ばん馬のいる風景-BANEI Photo Gallery -

ばん馬の写真とコラム。2021年夏まではツイートまとめも載せています。

今振り返りたいばんえい名馬・牡馬編の独り言つらつら

2022-02-05 21:07:04 | 2022年
1月30日のばんスタ延長戦「今振り返りたいばんえい名馬・牡馬編
名馬について、個人的な独り言をつらつらと。
ツイートしようと思ったけど、長くなったのでこちらで。

シマヅショウリキ
https://youtu.be/5rL3P95owy4?t=11495
シマヅショウリキが走っていたときは地方競馬ファンで、名前は知っていたけれどそんなに詳しいわけではない。でも強かった馬、という記憶。体が弱かったけれどここまで活躍した、というイメージだなぁ。

カネサブラック
https://youtu.be/5rL3P95owy4?t=13720
体が小さいけれど皮膚が薄く、筋肉が柔らかい、という松田騎手のコメントが印象に残っている(女の人の○っ○いみたい、と)。
ディープインパクトと同じ年に生まれ、同じ年に亡くなった。馬インフルエンザで一度ばんえい記念に出られず、翌年優勝、松井調教師の男泣き。鈴木勝堤騎手が期待していたな。

ナリタボブサップ
https://youtu.be/5rL3P95owy4?t=15654
なんといってもばんえい記念の1腰。この部分だけ、動画が切り替わった部分で映像に残っていないんだよね。
障害のうまさと鼻白を子に受け継ぐ。子どもの活躍はうれしい。恵介騎手がまだゴール前で止まりがちな頃の馬。ウィナーズカップを作った?馬。

オレノココロ
https://youtu.be/5rL3P95owy4?t=17454
恵介騎手が言う重戦車、という例えがぴったり。いろんな思い出があるな。
昨年種馬になり、ばんブロの取材をしようと思ったタイミングで、十勝で伝染病が出たので予防のため牧場に入れなくなり、取材は先になりそう…すいません…たらだらしていたからだ…
夫は初仔が生まれた時の撮影もできない…
木本さんも言ってたけど膝を折っても強いところだな。夏に弱かったなぁ。

コウシュハウンカイ
https://youtu.be/5rL3P95owy4?t=19184
何度も言ってるけど真面目すぎるほど真面目で、同僚にいたら大変だなあってタイプ。他の馬に喧嘩売る。強かったけど1トンだけは勝てず。松井先生が「1トンは別物」と言っていたのはこのことなんだよね。でもその分種馬として楽しみだな。

ホクショウマサル
https://youtu.be/5rL3P95owy4?t=21399
マサルは活躍中にホクショウの社長が亡くなって。見せたかったなぁ。
とにかくでかかったな!背が高くて枠場の屋根に頭がつくくらい。ばんえい記念3着の後、阿部騎手がつきっきりで調教をつけていたという話。武臣騎手はいつも丁寧なんだけどね。そしてリーディングだし。メムロボブサップもいたし、注目を集めた年でしたね。
喉鳴りの手術後によくあそこまで結果残せたし、ばんえい記念もよく勝ったよなぁ。
マサルが広くばんえいを知らしめたという話も出たけど、マサルの連勝はもっと早くから広報してほしかったなと思う…サタデーBANBAでは書いてたんだけどなぁ。自分がタイソンの存在でばんえいを見に行こう、と思ったのと同じように。ファンで連勝を見守る盛り上がり方もあったと思う。

センゴクエース
https://youtu.be/5rL3P95owy4?t=23574
好きなサダエリコの子がこんなに活躍するとは。娘を残せず、エリコの血はつながらないかと思ったら息子2頭が種馬。すごいよなぁ。こんなことってあるんだ。
早いうちから、早めに引退させるという話はしていたけれどこのタイミングか、と驚いた。でもこの馬場や最近のレースぶりを見ると納得。年明けから運動をして、早いうちから種付けができる。十勝で伝染病も出たから競馬場離れてよかったと思う。
ただ引退式は見たかったな。いつかお披露目の機会があればいいんだけど。昔はたまに夏のお披露目あったよな。

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芸術作品としての馬

2022-01-16 13:31:30 | 2022年
昨日は、ユルリ島を撮影する写真家・岡田敦さんのアートトークを聴きに、帯広美術館へ「道東アートファイル2022+道東新世代」を見に行きました。
興味深い話で、いろいろと考えさせられました。面白かった〜

岡田さんの写真やユルリ島については
ユルリ島ウェブサイト Yuriri.Island|The island of lost world
https://www.yururiisland.jp/
インスタもあります

ユルリ島の馬たちの存在意義については難しい問題で、自分でも答えがでない。
だからこそ、岡田さん自身がそのことと、アートとして表現することをどう思っているのかが気になっていた。
トークを聞き、それは確固たる作品への意志で、バランスが取れているのだと思った。

話を聞きながら、16年前のことを思い出していた。
まだ写真に興味があった私は、ばんえいの風景が、何を撮っても絵になったことに驚いた。
朝調教の美しさを見てて、この景色を残さなくては、と思った。
いつか存続の危機が来るのでは…と感じていたので、景色の美しさで、少しでもばんえいを知ってもらえれば、と始めたのがこのブログ「ばん馬のいる風景」だ。馬はその存在だけで人の心を打つ被写体だ。私が撮った写真でもそう思われるのだから馬の偉大さがわかる。それを利用しているようでおこがましかったが、そんな余裕はなかった。
ブログはそのうち、存続に向けた動きを紹介する場所になった。存続が決まり、そのうち私は写真より、ストレートに馬文化を言葉で表現することを好むようになり、今に至る。
でも、最初の気持ちを思い出す。芸術作品としての馬を純粋に追う。その先にばんえいの将来をぼんやりと見ていた。

ユルリ島は、岡田さんが撮影し続けてきたことが転機となり、結果的に馬を入れ、存続させる流れになった。今後はまだどうなるかわからない。
岡田さんは、馬の存続を願って撮り始めたというわけではない。あくまでもアーティストなのだ。
最初にユルリ島を訪れた時に「圧倒的に美しい世界が広がっていた」。その感動はよくわかる。
それからさまざまな動きがあり、それらを見聞きし理解していく中でも、岡田さんは一貫して自然に向き合い「芸術という枠組みの中で撮っている」。それが芸術家なのだ。(夫もそんなことを言ってたなぁ)

馬文化をどうしたら伝えられるか。そんなことばかり必死に考えていて、素直に馬の美しさを感じることを忘れていた。でも原点はここだと思うのだ。
でも今の私は歴史などの馬文化を追うし、カメラマンは、画家は、芸術を求めていく。馬文化の多様性がもっと広がっていってほしいと思う。

帯広には馬文化が根付いていると言われた。そうかな。まだまだ足りなく感じることもあるが、15年、多くの人の努力でそうなってきた。そういや、こんな町ほかにあるのかな。
馬文化を発信していくマチが増えていけば、と思う。その一つが根室になりつつあるのかもしれない。

個人的には馬を島に運ぶ方法が興味深かった。現地の漁師さんしかその技術はないという。

道東アートファイル2022+道東新世代は道立帯広美術館で3月13日まで。

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2022年6月16日のつぶやき

2021-06-16 08:36:12 | 2022年

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