バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

けーちん乳がんサバイバー闘病記録 『8クール終えての検査結果と、医師からの説明』 2020/9/18

2020-09-18 21:36:41 | ガン

【過去ブログ】
わたくし、まさかの「ガンサバイバー」になりました(治療方針が決まるまでの記録)
https://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/ef8b2d2a76d95f40964000302ddf88ec

乳がんサバイバーの記録(治療前の記録)
https://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/7721783d0503f8748d62278b7b4a6757

NK細胞活性化でガンを吹き飛ばす「ズラプロ2020
https://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/6ce7945f824e29ce0dcfeeed35cca2d9

私の化学治療は
1~4クール…「AC療法(アドリアシン+エンドキサン)」、
5~8クール…「Pertuzumab+HER+DOC療法(パージェタ+ハーセプチン+ワンタキソテール)」です。

 

私は「持病に関係なく」誰もがいつ命を落とすかわからないと思っているので、毎日、悔いのない時間を過ごそうと思っています。
このブログは「自己満足」と「家族に遺すため」に書いています。
誰もを傷つけない文章は難しいと思っているので、不快に思う方は読まないでね。

………………

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「(8クール・15日目)2020/9/17https://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/7a271a552b8e9727aa1fa943168fad6f

 

8クール終えて、今日は検査の日。
前夜から実家にお泊まり。

寝る前には布団が用意されていて、ご飯は上げ膳据え膳。
だいぶ甘やかされている49歳😂

朝起きたら、食卓テーブルにおかずが並んでた。
(全部ばーば作)

切り干し大根のお味噌汁、卵かけご飯(私のリクエスト)、レンコンとごぼうのきんぴら、じゃこ、コーン入りはんぺん(生活クラブ)、ゴーヤ入り野菜炒め、プチトマト、バナナりんごヨーグルト。
旅館かーーい!


娘がガンになったら、親は心配でたまらないんだろな。
私も「ガンになったのが私で良かった」っていつも思うもの。
きっと家族がガンだったら、私は気が気でなくて、心配で、あたふたしちゃいそう。

ばーばは「お母さんが病院ついてこか?」っていつも言うけど「ハイリスクの人は家で大人しくしといてくださいませ!」と遠慮してる。
でも親ならいくつになってもそんな気持ちだよね。


9時半に家を出て病院に。

この日のタイムスケジュールは
①10:00〜血液検査(6本分だったー)
②10:30〜エコー検査
③11:00〜心電図
④11:10〜肺のレントゲン
⑤12:00〜造影CT
⑥14:30〜手術説明

⑤と⑥の間がお暇なので、志願して、子宮の検査をしてもらった。
(造影CTで少し不安なところがあったため調べてもらったら2cmの子宮筋腫があった。治療しなくても良いらしく、さらにはちょっと古いものらしい🤣こちらも10年検査せずだった。「市の子宮ガン検診は毎年受けてください」とのこと)

②のエコー検査の時。
検査技師さんが念入りに調べていたので、1月末、足助病院で乳がん検診した時の不安が蘇った。
今回も同じところを何度も何度もいったりきたり見ている。

私「どうですか?って聞いても、ほんとは技師さんは答えちゃいけないんですよねー☺️」
技師「そうなんですよ☺️」
私「でも聞いちゃう。ガン、、、あります?」
技師「それがね、見当たらないんですよ」
私「え😲!ない???それって喜んでいいってことですか?」
技師「6月(4クールのあと)にはここにあったはずなのに(前回の画像を見ながら)なんど探しても見当たらないんですよ」
まじですか。。。😀

