VALERIAN 映画と音楽 それはおれの非日常へのささやかなトリップ

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砂時計 (08)

2009年04月14日 | 映画・ドラマ
 原作のコミックは700万部突破なんですね。TVドラマもヒットしたのは知っていましたが、見る時間帯ではないですし。原作を知っている人は、この映画には批判的な感じですね。松下奈緒ちゃんが好きなのと、映画の舞台の場所にひかれて見ました。
 まー、一途系純愛作品ですよね。原作では、軸となる主人公のカップルとその幼なじみ2人が深く描かれているみたいです。原作とか見ず、ストレートに映画をみたものにとっては、普通に見れました。ただたしかにちょっと雑だな~と思える展開はあった。「男はつらいな~」などとも思ったりもしたり。
 学生時代の2人の演技がよかったですね。その辺ふまえると、松下奈緒ちゃんはきれいだけど、まだ女優って感じではなかったな~
 ただ雰囲気はある映画ですね。島根県の田舎の田園風景、山の緑、学校、海岸などの描写がとても雰囲気があって美しい。出雲大社などが出てくるのもよりいい雰囲気を醸し出している感じです。1年の砂時計なんてあるんですね(知らなかった)。『砂時計』というタイトルのメッセージ性ももう少しわかりやすければよかったのにとも思いました。いきものががりの『帰りたくなったよ』はいい歌ですね。気に入りました。
 まさに学校卒業して遠距離恋愛などしてるとめちゃはまるだろうな~とか思いました。以前ならもっと切なさ感じたようにも思うのですが、あまり感じなくなってるのが悲しくもありました・・・こういう誓いを成就できる人たちってどれだけいるのだろう。まー元は少女漫画ですもんね、おっさんが少女漫画でときめくのも気持ち悪いですよね。
 

  「茶々-天涯の貴姫-」
 宝塚の人はよく知りませんが、その和央ようかの映画初出演で主演作品みたいで、この人のためにつくられた作品なのでしょうか。ぶっちゃけ、歴史もんとしてはひどすぎませんか?
 大河ドラマでも思うことはありますが、歴史上の人って、作者によって良くも悪くも好きに描かれますよね。名前もそのまま使用されてるし、問題ないのですかね。名誉棄損とかしようがないですよね。ある程度の出来事を脚色するのでしょうが、けっこうイメージはうえつけられてしまう。
 浅井3姉妹はけっこうネタになってますよね。この姉妹を中心にもっと深く描けばまたちがった視点の歴史ものになった気も。茶々の母は信長の妹の市であり戦国一の美女といわれた。市は信長の妹ではなく、茶々は市と信長の子供という説もあるのは驚いた。
 秀吉は、市に憧れていたが、身分も違うし相手にもされなかったため、その面影のある娘を側室にしたというのはある意味すごい。けっこう戦国時代好きなんですよね。



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