くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

おばあちゃん

2011年11月22日 19時09分52秒 | 日記
先週の木曜の晩、家の電話が鳴り、母の実家のおばあちゃんが亡くなったとの知らせが入りました。

ずいぶん前から、施設に入り、少し前から体を悪くしていました。

予感はしていたのですが、やはりショックでした。

両親は荷物をまとめて、一足先に富山県の母の実家に向かいました。

私は週末のお通夜、お葬式に間に合うように、富山へ。


子供のころは、毎年家族で富山へ行っていました。

冬になると豪雪地帯で、雪がすごく降ります。

2階まで雪が積もることもざらでした。

そういえば、姉と二人で電車に乗って行ったこともあったなぁ・・・

夏の夜、いとことみんなで近所の学校のプールにしのびこんだこともあったし、冬には庭でスキーとかして遊んでたな。

どれも懐かしい思い出です。

いつでも、おばあちゃんは私達のめんどうを見てくれていました。

田んぼや畑が多くて、いつでも畑仕事で、指先が真っ黒になってたな・・・おばあちゃん。

大人になって、富山にもそれほど行かなくなり、おばあちゃんと会うことも少なくなりました。

おじいちゃんが亡くなった頃から、少し具合が悪くなってきて、ますます会わなくなりました。



もっと話ておけば良かったな。

富山のこと、あまり知らないかも・・・


今では、おばあちゃんがよく焼いてくれた豆餅は食べれなくなってしまいました。

昔は嫌いで食べれなくて、せっかく焼いてくれたおばあちゃんに今更ながら、悪いことしてしまってました。

もっと食べておけばよかった。


いつもいつも、ありがとう。

かわいいおばあちゃんの働き者の手はいつまでも、忘れません。



ここ最近、本当に悲しいお別れが相次ぎ、せつない気持ちでいっぱいです。

けど、いつでも思うことは、どんなときでもその一瞬を全力で生きていこう、それが生かされている者の使命だと思います。

思いっきり生きて、いつも悔いのないように。

そうやって生きていきたいです。

まだまだこれからです




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イカフライ