エコーが終わってから、とりあえず今日の検査結果を心配してくれている、家族・チーム医療団1・チーム医療団2に報告をする(まだぬか喜びはできないが)。

その後もいくつか検査をして、14時半、いよいよ手術説明。

私は西洋医学の世界は全くの素人で、手術をするのも初めてだから、わからないことすらわからない。
(「病院は金儲けのために過剰な治療をする」とか「検査や治療のしすぎで新たなガンが生まれる」とか、今まで悪いことしか聞いてこなかった)
医学用語もさっぱりわからないし、もし医者が冷たかったり怖かったりしたら萎縮しちゃうと思う。
なんせ、1月にガンが分かったとき担当医に「あなたね、10年も乳がん検診してなかったの?どうして放置してたの?」と呆れられたのがトラウマになっている(笑)。
何を聞いたら医師に失礼なのか、医師を怒らせてしまうのかもわからない。
これからの治療や、手術や入院生活に支障をきたすのはいやだ。

だから、ガンサバイバー仲間でありベテランナースのUちゃんに手術説明に付き添ってもらうことにしたの。
そして、稲刈り大忙しのけーすけもその時間だけ来てくれた。

説明してくれたのは乳腺の非常勤のベテラン先生。
穏やかで誠実そうな方で、40分近くかけて丁寧に丁寧に教えてくれた。

以下、録音しておいたものを書き出してまとめてみました。
(音声が小さかったこともあり聞き違いがあるかもです。間違いがあったらごめんなさい)

………………………

ステージは「大きさとリンパ節の転移」で決まる。
ガンの大きさが20mmまで+リンパ節の転移がなければ「ステージ1」だけど、私の場合は「23mm」+「
リンパ転移が1つあった」ために「ステージ2b」(リンパ転移の個数によってもステージは変わってくる)。

わたしの場合、手術前に抗がん剤をやる「術前化学療法」で、原発ガン(はじめに発生したガン)もリンパに転移したガンもエコーではわからない状態にまでなった。

乳がんでもう一つ大事なのは「タイプ」。
私の場合、
①「ホルモンが効かないタイプ」
HER2が3プラスなので、ガンだけに効く「分子標的薬」がよく効く。


③「増殖能ki67」(ガン細胞が増殖するスピード)が高いかどうか。
10%以下は低い、20%以上は高いと言われている中、わたしの増殖能は50%だった。

「ガンがいつからあったか?」というのは予測するしかない。
進行が早いガンだと1個のがん細胞が1センチになるのに5年くらいで、ゆっくりのガンだと10年くらい。
これを予測する方法は「増殖能ki67」が高いか(元気な細胞がたくさんいるか)で判断。

私の質問「(私の場合、増殖能がとても高いので)最近できたガンでしょうか?」

1個のガンから大きくなったことを考えると早くても5年くらいは経っているだろう。

最近は「術前化学療法(手術の前にやる抗がん剤)」が増えている。
「術前化学療法」と「術後化学療法(手術の後にやる抗がん剤)」には、
それぞれメリットとデメリットがある
今まではほぼ「術後化学療法」だったので、まず「手術」をやり、細胞を取って病理で調べてリンパの大きさや個数などを見てから抗がん剤をやることがほとんどだった。

「術前抗がん剤」(私の場合「AC療法×4回」「Perドキタキセルとハーセプチント+パージェタ」)の最大のメリットは、目で見てどの薬が効いたのか一目瞭然なこと。
効きがわかること。
この薬をやると(わたしと同じような種類のガンは)半分くらいの人がガンが消えてしまう。
「だったらもう手術をやらなくていいのでは?」と思うかもしれないけれど、
抗がん剤でガンが本当に消えたかどうか判断するすべが今はないので、手術でPCRをやる。

pCRとは病理学的完全奏功(pathological Complete Response)のことで、手術により摘出した組織を光学顕微鏡を用いて検出するという、病理組織学的な検査方法によってがん細胞が完全に消失したことが確かめられた状態のことをいいます。乳癌に対する化学療法で病理学的完全奏功を得た患者の予後は良好であるとされています。しかしpCRには多くの判定基準が存在しており、その定義は国際的に統一されていません。

乳房専用のPET?とかいろいろあるけれど(←ここ聞き取れなかった)、どれだけ細かく画像で見てもがん細胞はわからない。
だから画像で消えたとしても、手術で取って調べないと本当にがん細胞が消えたかどうかはわからない。

