goo blog サービス終了のお知らせ 

ばん馬のいる風景-BANEI Photo Gallery -

ばん馬や馬文化のコラムと少し写真。そのうちはてなに移行します。

馬インフルエンザ考

2025-05-06 21:23:11 | コラム
さて、gooからの移行とかやっているうちに馬インフルエンザで競馬開催が休止になってしまった。
OP杯の週は出走予定馬の確定がいつもより1日遅い水曜で、ホームページのアップを待って予想して電話取材をして展望の原稿(締め切りは木曜朝)を仕上げ、短い時間で結構頑張った、なんて思っていたらボツに。
まぁ競馬はこんなこともあります。

馬インフルエンザ、といってもピンと来ていない人も多いかなと思ってXに、私が思うところの情報をまとめた。それをこちらにも掲載。

犯人捜しをするつもりではなく情報共有。もう感染し始めていると思うのでただいち早い収束を願うだけです。順不同で時系列を表してはいません。

・競走馬、競走馬予定の馬はワクチンを年に2回打っている。若馬はそれでも弱いところはあると思う。
・競走馬は打っているが、すべての馬、ではない可能性もある。
・2月末に馬市場があった。
・熊本の重種馬牧場で4月中旬に馬インフルが出た。
・熊本は肥育(生産、北海道からの購入)がメインだが、最近は競走馬デビューも。
・春は新馬の入厩の時期(早い馬は秋~)。今年は馬コロナで入れない時期があった。また遅れてしまう。
・馬インフルは届出伝染病。コロナは違う。
・誕生日を過ぎるまでデビューはできないので、能検に受かっても一旦牧場に帰る馬もいる。
・感染力が強いので届出伝染病。これからも増えるだろう (注:投稿は5月上旬の中止が発表になったあと)。しかしワクチン接種など獣医師(と獣医学)、周りの方々の世話のおかげで重篤にならず、しばらくすれば元気になっている。 ↓
・もちろん感染しないのが1番いいけど、感染は仕方がないことなので、治療してゆっくり休んで!それまで待ちます!という気持ち。 何もできないのはもどかしいが感染が外に出ることなく、できるだけ早く収束することを願うだけ。

熊本は、初の九州産馬として2021年に生産馬がデビュー。それからも少数ですが、能検に挑戦を続けています。
先に熊本で出てしまったということで移動も難しいでしょうし、落胆しているであろう関係者の気持ちを思うと辛いものがあります。競走馬だけではなく、肥育牧場も大変な状況でしょう。
早い収束を願います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とかちむら未来会議

2025-05-06 21:19:31 | コラム
4月29日、活用などを話し合う「とかちむら未来会議」に参加してきました。
もう過去の人間だから若い人たちにまかせて~なんて思いながら、現状も気になるので参加。
ばんえいが単独開催になったころはよく「市民会議」なるものが行われて、みんなでばんえいの未来を語り合っていたものだった。それが最近は…
そんなこともあり、とかちむらでこのような企画が行われたことがとてもうれしい。懐かしさを感じることで、思い出すこともあるかなという思いもあった。
参加者は30人ほどで、各テーブルで話し合い、発表するという流れだった。
知った顔が何人かいて、気づいたら同じテーブルで、プロ馬色の濃い嫌なテーブルにww

「アイディアを」といわれてはみたものの、もう頭が凝り固まっていて、未来を想像しようと思っても浮かばない。それでもみんなと意見を出し合っているうちに、そういえばこうなればいいな、と思うところが出てきた。ブレスト成功。
現状と過去、他場の成功例などをふまえ、かなりいい話し合いができたテーブルだと思う。「競馬に近い」視点からの意見を伝えることができた。

とかちむらはもともと、あえて競馬色を出していない。レースは流さず、出走馬もわからない。それでも一般市民はとかちむらも含めて「競馬場」という見方をする人が多い。
「競馬場行ってきたよ~」といわれ「馬券買った?当たった?」と聞くと「え?野菜買ったよ~」て言われてしまう。とかちむらでさえも、怖くてなかなか行けない、という人がいる。
曖昧な線引きが難しいところだな、と感じている。

他のテーブルからも面白い意見が出てきた。ただ、正直なところ「それは以前あった」ものが多かった。
15年前の「理想の競馬場」とそう変わらない。社会が大きく変わったようにみえても、人が求めるものに変化はないのか。もっと新しい方法があるのだろうか。
当時、なぜそれが続かなかったのか、を考えるのが重要なところなのだろう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開幕前の清掃

