東日本大震災の影響で取引が遅れていた今季の宮城県産三陸ワカメの初入札会が２８日、宮城県気仙沼市で行われました。
昨年の初入札時に比べ塩蔵が半分、乾燥は８分の１の量で、１０キロ当たりの平均価格は塩蔵が１万３５９２円（前年７５７４円）、乾燥２万９５５０円（２万１３１３円）と、高値を付けた。
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価格は例年のほぼ倍額
生産者は養殖施設のほとんどを失い、新たに設備投資した金額もかなりの額なので当たり前といっては当たり前の相場でしょう。
問題なのは消費者の意識です。
これは仕方ないと納得して購入してくれれば販売者や生産者はありがたいです。
でも実際何でも高値になれば売れなくなるのが現実
例えば相場が5割値上がりしたとして、5割そのまま反映して販売できるかって言えばそんなことありません
せいぜい2割が限度でしょう・・・
さてどうすれば高く買ってもらえるか、商売人の知恵の見せ所ですな
本日で塩釜仲卸市場内で14年？（たしか
）営業していました「新浜食堂」さん
が閉店いたしました。
場内唯一の食堂さんで、お客さんが場内で買われた食材
で食事が出来るように、ごはんと味噌汁を提供するなどなくてはならない存在でした。
まぁ事情はいろいろあると思いますが非常に残念です。
当店でも刻み海苔を大量に買っていただいていたので残念
そしてまだ次に入る予定の方も決まっていないそうです。
何せここでの商売は終わるのが早く勝負どころの時間が限られているのが最大のネック普通の食堂なら昼と夜と稼げますが、ここの稼ぎ時は昼のみよほど利幅がないと成り立ちません。
夜だけ仕事持っていて昼も稼ぎたいという方や、定年して時間をもてあましていてお昼のちょっとした時間仕事したいという方いませんか？
なかなか本腰では難しいでしょうから
やはり魚市場で食事が出来ないのは寂しいのですよね。
新しい新戦力も市場に必要でしょう・・・
新浜食堂さんお疲れ様でした。
本日「冬の七夕」なるツアーで、5000人もの団体さんが塩釜仲卸市場へ来場する予定でした。
その日の為に海苔焼きやら袋詰めやら販売商品を頑張って準備していました。
会場も七夕の飾り付けや、臨時の寿司屋台・地酒販売・塩釜汁など多くのお客さんを迎える準備が完了！どの店舗も売り子を増やし総動員での体制です。
そして当日・・・
大雪
高速道路は通行止め
約1800名様で市場へ向かうことが出来ずキャンセルの報告・・・
そして続々キャンセル・・・
どうにか来れた方々も大幅な時間オーバーのため滞在時間は極僅か・・・
マジで？・・・・
フフフ
笑うしかねぇ
茨城から来たお客さんに聞いたら午前7時出発で、どこによらず到着したのが午後5時高速道路も途中で降ろされたらしい
被災地ツアー客の皆さまもお疲れ様でした。
それにしても長い一日
どうやら宮城の運命は相当過酷で厳しいことが続くらしい・・・
急に老けてしまったなぁ・・・・
震災後被災した方々の多くにお会いしていますが、そういう印象を受ける方々が結構います。
当然心労やら肉体的疲労やらいろんなストレスからくるんでしょうけど・・・
「病は気から」
被害が大きければ大きいほど「疲れ」に現れてくるんですね。
あれ？人のことはそう思うけど、俺白髪なんか出てないよね？？？
少しぬけてる人の方が人間味あって親しみやすいと思うのは自分だけでしょうか？ 
だな