手術で確認してPCRで消えた場合「予後が良い」と言われている。
PCRで消えてなかったら「予後がそう良くない」ということなので、術後に少し強めの抗がん剤をやるなどして、術後の治療をさじ加減できる。
それが術前にやるメリット。

デメリットは、(抗がん剤前に手術すると)手術で「リンパの個数」や「病理的な大きさ」が分かってそこでステージが決まるけれど、手術前に抗がん剤をやるとリンパに何個転移していたのかがわからなくなってしまう。
が、「術前化学療法」でもPCRでだいぶ判断できるので、デメリットは補えるとは思っている。

もう一つの「術前化学療法」のデメリットは、「抗がん剤をやりすぎちゃう」場合があること。
「術後化学療法」は、手術でちゃんと「ステージング」できるので過不足ない抗がん剤が入れられる。
けど、
抗がん剤の副作用の後遺症でしびれが残ったりすることもあるので、「術後化学療法」だと「過度にやりすぎずちょうど良い量ができる」というメリットがある。

手術の場合、ガイドラインでは「3cm以下の場合は乳房を温存できる」と言われている。
私の場合、3センチ以下なので十分温存できる。

ただ、乳房温存する場合は「必ず放射線をやってください」ということになっている。
放射線に通えない場合は「全摘」という方法もある。)

リスクは「全摘」=「乳房温存」ではなくて、「全摘」=「乳房温存+放射線」

放射線はほとんど副作用はない。
放射線をそのまま胸に当ててしまうと(放射能なので)皮膚がただれて肺炎になってしまうけれど、「接戦照射」といってお乳をかすめるようにして斜めに当てる。
1回の照射はたった5分。
そして、分割照射といって回数をたくさんにして副作用を出ないようにする。

5週間、1回5分×25回or30回通うことになるので大変だけど、乳房を
残せるなら残した方がいい。
脇のリンパ転移が術前に明らかにあった場合、リンパは全部取る。

全摘の場合は乳房再建もできる。
乳房再建は、このあとの分子標的薬が終わってからでも、1年や2年経ってからでもできる。

一抹の懸念は「消えてしまったものをどうやって正確に(手術で)部分的に取るか」ということ。
これはなんとなく予想しながら、その場所を取っていくしかない。

取って切って調べてみて「ガンがないです」となっても、抗がん剤が効いてガンがなかったのか、もしかして、(よっぽどないけれど)取り逃したのかは最後までわからない。
「ガンがないことの証明」は結局、全部取って調べるしかないので、画像だけでガンがなくなったか判断するのはとても難しい。

私の質問「今までにガンのあった場所を取り逃しちゃった患者さんはいますか?」
医師「僕の経験上ないです」

「術前化学療法」は強力で、半分くらいの人はガンが消えてしまう。

それを5年や10年という長い目でみると、「抗がん剤などを何にもやらずに乳房温存術をやった人」と「抗がん剤をやってから乳房温存術をやった人」の局所再発率(残ったお乳にガンが出てくる率)は「術前化学療法」をやった人の方がちょっとだけ高い。

それが「本当に再発したのか」「新しいガンができたのか」はわからないけれど、(術前に抗がん剤で消えてしまうことで)分かりにくくなっている人もいるのかもしれない。

(私の場合、4クール目終わってからお願いしてエコーをやってもらった)途中のエコー検査でシュンと小さくなっていたので、
こういう人は消えるだろうし、あんまり細胞に残ることはないだろう。

がん細胞はポリクローナルといっていろんな遺伝子の形が混じっているので、「一部には効いて、効かない部分がある」人もいる。
けれど、(私の場合)素直に小さくなってくれているので、大きく取り逃がすってことはないと思う。

ガンが4~5cmあった人が消えることもあるが、そうすると全部は取れなくて、端にあったがん細胞はわからないこともあるが(私の場合は)ここ(乳房の近く)を取ればいいので。


