2016年 海苔の不作の年こそ商品の価値を見直そう

2016年　1/13日、本日宮城で年明け初めての海苔入札会がありました。

今年は皆様ご承知の様に、温暖化による高水温や自然破壊で全国的に海苔が大不作で、需要数量に生産量が足りないことが予想されます。

そのこともあってか、相場は今まで経験したことのないような高値、会場がざわついたほどです。

でもそれも仕方ない。生産量がすくなければ当然相場は上がるものです。

数年前までは海苔の価格下落で生産者の皆さんは相当厳しい時期を送ってきました。

作る人がいなければ、売ることも食べることも出来ないんです。

これは海苔に限らず農作物全てに言えることです。

それでもまだ日本は相当量の食べ物を捨てていると聞きます。

食糧危機が騒がれる近年、体を作り命を繋ぐものの価値を見直す良い機会のなのではないでしょうか？

さて、冷蔵の中はまだ食べられるもの、食べ忘れているものはありませんか？

海苔は大腸がん予防に効果的なんですよ
http://asahi.co.jp/hospital/onair/151020.html

宮城の焼き海苔と乾物専門店　東商店ＷＥＢサイト
http://www.azumanakaoroshi.com/

 

宮城海苔の祭典！第68回乾海苔品評会

さて、今年も宮城の海苔生産者の生産意欲・品質向上などを目的とした

第68回封建乾海苔品評会が塩釜神社で開催されました。

また審査員としてお邪魔させていただいております。

正直な感想として、皆様ご承知の様に今年は冬らしくない冬で、海水温度が2度ほど高いせいもあってか

全体的に赤芽、これは宮城に限らず全国的にそうみたいで、九州に至っては例年の三分の一程度の生産量と大不作だと言います。

地球温暖化による被害が出てきているんですね。今後は海水温が高くても育つ海苔の品種改良が急務だと感じました。

しかしそんな中でも選りすぐりの海苔が選出され、

優勝　塩釜浦戸支所 千葉　眞澄さん

準優勝 東松島矢本支所 三浦　一郎さん

以上がそれぞれ選ばれ、来月皇室に献上されます。

まずはおめでとうございます

自然環境は厳しくなる一方ですが、皆様、元気に今後も良質な海苔を生産してください

宮城の焼き海苔と乾物専門店　東商店ＷＥＢサイト
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