宮城海苔の祭典！第68回乾海苔品評会

さて、今年も宮城の海苔生産者の生産意欲・品質向上などを目的とした

第68回封建乾海苔品評会が塩釜神社で開催されました。

また審査員としてお邪魔させていただいております。

正直な感想として、皆様ご承知の様に今年は冬らしくない冬で、海水温度が2度ほど高いせいもあってか

全体的に赤芽、これは宮城に限らず全国的にそうみたいで、九州に至っては例年の三分の一程度の生産量と大不作だと言います。

地球温暖化による被害が出てきているんですね。今後は海水温が高くても育つ海苔の品種改良が急務だと感じました。

しかしそんな中でも選りすぐりの海苔が選出され、

優勝　塩釜浦戸支所 千葉　眞澄さん

準優勝 東松島矢本支所 三浦　一郎さん

以上がそれぞれ選ばれ、来月皇室に献上されます。

まずはおめでとうございます

自然環境は厳しくなる一方ですが、皆様、元気に今後も良質な海苔を生産してください

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消費税増税前の駆け込み需要に水を差す・・・

河北新報から引用

日本列島に記録的な大雪をもたらした２度の南岸低気圧の影響で、宮城県気仙沼・本吉地方のワカメ養殖が大打撃を被った。大しけで、場所によっては８割が養殖ロープから脱落し、収穫量が激減する見通し。東日本大震災からの再建途上での予想外の事態に、漁業者は「復興に水を差された」とうなだれている。
　「今季の外洋のワカメは全く駄目だ」。県内の一大産地、気仙沼市階上地区で長年養殖に携わる漁師の小野寺清繁さん（６５）が１９日、養殖施設の被害状況を見ながら深いため息をついた。
　今はワカメ収穫の最盛期。通常であれば海中の養殖ロープにたくさんのワカメがつるされ、海面に茶褐色の帯ができるはずだが、浮きとロープがゆらゆらと浮かんでいるだけ。辛うじて残ったワカメも荒波で傷が付き、商品にならない状態だという。
　小野寺さんによると、地区のワカメの約４割を占める岩井崎東側沖で被害が大きい。今月上旬と中旬の２度の暴風で約８割のワカメが脱落したり、葉体に傷が付いたりした。早生種で早く育ったため、荒波の影響をもろに受けたとみられる。

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http://<wbr></wbr>www.kah<wbr></wbr>oku.co.<wbr></wbr>jp/news<wbr></wbr>/2014/0<wbr></wbr>2/20140<wbr></wbr>221t130<wbr></wbr>13.htm

消費税増税対策で在庫を欲しがるこの時期に痛い話です

今年は海苔なんかも昨年より収穫減にて相場が高い状態で、はっきり言って安いものが何もない状態・・・

お客さんにも「そんなわけで・・・」と値上げばかりの話も言いにくく、やり繰り大変でがす

まぁ現状をみなさん知っていればある程度納得してもらえると思うので、情報発信しないとね

厳しい増税年の幕開けとなりそうですが、そこは頭を使って何とか乗り切ろう・・・

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食の矛盾

さて、皆様生牡蠣はお好きでしょうか？

流行しているノロウイルスの原因の一つとされる牡蠣ですが、それを食べて食中毒になるのはそもそも誰が悪いのでしょうか？

というのも最近市場で、どこどこで生牡蠣を食べて嘔吐や下痢をしたなどの報告と注意や予防の呼びかけの回覧が回るのですが、個人的にはこう思います。

生で食べて腹痛を起こす可能性があるものは自己責任でってことでどうでしょうか？

なんだか牡蠣が悪いように出荷停止や販売中止になるのはちょっと違う気がします

だってね、食べた人の体質やその日の調子で具合が悪くなる可能性があり、それを商売にしているお店の営業妨害になるんです。

もちろん売っているお店が害があるのわかっていた場合は悪質ですよ

ちなみによく生ガキを食べるフランスでは「牡蠣は悪くない、食べてあたるのはその人の問題」ってのか牡蠣を食べる時の常識らしいです。

以前問題が発生して提供する店からユッケが消えてしまったことがありますよね。

これがもし、生ものから拡大すれば日本伝統の寿司もこの世からなくなる可能性もあります

個人的にはある程度食べなれれば体に免疫が出来て、おなかを壊すこともないかと思います医学的根拠はないですど

皆さんも生ものを食すときはくれぐれも注意してね

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自分の仕事の価値が金銭で現れればやる気も上がる

昨日1/14日、2014年度の宮城県産海苔の初入札会が開催されました。

この度の目玉商品である東松島鳴瀬の寒流一番という海苔が、宮城県海苔入札史上、最高値であろう高値を記録会場にはどよめきと拍手がありました

人間誰しもそうですけど、自分の仕事の評価が金銭で現れるとやる気も増すものです

デフレで大手などが安売りをする傾向にありますが、この事態は皆で考えなければならないと思います。利幅がないだけでなく、作る側、売る側のやる気も同時に落としているのではないでしょうか？

自分の作ったものの金額が低いと、自分への評価も比例し、自分の価値も落としているような気がしてなりません。

商売繁盛だと商売と同じように自分が評価されていることに繋がります。

もちろん単に単価を高くすればいいだけでなく、商品の価値を上げるアイデア、魅力は作る側と売る側の努力がなければならないです。

4月からの消費税引き上げもものともしない戦略を練らねば

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平成２５年度宮城県産新のり入札会

さていよいよこの日が来ました

全国で一番最初に収穫される寒流のり

平成２５年度宮城県産新ノリ入札会

季節外れの台風の影響で網を入れることができず、出品されたのは昨年の僅かに６割程度しかし品質は申し分ない海苔が収穫されました。 

色艶・風味とも抜群だぜ

しかし平均単価は昨年より高め

だけど単価も高くないと復興途中の海苔生産者も活力が出ないので、その辺は良しとしましょう

さてさて海苔問屋にとって今日から忙しさ本番

皆様宮城の復興のり「みちのく寒流のり」をご賞味ください

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