私の質問「放射線治療をした場合としなかった場合のリスクの差はどれくらいですか?」

高齢の方だとやらない方もいる。
乳がんのタイプによって、ホルモン剤がめちゃくちゃ効く人は「1日1錠ホルモン治療」をやってもらうことがある。
ホルモン剤でも抑制効果があるので「放射線だけ」で純粋に比べるのはなかなか難しい。
後の治療が入ってきたり、タイプも別れてくるので。

「再発」とプラス「乳腺が残っている限り、また新しいガンができる」こともある。
放射線はそれも防いでくれる(両方の効果がある)ので「何%」ってのは言えない。
めちゃくちゃ大きな差があるわけではないけれど、(私の場合)ホルモン剤が効くタイプのガンではなくて、「抗HER2療法」も14回で終わりだから、放射線が当たってないと新しいガンができるリスクが若干ある。
医者のスタンスでは「放射線をやりたくないなら全摘したら」と勧めている。

 

私の質問「温存でも放射線をやらずに抗がん剤だけを選んだドクターの奥さんがいたそうですが…」

「手術だけして欲しい。抗がん剤をやりたくない」という人もたまにはいます。
手術で「見た目上のガン」は取れます。
そこから再発したり、新しいガンができるのは先のこと。
パーセントは統計的にはわかるかもしれないけれど、再発するかしないかは本人にとったら0か100。
「温存して放射線をやらない」のはおすすめしない。


私の質問「20%くらいの抑制率ならいいと思うけど、数パーセントならどうかなって素人は思っちゃいます」

1%や2%だと、100人に1人とか2人。
乳がん全体でみると10人に1人が乳がんになる時代。
「見た目上はガンが取れてるから抗がん剤をやらずに再発したらやります」という人もいるが、再発したらガンは治せないことが多い。

基本的に「再発」したら、ずっと抗がん剤や治療をやり続けないといけなくなるかもしれない。

もし再発したら、寿命が胃がんだと1年、大腸がんと2年半くらいということもある。
乳がんの場合は再発しても寿命は長めだけど、これはバラバラなので平均どのくらいとは言えないが、そう考えると見つけたときに「過不足ない、後悔ない治療をすること」が大事。
「標準治療」というのは臨床試験の結果で良い方をすすめている。

標準治療から外れた治療をやることに医師は責任を取れない。
後悔しないならやらなくてもいいけれど、「放射線やりたくないなら全摘して再建した方がずっといい」と思う。

放射線は日に日に進化している。
治療をする副作用・デメリット・不利益がでるパーセントよりも、「ガンが再発する」パーセントの方が多いと思う。

私の質問「細胞を取って検査したみたら、状況があまり良くないなってこともありえますか?」

たぶん消えていると思う。
消えてなかったら、薬が合わないということで薬を変えることもあるが、合うかどうかを確かめるためにも術前化学療法をやっていて効果が出ているので大丈夫でしょう。
→放射線治療のあとは、抗がん剤ではなくて、分子標的薬(ガンだけにダイレクトに効く点滴。免疫が下がらない)を9ヶ月間やる予定。

 

私の質問「私の場合は、抗がん剤と分子標的薬が合ったということですか?」

そう。
「増殖能が高い」ということは「抗がん剤がめちゃくちゃ効く」ということ。
さらに「HER2 3+」というのも薬が効くということ。
(私の場合)ホルモン剤はほとんど効かない(だからやらない)けれど、最初の4クールも、次の4クールもめちゃくちゃ効いた。
先のことはわからないけれど、「後悔のない治療をする」ことが大事だと思う。


私の質問「放射線治療のデメリットは?肺がんになる人は?」

多少は肺にも当たるので肺炎になる人もまれにいる。
こんな風に放射線を乳腺に当てるので(斜めに)肺にちょっと当たるけど、肺の全体のボリュームで見たら全然大したことない。


