“ヘッドハンティング”＃２

「ヘッドハンティング」　横文字で言うと聞こえはいいが、
仲人口の騙し打ちです、まんまと引っかかりました。
　　　　　　　　　　　　　　***あくまで私の場合です。タカシです***
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本当のヘッドハンティングは、Y市の建設会社に勤めて４年後です。

東京からの誘いでした。遠い親戚の叔父さんです。
だが私は長男でいまさら東京へは行く気がありませんでした。

そうしたら、親戚から本家から外堀を埋められて、いかなければ私が
悪いみたいな雰囲気になって来ました。

敵も引っ込みつかなくなったのか、あの手この手で攻めてきました。


口説き文句は素晴らしかったです。


「彼方の建築に対する、知識・能力・技術これをぜひ我が社で発揮して下さい」


と言われました。まあ、その頃まだ若かったから


「うん」


と返事をしてしまった。
しまった、これが本当の運の尽きか、（←シャレ分かりました）

大変なことになってしまった。
私にはカミさんと子供三人いました。
いかに私が普通じゃなかったかわかると思います。

子供が芸能界に憧れるのと同じ感じです。

まあなんだかんだで、一カ月で身支度して上京しました。

大変なクライマックスに上京編へ続く。


ここで一句　「ヘッドハンター　仲人口に　うりふたつ」　見合い婚者