バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

涙涙のカンドー入学式

2011-04-08 16:28:43 | 子育て親育ち
昨日は、中学校の入学式でした。


長女は小学校がいやでいやで仕方なくて、卒業を指折り数えて待ってて、入学も指折り数えておりました(笑)。

正直、長女は小学校時代の担任の先生にあまり恵まれず、でもそれも意味あることと思ってるので
「反面教師になることも成長には大切なこと。疑問を持つことも大事」
って納得してきたの。
(「評価、脅し、煽り、差別、教師のメンツ」に違和感感じる、良い体験だったと思ってる)

で、私、1日入学の時の校長先生の言葉
「大きな失敗をしないためにも、小さな失敗をたくさんすることが大切。保護者のみなさんには子どもの小さな失敗を認めてあげて欲しい
ってのに感動したの。

だから、きっと分かってくれるだろうな、と思って
学校への要望を書く欄には「人権を尊重した教育をして欲しいです」と書きました。

そしたらね、そしたらね、長女の担任、めちゃくちゃ良い先生で、教室で話を聴いてたら涙が止まらなくなってしまったの。

まず、「◯◯だと良い子」みたいに上から目線で決して話さず、「かっこいい」「すてき」「うれしい」など、先生の「気持ち」をきちんと伝えてた。


黒板に書いてあった言葉。


「努力したって乗り越えられないこと、成功しないこともある。先生は『結果』にはあまり興味がありません。それよりも、頑張ってる姿を見るとカッコイイな、と思います」

「思いやりの心を持つことが一番素敵だと思います。だから、イジメは絶対に許せません

「人は一人では生きられず、必ずみんなに支えてもらってます。だから、感謝の気持ちを持って欲しい。そして、嬉しいなと思ったら『ありがとう』って、言葉で相手に伝えて欲しい」

「1年生が終わる時に『あぁ、5組で良かったな』ってみんなが思ってくれるようなクラスになるといいな」

「先生からのプレゼントです」って一人一人に鉛筆を渡してくれて、「シャーペンを使ってもいいけど、1本くらい鉛筆があってもいいよね♪この鉛筆は5組みんなのお揃いにしましょう」
って。

そして、フルーツバスケットをやって(こんなことしてたの長女のクラスだけ)ひとり溢れちゃった子がいると「良かったね~!残ったから、みんなの心に残ったよ。得したね」って。

そして最後に
「今日は先生主導だったけれど、これからは、あなたたちに主導になってもらおうと思います」

って。
何度も生徒に「ありがとうね」「うれしいよ」って言ってました。

私、あまりの嬉しさに泣けて泣けて仕方なくて(←はりこちゃんの予測通り)教室にいられなかったよ(笑)

長女との帰り道、
「先生とママって考え同じだね。言ってることが全く一緒。『結果よりプロセスの方が大事』とかね。初めてかも、こんな良い先生に会ったの」
って。
「先生が生徒の良いところをいっぱい見つけてくれるなら、私が先生の良いところを見つけて伝えたい。今日うれしかった気持ちを、先生に手紙書いてもいい?」
って聞いたら
「そんなに焦らなくても家庭訪問の時に言えばいいっしょ
ってたしなめられました(笑)。

そして、今日、学校から帰って来た長女は
「あー、面白かった!中学校サイコー!」
と大興奮でした。

これからの中学校生活、楽しいことだけじゃなくて、辛いこともあるだろうし、友達に裏切られることもあるだろうし、男の子を好きになったり、失恋したりすることもあるだろうけど、全部ひっくるめて、あとで笑って話せる良い思い出になるといいな。

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