私の質問「左だと心臓に当たると聞いたことも」

90歳の人を手術することもあるが、そんなギリギリの治療ではなくて、かなり余力を持った治療なので、肺も心臓も健康な人だったらなんの問題もない。


私の質問「手術する先生は決まっていますか?また、時間は?術後は痛い?」

前の週に翌週のバランスを見て検討会をする。
時間は2時間かからないくらい。
術後、ほとんど痛くないと思うけれど、脇(リンパ切除)は痛いかも。
お乳に関しては2cm円柱状に取ることになるが、痛みを伴わないことが多く、痛み止めを使わない人も多い。

 

私の質問「手が上がりにくくなると聞きましたが」

若い人で腕が上がらなくなる人はいないけれど、はじけたりしないか?となんとなく怖くて、かばいすぎてお年寄りなどは腕が上がらなくなる人もいる。
神経を切ることはなくて、入院している時からリハビリをするので、腕が上がらなくなることとかはないと思う。


私の質問「入院期間は?」

1週間くらい。
リンパを切るのでリンパ液が出てしまう。
手術が終わったあとで、ドレーンでリンパ液を溜める。
長くつけていると外からばい菌が入るといけないのでどんなに多くても1週間では抜くことになる。

医療は日進月歩でどんどん変わっていく。
調べてわかるようなことがあればお答えします!
サインしたら絶対手術しないといけないわけではないので、気持ちが変わっても大丈夫です。

………………………

ほんとうに丁寧に、気持ちに寄り添って話をしてくださったので、わたしもけーすけも次女も、付き添いできてくれたナースのUちゃんも「先生を信頼して、提案どおりの治療でいこう」で一致したよ。

まだ治療前にN先生に説明してもらったときも「あなたのガンには抗がん剤と分子標的薬がものすごく合うので、8クール終わったときには、ものすごく小さくなるか、消えてなくなっちゃうかもしれない」と言われたけれど、「ほんとか?」と半信半疑だったし、ぬか喜びはしないようにしてた。
そもそも疑い深かったり、慎重派(ただの心配性かも)ゆえ。
でも、先生の言う通りになった。
だから今回も信用してもいいかな?と思ったの。

わたし、ほんとに前まで(1〜2年くらいまえ)までは「抗がん剤は悪」だと思い込んでいて、「ちんちゃんコン」で死生観の説明をする時も「私がもしガンになったら自然療法と代替療法でやる」とみなさんに話していたし、娘たちにも「私は抗がん剤やらないから」って言ってた。

その理由は、わたしがキャッチする情報が「抗がん剤は悪」ってのばかりだったし、乳がんで亡くなった友だちが「抗がん剤」をはじめて
からみるみる悪化したのをそばで見ていた経験もある。
でも、十人十色。
「乳がん」と一言で言っても、ステージも違えば、種類も違う。
転移しているかしていないか、それが抗がん剤に効きやすいのか効きにくいのか。
その友だちは、ガンと分かった時点で「末期で余命2年」と言われていて「抗がん剤をやっても余命は伸びない」と説明を受けた上での抗がん剤(それも本人がやると決めたこと)だったので、単に悪化している途中だっただけなのかもしれない。
説明に同行したわけでもない私が「抗がん剤をやったら調子が悪くなって死に近づいた」と勝手に思い込み、勝手に恐れていたのだと、今なら分かる。

そして、ここ1〜2年で「抗がん剤は悪!…じゃないかもしれない?」と思い始めた理由はもう一つ。
わたしの知り合いの自然派の方(「なんであの人が?」と思うような人ばかり)がガンになり、病院の標準治療を受けずにガンで亡くなるケースがちらほらあったこと。
そして、いわゆる病院の標準治療「抗がん剤+放射線+手術(+ホルモン剤)」で寛解している人が周りにいっぱいいる。
(うちのお客さんでナースの方々も「標準治療で治ってる人いっぱいいる」とおっしゃる)

いくら食べ物に気をつけていても、有害と言われているものを避けて自然な暮らしを大事にしていても、ロシアンルーレットのように「ガンになる人はなる」気がする。
だって、5年〜10年遡って「ストレスがなかった」「全く無理してなかった」と言い切れる人なんていないと思う。
そう思うと誰がいつガンになってもおかしくないと思う。
そして、ガン細胞は最強だから、ゆるやかな自然療法ではその進行に間に合わない気がした。

