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てくてく写日記G

蝶の撮影記録を中心に掲載

浅間山系のミヤマシロチョウ(集団吸水)

2021-07-17 20:34:09 | 撮影記録

2021年7月17日

浅間山系の高山蝶などを撮影に行きました。

嬉しいミヤマシロチョウの集団吸水を掲載します。

発生地はかなり湿っていて、吸水している雄を喜んで撮影していました。

ミヤマシロチョウの吸水は初撮影だと思います。

ミヤマシロチョウ(吸水)

しかし、これで喜んでいては駄目な光景が先にありました。

10個体くらいの集団に目を奪われました。

八ヶ岳では集団吸水が有名でしたが、近年は生息自体も厳しそうです。

集団吸水の撮影は無理かと思っていましたが、突然目の前に現れたのです。

2個体は少し離れていたので、8個体を撮影しました。

ミヤマシロチョウ(集団吸水)

青空を多くいれて、縦位置の広角での撮影です。

10個体が写っています。

ミヤマシロチョウ(集団吸水)

横に広がった集団なので横位置の方がいいかもしれません。

左側の牛糞はかなり乾いていますが、溶け出したミネラルに集まっています。

ミヤマシロチョウ(集団吸水)

途中から広角中心で撮影しましたが、もう少し配置が変わったところもマクロで撮影すれば良かったかもしれません。

2個体だけの小集団の吸水も撮影しました。

牛糞がなければ、このような集団がもうすこし数が増えたかもしれません。

ミヤマシロチョウ(集団吸水)

この場所では集団吸水は難しいと思っていましたが、いくつかの幸運が重なって撮影できました。

ただ、明日行っても同じように集団が形成されるかは分かりません。

この日は好天で湿った場所はほとんど乾いてしまうと思われるからです。

 

この日は財布を忘れてしまうという失態でした。

戻って確認すると、想定外の場所にあったので、財布を取り出したら忘れないような位置に戻すことが大事ですね。

当日はpaypayをインストールしてみましたが、クレジットの番号はメモしてありましたが、セキュリティコードや有効期限が微妙で登録できませんでした。

財布がないとクレジットやパスモも中に入っているので、何も使えないことが分かりました。

アプリでの決済や、何かあった時に千円程度はどこかに置いておくなど、複数の手段を用意することが大事ですね。

 

ポイントではmaximiechanさん、photobikersさん、cactussさんや同行の方々とお会いしました。

photobikersさんには食糧を分けていただいて助かりました。

お会いした方々にはお世話になりました。


群馬のメスアカミドリシジミなど

2021-07-14 00:23:54 | 撮影記録

2021年7月10日

移動先の高原では着いたのがアイノミドリシジミのテリトリー時間です。

cactussさんとphotobikersさんなど4名の撮影者が来ていました。

卍飛翔は何度か観察できましたが、低い位置に止まったのは1度だけでした。

角度も悪く良い色で撮影できません。

アイノミドリシジミ(静止)

奥多摩でも撮影しているのでジョウザンミドリシジミの様子を見に行きますが、やはり未発生でした。

アイノミドリシジミのテリトリー時間が終わってからウスイロオナガシジミを期待して探しますが、こちらも未発生のようです。

アカシジミが飛び出したので撮影しました。

カシワでの撮影ですが、カシワアカシジミの特徴は出ていません。

やはり、この高原には生息していないようです。

アカシジミ(静止)

メスアカミドリシジミのポイントへ移動すると、何度か低い位置に止まります。

メスアカミドリシジミ(静止)

雲が多くなって暗くなってきたので、1人でヒメシジミなどを撮影しに行きました。

明るくなってきたので戻ってみると、他の撮影者もいないので、ゆっくり撮影できました。

バリアングルで上から撮影するとメスアカミドリシジミらしい色で写すことができました。

メスアカミドリシジミ(静止)

飛び立ちも狙ってみます。

5回ほど試して1枚だけなので、もう少し確率を上げたいです。

メスアカミドリシジミ(飛翔)

午後も天気が持ちそうなのでエゾミドリシジミのポイントへ向かいます。

少し待つと、よく止まる位置に来ました。

やはり橙紋はほぼ繋がっています。

エゾミドリシジミ(静止)

曇っていましたが、なかなか開きません。

気温が高過ぎるのでしょうか。

やっと半開翅を撮影できました。

黒くなっているのは羽化のときかもしれませんが、縁毛も揃っているし青も綺麗です。

エゾミドリシジミ(静止)

その後は何度か飛んで来ても低い位置には止まりませんでした。

雨が降ってきたので撤収です。

車に戻ると本降りになりました。

ここでは一番期待していなかったメスアカミドリシジミですが、一番の成果でした。

 

週間予報を見ると金曜あたりで梅雨明けでしょうか。


群馬のウラジロミドリシジミなど

2021-07-11 13:33:52 | 撮影記録

2021年7月10日

前の記事の最後に翌日の再挑戦を検討中と書きました。

疲れているのと転戦予定の場所の予報が悪くなったので見送りです。

来週末ではスレた雄が増えそうですが、条件が良ければ行こうと思います。

 

ウラジロミドリシジミは翅裏はいくつか撮影しましたが、良い位置は下草に降りた2回です。

最初の雄は少しスレていますが、良い位置です。

ウラジロミドリシジミ(静止)

