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「おかしな日記?+五七五」

銀河系宇宙太陽系第三惑星地球亜細亜州日本国東北地方
秋田県僻地郡山奥山中軟着陸現在横手市在住乃ブログ

文章の表現と描写 「悪友達」

2005年04月28日 01時08分01秒 | 文章シリーズ
【TB企画】実際に描写してみよう!

◎例文3
Aさんが私に会いたいと言ってきたので、Bさんを誘って飲むことにした。しかし、
飲んでいる間、AさんはBさんとばかり話しこんで、盛り上がってしまう。私はいつも
こういう役回りなのだ。
(40代・駅員)

【例文3】は、あくまでもサンプルですので、自由に改変していただいて構いません。
おおまかにこういう筋書きで、その場の情景と登場人物に肉付けをして、自分なりの
文章を書いてみてください。と言うことで

「悪友達」

晃が正月、秋田に帰って来た、私に会いたいと言ってきたので

悪友の健を誘って飲むことにした。二人だけで飲むと健が次の日怒り出すのだ。

飲みだすと晃と健は必ず口論になる。私からすると他愛も無いことである。

だんだん大声に変わる、居酒屋の店内に罵声が響き渡る。

晃「おい、表に出ろ」

健「よし、分かった」

最初はふざけていたが、そのうち晃が首を絞めた

健がバックドロップで投げ飛ばした。(雪の中に)

そろそろ私の出番だ 「いいかげんにしろ」

二人をなだめて飲みなおす、結局朝まで語りつくすのだ。

私はいつもこういう役回りなのだ。

晃も健も私が出てくるのを待っている。

(30代・のん兵衛)

と、自分なりの文に考えてみました。ちょっと荒っぽいけど。

ここで一句 「Kenさんに 苦手だけれど 宿題を」 必殺まとめ人

“言葉の引き算”

2005年04月27日 22時17分35秒 | 文章シリーズ
「あなた、だめ、こんな所で車を止めては!」

語尾から少しずつ引き算します。

「あなた、だめ、こんな所で車を止めては!」―「止めては!」
「あなた、だめ、こんな所で車を止めては!」―「車を止めては!」
「あなた、だめ、こんな所で車を止めては!」―「こんな所で車を止めては!」
「あなた、だめ、こんな所で車を止めては!」―「だめ、こんな所で車を止めては!」
「あなた、だめ、こんな所で車を止めては!」― 「あなた、だめ、こんな所で車を止めては!」

引いた言葉を整理します。

「あなた、だめ、こんな所で車を止めては!」
「あなた、だめ、こんな所で車を―」
「あなた、だめ、こんな所で―」
「あなた、だめ、―」
「あなた、―」
「―」

駐車違反を注意した言葉が、まったく違う状況になります。

ここで一句 「何気なく 言葉の引き算 エロチック」 語学研究者

こんな記事を書いてると変人と思われますので、【TB企画】Kenさんの
「文章の表現と描写」に挑戦してみたいと思います。

「ゴーグルオレンジ」 

2005年04月19日 01時18分35秒 | 文章シリーズ
「文章の題名~読みたくなるタイトル」

◎例文2
眼鏡を外したら物凄い美人だった、などというのは、
マンガや小説の中の話だろうと思っていたのですが、
初めてそういう人に出会いました。
いやもう、驚きましたよ。
でも、ひょっとしたら、それは眼鏡のせいではなく、
本当に綺麗になったんですよね。
一体、彼女に何があったんだろう。
(40代・会社員)

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Kenさんの【TB企画】 裏バージョン スキー場編


「オレンジゴーグル」



クワッドリフトで

「お願いします」と彼女が近いて来た
「どうぞ」と私は言った

「どちらから 友達とですか?」
「○○町です いえ、一人です」

「一緒に滑りましょうか?」
「ここは初めてなので、ぜひ!」

二人で白銀にシュプールを描く
周りの人達は気にんらない 目に入らない



お昼に“レストハウス”に入った
窓際のテーブルに座って彼女を待つ

ピンクのスキーウエア、白い帽子、青い手袋
遭って1時間 初めて彼女の顔が見られる

彼女はオレンジのゴーグルを外した

「あっ・・・・・?」 私は言葉にならなかった

良かったのはスキーウエアか
大自然の中での錯覚だったのか

午後からは悪天候でリフトが運行中止になった
天気の神様ありがとう、中止に礼を言うのは初めてだ。

(40代・北国の詩人)