今まで西洋医学と抗がん剤を批判してきたこと、本当にごめんなさいと反省している。

今回、西洋医学と自然療法(代替療法)にもお世話になっていて思うのは、それぞれに得意不得意があるってこと。
西洋医学は、病気になってしまったところに対して何かするという「対処療法的」なことはとても得意。
(けど、病院でちょっと相談したことに対して、「痛いです」→「痛み止め出します」とか「調子悪いです」→「薬増やしますね」という展開にすぐなっちゃうことに「おいおい」と思うことも多々😂)
西洋医学は身体全体を見ることをあまりしない印象。

「なぜ病気になったのか、その病気や痛みはどこからくるのか?」は自然療法に頼る。

人間の身体は37兆個(前まで60兆個って言われてなかったっけ?)の細胞でできているから、どこがガンになるかわからないわけで、私の乳がんが寛解したとしても、他の臓器でガンができるかもしれない。
そうすると、やっぱり身体全体や、食生活を見直さないとまた同じことが起こる。

今の時点での結論。
わたしは「西洋医学」+「自然療法(代替医療)」の両輪で治療に臨むのが一番だと思っている。

そして、「ガンがエコーレベルで消えてしまった」こと、いくら半分くらいの方がそうなるとしても、2人に1人は消えないわけで、そうすると私に関わってくれた全ての方のおかげだと思ってる♡

私の髪が抗がん剤の副作用で抜けてしまう前に、丸坊主にしてくれたけーすけは、毎日私の腫瘍(検査するきっかけを作ってくれた左の葉状腫瘍と、右のガンちゃん)に「ありがとうね、ありがとうね」とお礼を言ってくれている(今も)。
次女は大学進学を辞めて私の療養に付きそうと決め、
長女もいつも気持ちに寄り添ってくれる。
両親もご飯のこと、お金のことをサポートしてくれ、
私の2人の姉もお金のサポートをしてくれて何かあればすぐに飛んで来てくれる。
医者である姪っ子も甥っ子もチーム医療団1としてずっと伴走してくれ、
(医者じゃない方の)姪っ子もいつも心配してくれて、私の元気な姿を見て泣いてくれた。
鈴木家のみんなもいつも気にかけてくれて本当に本当に優しい。

そして自然療法家である「チーム医療団2」のやまむらひろのさん、たかちゃん、やえちゃんも、私に最前な方法をいつも考えてくれて連携を取ってケアしてくれる。
新潟の井上真由美さん、ナース友達、仲間たち、友達、同級生、お客さん、
お守りやお見舞いを送ってくれたみなさん、
「祈ってるよ」ってメッセージをくださる方、
キッチンカーに会いに来てくださったみなさん、
収入の足しにと、お米やおもちゃを買ってくださる方、
キッチンカーで出店させてくれたとろろ庵の辻くん、
挙げたらきりがないくらい、たくさんの方の優しさのおかげで、わたしのガンは消えたと思ってます。
わたし、毎日「感謝」の気持ちがジャージャー溢れ出てた!今も出てる!

そして、病院の標準治療の他にも、いろんなこともしていて、それが直接、ガンに効いたかどうかはわからないけれど、
確実に生活のクオリティが上がっと思う。

病院でもどこでも「こんな元気なガン患者は珍しい」と言われてきた。
肺炎で入院したこともあったけど、何の治療もしていないのに入院中に肺炎が治ってしまって、担当医も「謎です」と言っていたのは、「チーム医療団2」のホメオパス指導のおかげだと思ってる。

私が「抗がん剤8クール」と平行してやっていたもの。
米ぬか酵素風呂、ホメオパシー、温熱刺激療法イトオテルミー、エドガーケーシー ひまし油湿布、毎日不思議な水(アミン水)を飲む、グランジの出張整体、エドガーケーシーオオバコローション、散歩やストレッチなど軽い運動、腸に良いと思われるものを食べたり飲んだりする

エコーレベルでガンが消えたとはいえ、
①抗がん剤8クール
②手術
③放射線治療30日
④分子標的薬14クール(約9ヶ月)
治療全行程①〜④のうち、まだ①が終わっただけ。
これからもまだあと1年は治療が続きます。

日記に戻って。
今日のお昼ご飯はばーばが握ってくれたおにぎり!

