くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

信楽焼窯焼アップルパイ

2011年11月29日 18時03分49秒 | 工組青年部
先日の日曜日、滋賀県中小企業青年中央会のイベント「びわこフェスタ2011」があいとうマーガレットステーションで開催されました

絶好の行楽日和で、永源寺の最寄ということもあり、たくさんの人出でした

信楽陶器工業協同組合青年部は、焼き屋らしく、普段陶器を焼いている道具でアップルパイの窯を作り、アップルパイを焼きました。

耐火煉瓦を使って、窯を組んでいきます。



「棚板」、「つく」と呼ばれる窯の道具を上手く使っていきます。

毎日見慣れている道具たちが、アップルパイを上手く焼ける窯に変わっていきます。

レンガも2種類あって、熱をためるレンガ、断熱用のレンガがあります。

熱をためるレンガは窯の中心部分でアップルパイがよく焼けるように工夫してあります。

熱をためて焼くことによって、まんべんなくじっくり火が通って、とろとろでサクサクになります。



信楽焼窯焼アップルパイの窯が完成しました


開店です







ありがたいことに、お客さまがどんどん来てくださり、ピッチを上げて焼いていきます

私も試食させてもらったんですが、本当においしい

実は、アップルパイ苦手だったんですけど、このアップルパイを食べてから、美味しさが分かるようになりました

焼きたて、あつあつは本当に美味しいです

ガスバーナーや、温度計、どれも毎日見ているものばかりです






青年部メンバーは窯焚きのプロばかりですので、細かい温度調整はお手のものです



好天に恵まれて大盛況のうちに、終わりました

たくさんの人に出会うことが出来てよかったです。

みんなもたくさんの人に出会えて大満足だったかな?

一人一人が知恵と力を合わせれば、きっとまたいろんな事が出来ます

今回のアップルパイも信楽商工会青年部さんが一生懸命考えてできました。

たくさんの失敗の中から生まれたアップルパイ。だから美味しいんですね



本日のくらしのうつわ

キムチ盛り合わせ(打ち上げのお店で炎の味がのまうつわを使っていただいてました)