バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

けーちん乳がんサバイバー闘病記録(手術日)2020/9/28

2020-09-28 22:57:29 | ガン

【過去ブログ】
わたくし、まさかの「ガンサバイバー」になりました(治療方針が決まるまでの記録)
https://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/ef8b2d2a76d95f40964000302ddf88ec

乳がんサバイバーの記録(治療前の記録)
https://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/7721783d0503f8748d62278b7b4a6757

抗がん剤8クール終えての検査結果と、医師からの説明(2020.9.18)
https://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/e34f9ebc1725b2c24c2e93bbbdaf407c


術前化学療法(2020.3.2〜9.3)
1~4クール…「AC療法(アドリアシン+エンドキサン)」、
5~8クール…「Pertuzumab+HER+DOC療法(パージェタ+ハーセプチン+ワンタキソテール)」

手術(2020.9.28)

放射線治療

分子標的薬

私は「持病に関係なく」誰もがいつ命を落とすかわからないと思っているので、毎日、悔いのない時間を過ごそうと思っています。
このブログは「自己満足」と「家族に遺すため」に書いています。
誰もを傷つけない文章は難しいと思っているので、不快に思う方は読まないでね。

………………

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「(手術前日)2020/9/26https://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/9baac764d82a5f77b27d08779ca1bc15


夜、あんまり眠れなかった…
ぐっすり寝てしまえばすぐ朝だと思ったのに、長かったなぁ。

朝、ピーカン天気。
同室のYさんと一緒に外の景色を眺めたよ。

みんな朝はよから動いてる。
家もたくさん並んでる。
学校に行くために支度してる子ども、そのお世話をするお母さん、お仕事に行くためにバタバタしてる方、いろんな家族の姿が、あの箱の中にあるんだな。
嬉しいことも楽しいことも、辛いことも悲しいことも、いろんな感情や状況があの箱にある。
10軒あれば10通りの家族の形がある。
みーんな違うんだよね。

7時以降は絶飲食。
7時までに、この2本を飲む。
ポカリスウェットのような味。

7時になったらシャワーを浴びに。
病院のシャワー室に入るのは初めて!
予約制で30分間使えるんだけどちゃんと湯船まであるぜ。
私の場合は髪もないし、坊主男子並みの速さでシャワーを浴びた。
そして手術着に着替えたよ。

8:30前に長女と姉が来てくれた♡
ビビってたってどうしたって時間が来れば手術になるわけで、だったらギリギリまで気をそらしてた方がいいもんね。
おしゃべりしてたら病気のことも手術のことも忘れられる。
家族と同室のYさんにはほんとに助けてもらった♡

さていよいよ。
8:55、ナースステーションに行き、そこから歩いて手術室に向かう。

ベッドごとゴロゴロ運ばれていき、家族が覗き込んで「頑張って!!」とか声をかけるってイメージだったのに(昭和?)、自分の足で歩いて行くらしい。
ほんとはメガネも何もかも病室に置いていくけれど、私は「ド近眼」なのでメガネはめたまんま歩いて行ったよ。

手術室の前で長女と姉とバイバイして、中扉に入ったら、私入れて4人の手術予定の患者が担当看護師さんと「金属のものを身につけていないか、入れ歯はないか」などなどの最終確認。

そのうちの1人、20代の若い女の子が泣いていて、看護師さんが「大丈夫、大丈夫」と背中をさすってた。
どんな病気でどんな手術なのかわからないけど、、、怖いよねぇ…。
49歳のおばちゃんでも怖いもの。

隣のベンチに座ってた60歳くらいの女性に「手術、初めてですか?」と聞くと「いえいえ」って。
何度も手術経験がありそうな感じだった。
「初めてなので緊張してます」と言ったら「大丈夫よ」と背中をさすってくれた。
そこにいた4人は戦友みたいな感じだった。

「信じて、感謝して、委ねる」しかない!
この言葉を心の中で唱えると安心する。

すぐに手術台に上がり、そしたらなぜか涙が溢れてしまって、若い看護師さん数名が「大丈夫だよ」「怖いよねぇ」と涙を拭いてくれた。
足にフットエアマッサージャーのようなものをつけて、手の甲に点滴用の針を刺す。
これが痛ぇええんだ🤣
「手術用の針は太いから痛いの、ごめんね」と。
血管が細いからか2回失敗して(ほんっとに痛い)3回目で刺さった様子。
(あとで聞いたところ、どうしても怖い場合は、麻酔が入ってから針刺すのもありらしい。次回手術することがあればそうしてもらおうかな)

手術してくださる先生が挨拶してくれた。
病院のホームページで「この先生だといいな」とチェックしてた副院長のK先生だった。
これは安心だ♡
(K先生は「日本乳癌学会乳腺専門医・指導医」でもある)

とにかく看護師さんが優しい。
「看護師さんが優しくて安心できます。ありがとうございます」
と何度か伝えた。
不安なだけじゃなくて、優しさに嬉しくて涙が出てきちゃうし、伝えずにいられなかった(笑)。

点滴が入ると頭がグワングワン回り出して(ビックリハウスに入ってる感じ)どうにかなっちゃいそう!!とかなり気分が悪く、そのあとで麻酔が入ってすぐに意識がなくなった。

私が手術で取ってもらったのは、
①右胸のガンの跡地(エコーレベルでは消えてたけど顕微鏡で調べるため)
②左胸の葉状腫瘍(良性だけど放置しておくと悪性になる場合がある)
③右脇のリンパ(転移していたところ。エコーレベルでは消えていた)

手術時間は3時間半くらい。

「鈴木さん!」の言葉でうっすら目が覚めて「脇いた〜い、喉いた〜い😂」が最初に感じたこと。
※喉が痛いのは管が通っていたため

そこからベッドごとゴロゴロ運ばれて、姉と長女が2分だけそばに居てくれた。
「看護師さんが優しかった」「脇痛い」
が私がまず喋った言葉だったらしい。
↑覚えているようないないような。

そこからは、私の今までの人生の中でも、選りすぐりのけっこーキツイ時間だったように思う。
(そもそも私、忍耐・我慢ができない人なので)

足にはエアーフットマッサージャーのようなものが装着され、
心電図
指にはパルスオキシメーター
点滴
尿管
リンパ液が出てくるためのドレーン
がついて、
身動きが取れない。

左側には寝返り打ってもいいけど、動くと傷口が痛み、尿が漏れそうな感覚。
痛くて眠れないまま、何もせずに天井を眺めているだけ。
(痛み止めはもう入ってたから、これ以上入れる場合は座薬になるそうでやめておいた)

メガネがないから何も見えないし、携帯も手に届かない、テレビを見ようにもリモコンが届かない。
各種機器のコードがごちゃ混ぜになってて、何がなんだかわからないコード類を仰向けで手探り。

術後は暑いと聞いていたが、話の通り汗ビッチョリで、頭や首まで汗で濡れている。
しかし、布団が暑いのにはがすことができない。
このままだと冷えて寒くなりそう、風邪ひいちゃうかも。
これは伝えた方がいいと思い、看護師さんを呼ぶ。
そのうち寒くなってきて「布団かけてください」とお願いする。

コロナで面会も付き添いも禁止だから、こんなささいなことまでぜーんぶ看護師さんにお願いしないといけない。
同室のYさんはとっても優しい方で、お願いしたらなんでもやってくれる。
(が、喉が痛くて声が枯れているため呼ぶに呼べなかった)

「面会・付き添い禁止」は患者も不便で寂しいけれど、看護師さんの仕事を確実に増やしていると思う。

「すみませーん、携帯取ってもらっていいですか?」
「Wi-Fiの電源差してくれませんか」
「テレビの位置を変えてくださーい」
「布団暑いのではがしてください」
「布団かけてください」
などなど。
ほんとはこういうことは、付き添いの家族や友だちにお願いしたらすぐ済んじゃうことなのに😭

こんな雑用をお願いされても嫌な顔ひとつせず「どんなことでもナースコールしてくださいね♡」と言ってくれる。
ナースは天使の極みだと思う。

そして1時間ごとに見回りにきてくれて、検温と血圧測定。
心電図と酸素量はナースセンターで一括管理しているらしい。
夜中でも1時間おきに来てくださって感謝しかないっす。


4人部屋だし電話でおしゃべりはできないけど(そもそも声が出ない)、娘2人+けーすけの4人のLINE電話でずっと繋がっててもらった。
そして、お昼頃から極度の腹ペコで、テレビをつければ「絶品パン」特集やら美味しいもんばっかり出てきて、しまいには長女が「ママが退院したらタコパ(←私の希望)やろうね」と私を慰めようと言うので「イメージするから具体名禁止令」出したわ。

何かしてると気が紛れるもん、スマホとWi-Fiありがてー♡

そいえば、入院の日、けーすけが「けーちんの手術の時に地震が来たらどうしよう」と言うので「ピンポイントで来ないでしょ。手術室は頑丈にできてるでしょ」と真に受けてなかったのに、そのあとで震度3の地震が来てビビったんだった。
あらためて、オペ中に地震が来なくてよかったよ(笑)。

 

そうそう、手術の今日。
サバ(猫)も動物病院に連れてってもらい、ぽっこり盛り上がってた膿を抜いてもらった。
野良猫と喧嘩して傷口が膿んだんだと思うとのこと。
ちょっと前に死んじゃったコスモも、いつも野良猫と喧嘩してたからそれが死因だったかもしれない。
膿を抜く時はめちゃ痛そう(途中で鎮静剤)だったらしく、今日は絶食みたいだから、私と仲間だわ。

夜はなかなか寝付けず。
床ずれの痛みを取るか、寝返り打って傷の痛みを我慢するか、究極の選択ってやつだった。

明日になれば、ドレーン以外のほとんどの管が抜けるはず。
もーちょいの我慢!


……わたしに不要なもの………

自分たちが選択した治療法に対する批判や否定的な言葉、治療に関するネガティブな情報、ネットワークビジネスのお誘い、「ガンに効く◯◯」サプリや健康食品など(お気持ちだけありがたくちょうだいします♡)

 

………もらったら嬉しいもの………

◯果物
◯産地の安全な昆布
◯腸内細菌を増やす食べ物(発酵してるもの、酵素)
◯飼料の安全な卵
◯オーガニックオリーブオイル
◯ウエダ家の自然発酵乳酸菌 https://cobo-net.raku-uru.jp/
◯麻炭パウダー http://life-with-hemp.com/?mode=cate&cbid=1187398&csid=0
◯エドガーケーシーひまし油オイル https://www.caycegoods.com/id.Bcare.BDcare.ECCO001.html

と書く理由はこちらhttps://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/28aea9193978deffae7ba9d06fc36d00

 

………ご協力いただけたら嬉しい………

①「押井の里」(けーすけ米)のお米を買ってもらう。玄米10キロあたり税込5,000円です(手間賃は少ないですがチリも積もれば)
②kecoticoのCDを買ってもらう(利益はないけど営業下手ゆえ在庫がたんまりある)
ダイジェスト版→https://www.youtube.com/watch?v=OGwXhaQmjRk
③おもちゃとツリーご入用でしたらぜひ♡(tinchantei@gmail.comまで)




つづき(手術から2日目)https://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/70a6bd505e57a8ff0a2439f368e184bf

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