翅を開けば綺麗だと期待しますが、すぐに飛んでしまいました。

そろそろ移動しようという時間にピカピカの雄が降りてくれました。

ちょっと露出オーバー気味が残念です。

ウラジロミドリシジミ(静止)

開き始めました。雄の翅表は10年以上撮影できていません。

綺麗ですが、しっかり開いたところを前から撮影したいです。

ウラジロミドリシジミ(静止)

cactussさんは前に回りますが、撮影前に飛んでしまいました。

他のゼフは全てハヤシミドリシジミと判断しました。

最初は雌です。

ハヤシミドリシジミ(静止)

LEDで開きました。

ハヤシミドリシジミ(静止)

LEDを消すと閉じ始めるのでライトを当てているとしっかり開いたところは撮れていないかもしれません。

cactussさんには申し訳ない気持ちでの撮影です。

綺麗な雄は少し高い位置での半開翅です。

ハヤシミドリシジミ(静止)

エゾミドリシジミか迷いながらの撮影は少し羽化不全の雄でした。

掲載しませんが、翅裏の橙紋が離れています。

翅表の前翅の縁取りも少し太いのでハヤシミドリシジミではないかと思います。

開翅しましたが、黒っぽくなっているのが残念です。

ハヤシミドリシジミ(静止)

それでも、今年はハヤシミドリシジミに関しては生息地へも行っていなかったので嬉しい撮影でした。

 

移動した高原ではゼフは発生初期でした。

次回に掲載します。


群馬のウラミスジシジミなど

2021-07-10 20:09:26 | 撮影記録

2021年7月10日

天気はゼフの撮影には良い条件のようなので、群馬を再訪です。

今年は苦戦続きだった山地のゼフを堪能できました。

とりあえず、朝の嬉しい撮影と調べなくても分かる蝶を少し掲載します。

最初にウラジロミドリシジミが期待できる場所へ行くとcactussさんが来ていました。

ウラミスジシジミを撮影していたので、撮影させてもらいました。

少し飛んで逆光方向からの撮影ですが、今季初撮影なので良いスタートです。

ウラミスジシジミ(静止)

しばらく各種の撮影をしてから少し高くて距離のある場所へウラミスジシジミが止まりました。

降りてきたゼフを主に撮影していたので40-150mmでの撮影ですが、嬉しいシグナータ型でした。

大きくトリミングしての掲載です。

ウラミスジシジミ(吸汁)

シグナータ型は北海道などに多い変異ですが、行ける範囲では福島などにわりと発生します。

群馬で撮影できるとは思っていませんでした。

滅多にないチャンスなので100-400mmに交換しましたが、逆向きになっていました。

残念ながら、こちらは正常でした。(笑)

ウラミスジシジミ(静止)

 

ウラジロミドリシジミは雄ばかりでしたが豊作のようです。

この場所でカシワの半分以上が伐採されてからでは最多だと思います。

ただ、曇りの予報が朝から晴れで、なかなか降りてくれません。

良い位置に降りた個体を横から半開翅は撮れましたが、すぐに上がってしまいました。

ウラジロミドリシジミは次回以降に掲載します。

紛らわしいのがミズイロオナガシジミです。

ミズイロオナガシジミ(静止)

少しスレていますし残念な印象ですが、開くと話は別です。(^^;

腹部が太く白紋が発達しているので雌のようです。

ミズイロオナガシジミ(静止)

 

地元でなかなか撮影機会に恵まれないウラゴマダラシジミの雌の全開も撮影できました。

ウラゴマダラシジミ(静止)

 

エゾミドリシジミ、ハヤシミドリシジミはしっかり確認してからの掲載です。

cactussさんには1日お世話になりました。ありがとうございます。

明日も同様の予報ですし、課題のウラジロミドリシジミの雄の開翅を期待して行こうかと検討中です。


群馬のヒメシジミなど

2021-07-08 05:41:13 | 撮影記録

2021年7月3日

高原で撮影したい蝶の1つがヒメシジミです。

昨年から数が減っている場所は今年も少なそうです。

それでも、吸蜜している雌に求愛するところを撮影できました。

ヒメシジミ(求愛)

雄が諦めたので雌を撮影しました。

ヒメシジミ(吸蜜)

雌の開翅も課題ですが、この個体は吸蜜に夢中で開きそうもありません。

同じ花でヒメキマダラセセリが吸蜜です。

だいぶ遅いですがシーズン初撮影です。

ヒメキマダラセセリ(吸蜜)

お会いしたcactussさんからヒョウモンチョウが多い場所を教えてもらいました。

複数の個体が飛んでいましたが、良い位置に止まらずに撮影できません。

ただ、ヒメシジミも多く、発生が早い場所のようでスレている個体も多そうです。

一番新鮮な雄を撮影しました。

やはり、この青がいいですね。

ヒメシジミ(静止)

やっと探した雌は橙紋の発達が今ひとつです。

ヒメシジミ(求愛)

橙紋の綺麗な雌の良い写真がないのが分かったので、次回以降も気をつけて探したいと思います。

週末に再訪したいですが、天気は微妙です。

何とか明るい曇りでゼフ日和になって欲しいところです。