次女は、「ばーちゃんの梅干しおにぎり(梅干しもばーば作)」が大大大好物で、これさえあればおかずがいらないらしい。
塩加減、握り加減も、ばーばじゃないとだめなんだって(笑)。

2人で外のベンチに座って食べたよ。

検査&検査&検査で、その度に私は、痛かったりハラハラドキドキの刺激的な時間を過ごしているけれど、ひたすらずーーーーっとソファで待っててくれた次女😭
9時半に家を出て、家に到着した17時までの7時間半、ずっと側にいて、私のおしゃべり相手になってくれてた。
若干18歳にして、親のためにここまで自分の時間を注いでくれるって!
わたしが18歳だったとき、ここまでできただろうか?

夕飯は、私のリクエストでばーばが餃子を作ってくれていたよ。


野菜サラダ、ひじきの五目煮、小松菜のお浸し。

夕飯後、今夜も、次女とTOYOTAスタジアムに運動しに行った。
次女はちょっと前に「もしばーちゃんとママが死んじゃったら、わたし、立ち直れないかも」と言ってた。
パートナーができて、子どもが生まれて「自分が守っていかなきゃいけない存在ができたら、きっと強く生きられる」から、早く結婚して家庭が持ちたいらしい。

わたし、検査前にそれを聴いて「間に合うかな」と不安だった。
次女はまだ18歳。
ばーばは81歳、私はいつ何が起きるかわからないガンサバイバー。
次女が結婚して出産するまで、私は生きていられるだろうか?と。

でも、今日の説明を聴いて「次女に新しい家族ができるまで元気でいられるかもしれない」とようやく思えた。


スタジアムに赤い電灯がついているのは、明日、名古屋グランパスの試合があるからに違いない。
2.4キロゆっくりジョギングしたよ!


レフェリー↓

↑この人、レッドカードを出すためにわざわざ「赤」って検索してた🤣

レフェリーはボール掴めちゃうもんねーだ。

今夜は安心して眠れそうだ。

 

……わたしに不要なもの………

自分たちが選択した治療法に対する批判や否定的な言葉、治療に関するネガティブな情報、ネットワークビジネスのお誘い、「ガンに効く◯◯」サプリや健康食品など(お気持ちだけありがたくちょうだいします♡)

 

………もらったら嬉しいもの………

◯果物
◯産地の安全な昆布
◯腸内細菌を増やす食べ物(発酵してるもの、酵素)
◯飼料の安全な卵
◯オーガニックオリーブオイル
◯ウエダ家の自然発酵乳酸菌 https://cobo-net.raku-uru.jp/
◯麻炭パウダー http://life-with-hemp.com/?mode=cate&cbid=1187398&csid=0
◯エドガーケーシーひまし油オイル https://www.caycegoods.com/id.Bcare.BDcare.ECCO001.html

と書く理由はこちらhttps://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/28aea9193978deffae7ba9d06fc36d00

 

………ご協力いただけたら嬉しい………

①「押井の里」(けーすけ米)のお米を買ってもらう。玄米10キロあたり税込5,000円です(手間賃は少ないですがチリも積もれば)
②kecoticoのCDを買ってもらう(利益はないけど営業下手ゆえ在庫がたんまりある)
ダイジェスト版→https://www.youtube.com/watch?v=OGwXhaQmjRk
③おもちゃとツリーご入用でしたらぜひ♡(tinchantei@gmail.comまで)




つづき(8クール17日目へ)https://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/1fa3bd8fd414aa002a49b45662f07d12

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