『ナインハーフ』を音楽で語る後半。今回は、サントラにも収録されていませんが映画の中で効果的に使われている音とアーティストを紹介します。
まずオープニング。『NINE 1/2 WEEKS』のタイトルとともに、アル・グリーンのソウルでセクシーなボーカルが語りかける。
「Love and Happiness」(『I’m Still In Love With You』72収録)のイントロがそのまま引用。
愛と幸せ それはときに 人を迷わせ ときに 人を導く
最後は「ナインハ~フ~」っていってるのかと思ってましたが違う感じ。(「ラブハーフ」かな???)タイトルもこれでナインハーフっていうのもセンスいいって思いましたね。最高にセクシーでかっこいいオープニング。
Strayaway Child by Andy Narell (『Light in Your Eyes』収録。)
中華街の鶏肉屋でのBGM。ここでエリザベス(キム・ベイシンガー)とジョン(ミッキー・ローク)が出会います。スティール・ドラム奏者のアンディー・ナレルの作品。カリビアンなサウンドだけど、中華街のエスニックな雰囲気にもfitしてる。
「Saviour」 by Winston Grennan
NYの休日のバザール。そこでレゲエ・アーティストがパフォーマンスをしており、その心地よいサウンドにのって人々も踊ってるシーン。すごくいい雰囲気なんですよ。映画盤とちょっとちがいますが、Ituneでダウンロードできます。
「Strange Fruit」by ビリー・ホリデイ
ジョン(ミッキー・ローク)が郊外のリバーサイドの家にエリザベスを招いて、BGMにビリー・ホリデイのレコードをとりだす。
ビリー・ホリデイは史上最高のジャズ・ボーカリストのひとりといわれています。その情感あふれるボーカルはすばらしい。レトロな感じがまたいい。でも現在の録音のいい音で彼女のボーカルを堪能したい思いもあります。
Ambient Music 1: Music for Airports by ブライアン・イーノ
ジョンの高級マンションに招かれてのBGM。ジョンの部屋のオーディオがめちゃお洒落。86年の当時でもかっこいいデザインのオーディオだと思いましたが、今でも通用するな。
そこでアンビエントなサウンドを、これまた無機質なしゃれた空間の部屋でBGMとして流します。環境音楽の神ともいわれるブライアン・イーノのアルバムからの曲です。空間の拡がりを感じさせおちつきます。
終盤は、エリザベスが混乱し苦悩しているシーンでのBGMです。
「Arpegiato」by Jean Michel Jarre
これもItuneにありました。エレクトリックでリピート系のシンセと打ち込み音が空間で交錯して、ちょっとトランスな感じ。
「Voices」by roger eno
この曲も空間を感じさせる。兄ブライアンとの共同制作。幻想的で混沌している感じがエリザベスの心情を表している感じ。アルバム『Voice』は全体的にアンビエントなサウンドで癒されます。サティとかに通じる雰囲気。
『ナインハーフ』の音楽クレジットはジャック・ニッチェですが、エンドロールでは彼の名前がなくて
score puroduced by and recorded by Michael hornig(マイケル・ホーニッグ)なんですよね。
おれの一番好きな(前にも紹介した)はかないピアノのインストのテーマソングやシンセのサウンドの音源はわかりませんでした。正式には世に出ていないのでしょうね。
『ナインハーフ』の音楽を、インスト編を含めて3回にわたって紹介しましたが、音楽もこの映画のKeyであることがわかります。今回の曲でもうひとつのすごいお洒落なナインハーフのサントラが作れます。
まずオープニング。『NINE 1/2 WEEKS』のタイトルとともに、アル・グリーンのソウルでセクシーなボーカルが語りかける。
「Love and Happiness」(『I’m Still In Love With You』72収録)のイントロがそのまま引用。
アイム・スティル・イン・ラヴ・ウィズ・ユー(紙ジャケット仕様)ビクターエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
愛と幸せ それはときに 人を迷わせ ときに 人を導く
最後は「ナインハ~フ~」っていってるのかと思ってましたが違う感じ。(「ラブハーフ」かな???)タイトルもこれでナインハーフっていうのもセンスいいって思いましたね。最高にセクシーでかっこいいオープニング。
Strayaway Child by Andy Narell (『Light in Your Eyes』収録。)
Light in Your EyesWindham Hillこのアイテムの詳細を見る |
中華街の鶏肉屋でのBGM。ここでエリザベス(キム・ベイシンガー)とジョン(ミッキー・ローク)が出会います。スティール・ドラム奏者のアンディー・ナレルの作品。カリビアンなサウンドだけど、中華街のエスニックな雰囲気にもfitしてる。
「Saviour」 by Winston Grennan
NYの休日のバザール。そこでレゲエ・アーティストがパフォーマンスをしており、その心地よいサウンドにのって人々も踊ってるシーン。すごくいい雰囲気なんですよ。映画盤とちょっとちがいますが、Ituneでダウンロードできます。
「Strange Fruit」by ビリー・ホリデイ
奇妙な果実(紙ジャケット仕様)ユニバーサル ミュージック クラシックこのアイテムの詳細を見る |
ジョン(ミッキー・ローク)が郊外のリバーサイドの家にエリザベスを招いて、BGMにビリー・ホリデイのレコードをとりだす。
ビリー・ホリデイは史上最高のジャズ・ボーカリストのひとりといわれています。その情感あふれるボーカルはすばらしい。レトロな感じがまたいい。でも現在の録音のいい音で彼女のボーカルを堪能したい思いもあります。
Ambient Music 1: Music for Airports by ブライアン・イーノ
Ambient 1: Music for AirportsSlowburnこのアイテムの詳細を見る |
ジョンの高級マンションに招かれてのBGM。ジョンの部屋のオーディオがめちゃお洒落。86年の当時でもかっこいいデザインのオーディオだと思いましたが、今でも通用するな。
そこでアンビエントなサウンドを、これまた無機質なしゃれた空間の部屋でBGMとして流します。環境音楽の神ともいわれるブライアン・イーノのアルバムからの曲です。空間の拡がりを感じさせおちつきます。
終盤は、エリザベスが混乱し苦悩しているシーンでのBGMです。
「Arpegiato」by Jean Michel Jarre
これもItuneにありました。エレクトリックでリピート系のシンセと打ち込み音が空間で交錯して、ちょっとトランスな感じ。
「Voices」by roger eno
VoicesPlan 9/Carolineこのアイテムの詳細を見る |
この曲も空間を感じさせる。兄ブライアンとの共同制作。幻想的で混沌している感じがエリザベスの心情を表している感じ。アルバム『Voice』は全体的にアンビエントなサウンドで癒されます。サティとかに通じる雰囲気。
『ナインハーフ』の音楽クレジットはジャック・ニッチェですが、エンドロールでは彼の名前がなくて
score puroduced by and recorded by Michael hornig(マイケル・ホーニッグ)なんですよね。
おれの一番好きな(前にも紹介した)はかないピアノのインストのテーマソングやシンセのサウンドの音源はわかりませんでした。正式には世に出ていないのでしょうね。
『ナインハーフ』の音楽を、インスト編を含めて3回にわたって紹介しましたが、音楽もこの映画のKeyであることがわかります。今回の曲でもうひとつのすごいお洒落なナインハーフのサントラが作れます。