乾物屋 塩釜仲卸市場 東商店

塩釜仲卸市場で宮城県産焼き海苔・海藻乾物を販売している東商店です。おいしい三陸産乾物通信販売店としてご利用ください。

安心してばかりはいられない・・・2次被害は深刻な事態が予想されます。。。

2012-03-29 18:10:53 | ニュース
ここ数日でのお得意さんとの会話

「魚少ないねぇ、暫定基準が改正されたらどうなるんだろう・・・」

24年4月1日より放射性物質の暫定規制値基準が厳しくなることは前記事でお伝えし、宮城の海苔わかめなどの海藻類は安心安全とお伝えしました。

ですが問題なのは魚です。とくに回遊魚などの水揚げは深刻な事態が予想されます。その場で動くことなく育つ海藻類は、その場所さえ汚染されていなければ放射性物質が検出されることはありません。しかし魚はその場所だけで育つ魚もいれば回遊する魚とさまざまです。

例を揚げてみれば「もどり鰹」など南から北上する魚はおそらくアウトです。秋刀魚などもそうかも知れません。

お魚市場に地場魚がなくなる非常事態が起こるかもしれません。魚がなくなれば客足も遠のき市場の存続ができなくなる恐れもあります。

お得意さんの寿司屋さんが言っていました。
「使えるネタが冷凍魚とか輸入品では安い回転すしと一緒。魚が獲れなくなれば何を売りにして商売すればいいんだか・・・」

東電は生産者や漁師のみを保障賠償の対象と考えてるようですが、それを扱うすべての業種に深刻な影響をもたらすんですよね。まぁ保障しろと言ってもとても保障できるものではありませんが・・・

どうやら明るいニュースばかりではなさそうです。

とにかく多くの魚介類から放射性物質が検出されないことを祈るばかりです。。。
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宮城の海藻は安心安全!宣言いたします!

2012-03-26 14:08:19 | ニュース
平成23年3月の東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故を受けて、厚生労働省は、食品の安全性を確保するため、食品中の放射性物質の暫定規制値を設定し、これを上回る放射性物質が検出された食品については、食品の回収や出荷制限等の措置を行ってきたところです。

 暫定規制値に適合している食品については、健康への影響がないと一般的に評価され、安全は確保されていますが、より一層、食品の安全と安心を確保する観点から、新たな基準値が設定され、平成24年4月1日から適用されます。

○新基準値について  
現在の暫定規制値で許容している年間線量5ミリシーベルトから年間1ミリシーベルトに引き下げることを基本として設定されています。


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より安全性を高めるため4月1日より放射性物質の暫定規制値基準が厳しくなります。Matiiwawakame 

子どもの安全を守るためにこれはどうしても必要なことです。

そして宮城県で震災後収穫されております海藻にも毎回検査報告書が提出されます。

宮城の海藻定期的に検査をしているので安心安全です!

皆さま安心して食べてください!

そしてその海藻は東商店から買ってくださいぴかぴか(新しい)

放射能被爆による甲状腺がんの危険を予防する方法として、先に放射性でないヨウ素を摂取しておけば先に甲状腺に蓄積され、放射性ヨウ素が入る余地がなくなり溜まりにくくなるそうです。

昆布やワカメなどの海藻にはヨウ素が多く含まれています。海藻を食べれば甲状腺がんの危険を予防するだけでなく、被災地の食材消費の復興へ繋がる!

どうですか皆さん!

是非!わーい(嬉しい顔)

東商店ショッピングサイト
http://<wbr></wbr>www.azu<wbr></wbr>manakao<wbr></wbr>roshi.n<wbr></wbr>et/
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名産が名産でなくなる日

2012-03-23 14:05:40 | ニュース
栃木県の名産として有名な干瓢

何と国内生産量の8割以上を占めています。すけろく寿司などお好きな方も多いのではないでしょうか?

当店でもお寿司屋さんのお得意様が多いので、干瓢は主力商品の一つです。

ところが本日通知が来まして、30%の値上げをいたします。・・・・とのことがまん顔

大きな理由は放射能の影響で、原料となる夕顔の作付面積が大幅に減るなどの理由だそうです。

くくく・・・東電のヤツらめむかっ(怒り)値上げよりまずおめーらの給料7割減らせ。

昨日は大船渡で一ヶ月遅れの岩手三陸産わかめの初入札会。例年の1割程度の出品につき、予想していた通り約6割高の高値ふらふら

よく「悲鳴が上がる」と言いますが、まさにこのことですね。

くくく・・・頭痛い・・・
東商店ショッピングサイト
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「塩竈市震災見舞商品券」は塩釜仲卸市場で使えます!

2012-03-17 15:44:41 | ブログ

050 塩釜の対象世帯へ配布された「塩竈市震災見舞商品券」

現在多数のお客様にご使用いただいております。

使用期間は24年3月10日から6月30日まで。

使用期間までに対象の各お店でお使い下さい。

塩釜仲卸市場でも当然使えます

お釣りは出ませんのでご注意を

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震災後の三陸海藻の現状です。

2012-03-14 10:02:27 | ニュース
東日本大震災より一年が過ぎました。

1年、2年・・・10年と区切りとしてではなく、震災を風化せずに思い出し、亡くなった方への追悼と、今後の課題を考える節目とすればよいのかと思います。

最愛の家族を失った方や財産すべてを失った方の悲しさは月日が経っても癒えることはないでしょうから・・・

さて自分は商人ですので商売のことを一つ。

海苔やわかめの入札は過去の記事でお伝えしましたが、三陸の海の恵みで商売をする人たちにとって厳しい日々は当分続きそうです。

わかめに関しては大手の問屋が買い占めている状態で、他の業者が高かろうが入札できない状況です。国内生産量の8割を占める三陸わかめの収穫量が大幅に落ち込んだことにより、必要な絶対数量が今期の収穫量でも足りない模様。

また他の三陸海藻のふのりやらひじきは、地盤沈下の影響でよほどの引き潮にならないと収穫できない状態で、収穫できても船も船をつける港も地盤沈下によりかさ上げしないとダメなようです。

したがって他の三陸海藻は今期入札は今のところありません・・・

当店で確保できてる海藻は今のところ海苔のみ。

よくお客様から復興の意味も込めて「三陸のものを買いたい」と言われ他産地の海藻は敬遠されますが、売りたくても品物がないのが現状です。

三陸の幸で商売をしている商人達は現在窮地に立っています。このまま何も売れないのでは2.3年で廃業に追い込まれる業者も続々出てくるでしょう。

ないものはありません。

とにかく現状を知っていただき、お客さんには被災地域のお店でどこのものでも購入してもらえれば助かります。

この厳しさを野球に例えるなら「バッターバックスに立ってバットを持ってないようなもの」です。

冗談でも言わないとやっていけないわなぁ・・・・
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