばてたら、細貝で。



 チェコもネドベドがいた頃、FIFAランキングも2位にもなってた時期がありましたが、今はそこまでのタレント揃いではない感じですね。でも基本、ディフェンスが堅くカウンターの印象をもつチーム。チェコも攻撃はそんなに迫力なかった。でもGK・チェフを中心に堅守でした。
 代表も、いい展開はありましたが、崩せず。特に印象に残るPlayも少なかった。やっぱ本田が一番光る。相変わらずKeepするな~。タッチが柔らかいな~。勝負どこを心得てるな~。でもFK、枠にいかなきゃ。10番つけて出た家長、はじめて代表でじっくり意識して見た。今日は無難な玉捌きだったけど、今後に期待をもたせますね。遠藤からこのポジションを奪えるか。この位置も新風が必要かも。
 3バックのディフェンダー、安定感ある川島。無失点は素晴らしい。といってもチェコもペルーも攻撃に迫力なかったけど。今回のキリンカップ、ちょっと物足りなかった。次は8月に、宿敵・韓国とです。はたしてその時のフォーメーションは!?


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