バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

春は「出会い」と「別れ」の季節

2012-04-05 16:55:34 | 子育て親育ち
うちの娘たちの担任の先生がステキすぎる!というブログを度々書きました。

「涙涙のカンドー入学式」(2011年04月08日)
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/c39640874ba5ba2530825865e8ca7264

「涙腺ヤバイっす。素敵すぎる先生たち」(2011年05月22日)
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/64235dd79df52603a43b56616c392879

「学校が楽しすぎる件」(2012年02月21日)
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/46fbc62f959b9c515846f85fe371aa7f

「担任の先生の、サプライズお誕生日会」(2012年02月24日)
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/5d4747d352f53b15455bf975f30723b5

2人の先生は子どもの良いところをいっぱい見つけてくれる先生でした。

長女の担任は、子どもが失敗したり困った時に相談に行くと
「Uさんがそう思うなら、先生は大丈夫だと思うな」
「先生はUさんのこと信じてるから、自分が正しいと思うことをすればいいよ」

って言ってくれる先生だったの。

いつも長女の口癖は「先生を悲しませたくないから…」
だから校則も破らないし、先生の役に立ちたい、協力したいと思える。
「誰かを悲しませたくない」が歯止めになるのはとても素敵なことだから、娘にそんな風に思わせてくれるH先生にとっても感謝してました。

長女の担任が終業式の日に、子どもたちにくれた手紙。
「先生って、ママと同じことを言うんだよね」と言いながら見せてくれました。


「先生のクラスの子どもになってくれてありがとうね。幸せな一年でした」

泣いた

通知表に書いてあった言葉。


私が渡した手紙の返事には
「5組にUさんがいて、Uさんと過ごせて本当に良かったなぁと思います。人の話をうなずきながら聞いてくれ、心で受け止めてくれるUさんは、とても信頼のおける生徒さんでした」

H先生はいつも生徒の良いところをいっぱい発見してくれる先生だったの。



次女の担任は、毎日のように、ニュースのできごとを噛み砕いて子どもたちに伝えてくれ、
「アフガニスタンの地雷」の授業をしたり、子どもの言動をユーモアに受け取ったり、子どもの気持ちに寄り添ってくれる先生でした。

ある時(授業参観で)、誰かが「意味分かんねー」と言ったら
「今の言葉、大きい声で言ってみてね!あなたのおかげでみんながもう一度説明を聞けるよ。ありがとう」
って。

プレーパーク主催のガクちゃん講演会に来てくれた時、
「子どもにやらせてあげたいことが、(学校という管理教育の中では)なかなかやらせてあげられない」
と悩んでることをガクちゃんに相談していたそうです。
(ガクちゃんは「プレーパークではできないけど学校でできることもある。それぞれに役割があるから、プレーパークのような考えを持ちながら、学校でできること、学校でしかできないことをやっていけばいいと思う」とアドバイスしたって)

公立小学校の管理教育の中で、この感性豊かな先生がつぶされてしまわないか、苦悩したりしないか、心配でした。

終業式の日には、クラスの子たちが「サプライズコンサート」を開き、先生は泣いていたそうです。
そして、ひとりひとりに似顔絵つきのメッセージカードをくれて、ひとりひとりの素敵なところを伝えたって。


次女には
「あなたは、人に影響されずに自分のやりたいことを貫けるところが素敵です。ずっとそのままでいてね」
と伝えてくれたそうです。

私にも
「Nちゃんをはじめ、たくさんのカラーを持ってる子どもたちに良い刺激をもらい、お母さんにもいろんなことを教えてもらいました。子どもたちと、その子たちを守る素敵な方々から幸せな日々をプレゼントしてもらいました。ありがとうございました」
って手紙をくれたの。

私は、この2人の先生に、次の年も担任になって欲しかった。

なのに…
2人とも学校をやめてしまいました(;´༎ຶД༎ຶ`)

学校に駆け込み、公務の先生に「連絡が取りたいのですが」と言うと
「実家の島根に帰りました。4月の退任式にも来ません。4月からは海外に発ってしまいます」

「子どもたちが会いたがってます。せめて実家の住所を教えてもらえないでしょうか?」と聞くと
「実家の住所も連絡先も知りません」とのこと。

うそつけ。

きっと「個人情報」の問題で教えられないんだと思う。
それは仕方ないとは分かってるけど、せっかく信頼関係ができた教師と子どもたちの、その突然の別れ(連絡も取れない)のは惨いと思う。

M先生ともう一度お話したいなぁ

(先生とは懇談会で意気投合し、冬休みに「地宝論(田中優)」「ヒバクシャ(鎌仲ひとみ)」「クマともりとひと」「子どもはおとなの育ての親(天野秀昭)」を貸したら全部読んで、自ら本も買って「ショックでした。私にできることをやっていきます」と感想をくれたの。もしやこれが引き金だったり!?)

長女の担任の先生も、たった1年で、学校をやめた。
もしかしたら、思いのある先生は、公立でやっていくことが苦しいのかなぁ…とふと思ってしまった。

今でも考えると涙が出ちゃうけど、いつまでも泣いてても仕方ないよね。
今年度の担任の先生と良好な関係を築けるよう、努力します。

H先生、M先生、今までありがとうございました!
私も子どもたちも今でも先生のことが大好きです。


チャンスがあったら、もう一度お話したいな





この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 合鴨米の栽培をしている「す... | トップ | 〈必見!〉「ワイルドすぎち... »
最新の画像もっと見る

子育て親育ち」カテゴリの最新記事