Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

シニアの片づけはゆるゆると

2021-05-11 05:47:38 | 減らしたい・減らせない

先週の金曜日にあった光回線のために、邪魔になりそうなものを移動させたり戻したりという面倒くさい作業をしましたが、移動させたものをそのまま戻そうと

したとき、余分なものがない空間はやっぱり清々しい・・・・・・と思ってしまった私。

そこで余分なものを減らしつつ、要るものに相応しい新しい居場所を作るための作業が始まってしまったのでした。そう、始まって「しまった」。当初は元の

場所に戻すだけ、のはずだったのに。

そしてひとつものを移動させることによって、次々とものを移動させることになってしまう。まぁこれ、ところてんみたいなものですわ。

先月だったかな、NHKの「あさイチ」で3日片づけなるものをやっていました。石阪京子さんでしたっけ?私も以前本を読んだことがあります。

3日かけて家中のものを全部出して、必要なものを適した場所に収めていくやり方で、決してリバウンドしないということでしたけど、実際にお宅訪問して

片づけをした視聴者の方はまだお若い方で、夫と娘さんの3人家族。

その若さと家族構成なら、確かに3日片づけも可能かもしれないし、リバウンドもない、かもしれません。

 

しかし、私は思う。シニアには無理。ほぼ絶対と言い切れるほど。個人の感想ですけどね。

 

我が家のように、今は相方とふたり暮らしになったけれど、以前は三世代6人家族。義父母は昭和一桁生まれで、ものを捨てることに罪悪感たっぷり世代。

相方と息子はものの管理もあまり出来ない上に、これまた捨てたがらないタイプ。

娘は私の子とは思えないほど片づけは上手なほうで、実家に残しているものもあとわずかになっていますけど、私を含めた他5人のものと言ったら、それはもう

おびただしいものがあります。

昭和な家なので、押入れなど見えにくいところにものが死蔵されているので、そういうものを全部出しなどしたら足の踏み場どころか食事をする場所なければ

眠ることも出来ないんじゃないかと思われます。

第一、全部出しきる体力がないわ。

庭の草取りの如く、毎日少しずつやるほうが私にとってはまだ可能性があるように思えます。全部一度にものを出したなら、戻したり処分したりするうちに

力尽きるのが関の山。

 

なので今回、工事のために移動させたものを別のところに収めたり、またその別のところにあったもののうち、もう要らないなと思えるものを処分したり

収納方法を変えたりしましたけど、家の中のほんのわずかなスペースですが2日くらい、それもずっとやり続けるのではなく、他の家事を挟んで行いました。

集中してやるほうがはかどる人もいるでしょうけど、飽きっぽい私にはとても無理なので。

そうやって2日かけても、実はまだ完全には終わっていません。不用品の行き場に困っているものがいくつか残っているんです。それもぼちぼちと片づけて

いくつもりです。

来月には以前義父が使い、義父が旅立ってからは義母が使っていたベッドと、古くて扉が壊れてしまった洋服ダンスを粗大ごみに出す予定にしています。それが

なくなったらいよいよ私の嫁入り道具の移動や始末になるわけです。クローゼットとチェストは壊れているわけではないので、リサイクルショップに持って

行きたいとも思ったり。数点家具を動かすだけでも気分がしんどいんだもの、これが引っ越しとなったらどうなるんでしょうね。

私の母は父の死後、兄夫婦の近くに引っ越しましたけど、その時既に今で言う後期高齢者。いろいろな事情があったにせよ、よくその年齢で生活の変化を

受け入れたなと思います。

たまにこれから先、どうなるんだろう・・・と考えることがありますが、今考えたところでどうなるものでもないし。その時々で最善と思える手立てを

考えましょう。

身軽気軽に変化に対応するために、前にも書いたけれど一日一捨以上減らしていきたいですね。さて、今日は何を減らそうか。