2025-05-06 21:08:02 | コラム
ばんえい開幕前日の17日、ばんえい十勝調教師会の主催で競馬場周りの清掃が行われました。
2001年からコロナ禍の年を除き毎年この時期に開催している。各厩舎何人とか制限はあるので全員ではないそうですが、なんだかんだで100人以上集まった。
西町公園や競馬場一周あたりをごみ、落ち葉拾い。厩務員さんたち、レーキ使いが慣れすぎて早い!!ノ
地域あってこそのばんえい競馬、という思い。こういうものこそアピールするべきと思うのだけど、厩舎の人たちはあまり目立ちたがらないのよね。
でもこういうことを伝えたいと思う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

gooblogの終了

2025-05-03 13:00:13 | コラム
突然の知らせに驚いた。gooblogが今年で終了するという。
2013年、さぼろぐ(北国ch)から移行。以前のブログでは、存続に向けて署名をダウンロードできるようにしたり、廃止と決まったわけではありません、みんなが存続に向けて頑張っている状況です、と現状を書き込んでいたりしていた。ちょっと思い出があるブログだったな。マニアックなサービスだし笑
gooが一番シンプルだと思って移行し、その後はブログ書くヒマがないなどといってSNSを貼るなど迷走し、ここ最近、きちんと文章で書かないとだめだ。自分の考えが誤解されたままではいやだ!と更新し始めたところ。

gooは移行先としてはてなとアメブロを推奨していて、それならはてなかな…とアカウントを作ろうとしたら、なんともともと作られていた。一時期、Xの投稿をまとめる場として用意していたんだった。忘れてた。そこにgooのデータを加える形で移転させました。
今後はこちらでよろしくお願いいたします。

ただ、馬文化についての投稿は多くの人に読んでほしいという思いがあるので、一部はnoteにも移行しようと考えています。アカウントは作っていました(迷走しまくり)

今だから言うけどコロナ禍に体調が悪くなり(コロナには罹患していない)、自分はそんなに先が長くないな、と思ったことがあった。もともと体が強いほうではないし。
最近は人ともよくそんな話を良くする。年だねぇ…なんて言ってる場合ではなく、若くても何があるのかがわからない時代になってしまった。

自分ではばんえいとファン(=報道)の状況が良くなるように、としか考えて行動していないのだけど、人によっては悪くいう人がいてかえって驚く。ほっておいたけどどうやらそれを信じる人もいるらしい。
ほぼボランティアでやっているのにこのまま誤解されて死ぬのもいやだな~と思い、SNSだと誤解を生むからと書けなかった内容も、長い文章ならいいかな、とブログを復活させることにした。

もともと存続運動にかかわったのも、ブログを見てくれた関係者が「この人なら大丈夫だ」と思ってくれたから。サラブレッドファン時代も、同じように思ってくれた人がいて本当にありがたかった。誠実に、信念をもって生きてきてよかったと思う。

いろいろと書きすぎているし、今の時代、あまり見られるのもなぁと思っているけれど、伝えないと気持ちはわからない。SNSに閉口することも多いから、ブログを中心にしていく予定だ。はてなもよろしくお願いいたします。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ばんえい記念2025

2025-04-23 18:45:48 | コラム
予報通り、雪が降ってきた。軽くても重くても大丈夫だし、ボブサップで固いだろうし、目の前で1億円馬を見たいという思いはありつつも昨年のメジロゴーリキのレースがよぎる。
しかしそんな心配もなかった。渡来騎手の持ったままを正面で見た時は鳥肌が立ったよ。素晴らしかった。19年ぶりの1億円馬ということは日本輓系種初ということになる。

レースについてはこちらで書いています。

ウエブハロン
https://www.keiba.go.jp/furlong/2025/20250316_01/

騎手・調教師インタビュー
https://blog.oddspark.com/jockey/2025/04/post-479.html

ばんえい記念はいくつかのカメラがついて、迫力あるところを見せてくれる。
それはいいのだが、レース回顧を書くとき、誰が最初に障害に到達したか、誰が降りてあの馬は何番手…というのがわからなくなることがある。今年はちょっとわかりにくくて血の気が引いた。
以前、レース展開が全くわからずファンが撮った動画を見返すなどしていたこともあり、レースだけの映像かパトロールを見せてほしいとお願いしたこともあった。
その後はレース展開はわかるようにはしてくれているのだけど、今回わかりにくかったなぁ…。迫力ある映像もいいが、記録映像でもあるので2種類用意しておいてほしい。

【追記】
昔の記事を読んでいたら発見。
桜の木は2007年、足寄馬産振興会が存続記念と競馬場の緑化に役立ててほしいとの思いで苗木100本を寄付したものだそうです。
砂川市長が感謝状を振興会に手渡し、5月11日には振興会や調騎会、農協連の関係者で植樹が行われました。5年ほどで桜が咲く苗木で、「ばんえい桜花賞を開催したい」というコメントもありました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする