Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

片づけの肝は結局、持続可能性かもしれない

2021-05-18 08:39:02 | 減らしたい・減らせない

朝のコーヒーを飲んだら、うっすら汗ばむ朝。

平年より3週間も早く、日曜に梅雨入りした東海地方。

昨日はまだ梅雨入り直後だって言うのに、まるで梅雨末期のような蒸し暑さでした。

雨降りだしコロナで緊急事態宣言も出ていることだし、外に出ることもなく一日中家の中で過ごしておりました。

よく友人に「家で何してるの?」と訊かれます。その度に返事に窮する私。

だって、これと言っていつもの家事をしているだけ、ということがほとんどだから。

そういうあんたはどうなのさ?と尋ね返すと、相手も似たようなもの。

そんな日々の繰り返しを続けているだけだと、なんだかもや~っとした気分になったりします。

 

でも昨日は、大物家具減らしの前準備としての家庭内引っ越し&断捨離をしていたので、ブログや日記に書くことが出来てよかった!と思えましたね。

前に捨てられないものについて書いたことがあったと思います。確か絵の道具だったような気がしますが、同様になかなか捨てられないもののひとつが、布。

それも端切れ。

量的にはそれほどないのですが、さりとて何かそれで作れるか?と問われたら・・・う~ん、私の裁縫技量からして、かなり不可能に近い。

でも捨てられないって、どうしてなのかしら。自分でも不思議です。

自分で買ったものなので、当然色とか柄は好みのもの。だから捨てられないんでしょう。

昔のひとは、布でも糸でも、本当に大切に使っていたわけで、それを考えるとおいそれと捨てにくいという感覚もあります。

きれいな箱とか缶も捨てずにとっておくことが多いもの。この前もとても可愛らしい色合いのイラストが描いてある缶を後生大事にとってあったけれど、どうしても

使い道が見つからないのと、その缶を入れてあるところにどうしても入れたいものがあったのでやむを得ず処分したところですが、そうでなければまだとって

おきたかった・・・

建築家の中村弘文さんも私と同じで、箱が好きで捨てられないと著書にありました。中村さんのような方が同志なんて!とちょっと嬉しくて。

ラッピングに使われていたきれいな包装なども捨てがたくて、何かととってありました。でもそれを再利用することはそれほどないことに気づいてからは

よほどでない限りすぐ処分するようにしています。だいたい自分で上手にラッピング出来ないんだもの。

 

きれいな化粧箱は当然ですが、私は段ボール箱も大好き。

スーパーで買い物をしたときなど、エコバッグもあるくせに持ち運びが楽だからと段ボール箱に入れて持ち帰ってしまいます。使用後は廃品回収に出せばいいし。

畑の家に行くときにも、常温で大丈夫な食品などを段ボール箱で運んでいます。今は下町のナポレオン、いいちこ。こうした重いものが入っていたものが

丈夫かつ大きさが程よくて愛用しています。

家の中でもちょっとした物入れに使っています。例えば洗濯ハンガーとか。以前は見た目をよくしたくて、かごとか探したりした時期がありましたけど、考えて

みたら段ボール箱のほうが汚れたらすぐ取り替えられるし、処分も簡単でエコだなと納得。今は使い勝手も大切だけれど、処分のとき環境や自分に負荷が

かからないものを選びたいということの優先順位が高くなってきました。

家庭内引っ越しと断捨離をした昨日、引き出しの中で仕事をさせていた箱を2つほど処分。中に入れていたものを処分したからでしたけど、ちょうど

今日紙製容器包装の収集日でもあったので。

よく回収日に合わせてものを整理するという人もいますけど、私は思い立ったときが片づけどき。でも昨日は正直、今ひとつ気分が乗らなくて困りました。

ただ嫌々でも手をつけ始めるとだんだんその気になってくるもの。今回片づけたのはぱっと目につかない引き出しなどの中でしたが、2、3段分の引き出しの

中身を移動させることが出来ました。やれば出来るという小さな成功実績って、モチベーションの維持や向上に必要不可欠ですね。

 

すっきりとした家に対する憧れは多くの人が持っているし、ものがあり過ぎると逆に暮らしにくかったり、時には危険だったりします。

家の中の不要なものを減らして必要なものだけにする。でもそこに「無理やり」とか「心を鬼にして」という気持ちは要らないと思います。

好きなものはある程度持っていても構わないんじゃないかな。その「ほどほど」の程度が人それぞれ違うのが厄介なのですけどね。

収集癖がない私は、コレクターの方が山と集めたものを見るだけで、息が詰まりそうになります。相方はそういう癖はないけれど、ものに対する思い入れは

かなり強め。それでも仕事場のものを断捨離してからは、余分なものがない清々しさを少しは実感出来たからか、ものの処分についてやや寛大になりました。

片づけって一度やったら終わりじゃないから、無理のないやり方で続けて行くことが大事だと思います。これもいわゆるSDGsと言えるのかな?なんだか自分でも

何を言いたいのかわからないブログになってしまいましたね。