親潮と黒潮が交わる世界三大魚場一つである三陸の海。全国に知られた漁業の「三陸ブランド」が試練にさらされている。東日本大震災の津波で港や船、養殖施設などが壊滅的な被害を受けた。
詳しくは河北新報記事を。東日本大震災から1年が経つ、現在の漁業の現状です。
http://<wbr></wbr>www.kah<wbr></wbr>oku.co.<wbr></wbr>jp/spe/<wbr></wbr>spe_sys<wbr></wbr>1071/20<wbr></wbr>120305_<wbr></wbr>01.htm
海苔から始まりわかめや牡蠣など少量ではありますが、徐々に生産者の懸命な努力によって生産が再開されております。
しかし記事にもありますように試練の連続。
生産量が1割など絶対数量が足りない状態に付け加え、原発による風評被害も抱えております。
沿岸沿いの各生産者の方々は養殖施設はもちろん、家など財産すべてを失った方々も多いです。
一から設備投資し、多額の借金を抱えたたりして作業を再開しています。
生産量が1割ということは、例年の10倍の相場が上がってやっと例年の収入があるということです。
現在収穫されている三陸産ブランドは5割高や約倍額の相場ではありますが、それでも生産者からすれば厳しすぎる現実です。
消費されるお客さんも売る我々も「高い」とは思いますが、そういった現状を少しでも理解し、この先10年、皆さまに忘れずにいてもらえたら幸いです。
三陸ブランドの漁業に関わる皆さんすべての努力が、少しずつ報われるように願うばかりです。