こんなの書いたら、原典に対するリスペクト(オマージュ=敬意)が感じられない
と言われそうだ。この辺でもうやめよう。

ここで一句 「でたらめも ここまで書けば そっぽ向く」 北国の詩人

文才のある方の例文2は「文章の題名~読みたくなるタイトル」をご覧下さい。

注 クワッドリフト:乗るときは遅く乗ったら高速で移動するペアリフトです。

“昨日の反省”

2005年04月15日 20時39分28秒 | 文章シリーズ
「文章の構成~起承転結」の反省です。
おかしな日記編は喜んでもらえた方とそうでない方の二通りに別れると思います。
本来の趣旨を深く考えないで投稿して反省しています。
 
学歴のない奴が背伸びするには、ものを真似することで、いろんなことを学んで
来ました。修行中は「見て学べ、盗んで覚えろ」と言われ続け今日まで来ました。

芸能界に例えると良く分かります、マツケンサンバの“松平健”さんだって先輩
のセリフや動作を真似したし、おばさん達に人気の“氷川きよし”さんも歴代の
演歌歌手の歌い方をまねてデビューした。

だから、“私がKenさんの文章を真似てもたいした事ではない”と思いながら
この記事を書いています。ちっとも反省じゃないって、いや心で反省してます。

Kenさんのところに集まっているブロガーは、みんな凄い人達です。
はにゃさん、えっけんさん、すしバーさん、南無さん、他のみなさんもみんな文の達人です。
“文章の構成~起承転結”などこれから勉強させてもらいます。

ここで一句 「物まねは 上達への 近道か?」 懲りない男

文章の構成~起承転結 おかしな日記編

2005年04月14日 01時31分23秒 | 文章シリーズ
BLOG STATION:文章の構成~起承転結の改文です。

Kenさんの例文を変えてみました、恐れ多いと思いながら・・・(汗。
なんかあっちこっちで流行っているみたいなので真似してみました。

◎例文1
私は家から最寄り駅まで行くのに自転車を使っている。
今朝も、駐輪場へと急ぐサラリーマン達の流れに乗って、
ペダルをこいでいたのだが、信号待ちで私の前に、
若い男の子が乗った自転車が立ち止まった。
そのとき、私の目は、その後ろのタイヤカバーに釘付けになった。
『いらっしゃいませ』
と、大きな文字で書かれていたのだ。
信号が青に変わる。
私は小さな声で、「とりあえずビール」とつぶやくと、再びペダルを踏んだ。
春の風が、肌にやさしく当たった。
(30代・OL)

◎改文1
私は家から最寄り田んぼまで行くのにトラクターを使っている。
田んぼと学校が同方向なのだ、今朝も学校へ急ぐ中学生の流れに乗って、
ハンドルを握っていたのだが、押しボタンの信号で私の前に、
中学生の男が乗った自転車が立ち止まった。

そのとき、私の目は、その後ろのタイヤカバーに釘付けになった。
『いらっしゃいませ』 え?、何だろうと近づいてみる。
そして、脇のかごのカバンの下に『週刊ポスト』が見えた。
信号が青に変わる。

私は小さな声で、「とりあえず女の子には見えないように」と教えてやった、
再びエンジンをフカシて走り出した。
春の風に乗って、豚舎の臭いが鼻にツンと当たった。


(30代・農家)

これじゃ、Kenさんに悪くてTBできないなぁ。

ここで一句 「トラクター 嫁来い行列 今はない」 羽後町の男

注記 十数年前に、羽後町の方々が銀座でトラクターで「嫁来いパレード」を
    行なったことがあります。そのときの一句です。

追記 記事投稿してから原文はよよさんと気がつきました。
    Kenさんの「文章構成講座」をお笑いネタにしたのを反省しつつTBします。