ほどよい時間

JAZZを聴きながらコーヒー・・ほどよい時間が流れます
ちょっとおかしい4コマ漫画をどうぞ!

ブザー下さい

2016-12-30 | 4コマ漫画(てり)
聞き違いシリーズ2作目です。
昔私が学生だった頃、実家の近くにある文房具店(というか色々売ってる店)に
「教材用のブザー」を買いに行きました。
確かに考えてみれば珍しい買い物ではありますね、実家の風呂用に満水ブザーを作ろうと
思ったんです、そんなアナログな時代です。
案の定「餃子用のブタ」と間違われまして・・「肉屋さんへ行ってください」との返事。
これには参りましたね、いくらなんでも文房具屋に豚肉を買いに来る人はいないでしょう。
恥ずかしいやらおかしいやら、結局笑い話で終わりましたが、私の滑舌が悪いのか、おばちゃんの
耳が遠いのか・・嘘のようなホントのお話です。
今年は聞き違いシリーズで締めます、身の回りの諸々の事が好転するよう祈る気持ちで大晦日を迎えます。
皆様良いお年を、また来年も宜しくお願い致します。
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1軒目ですね

2016-12-27 | 4コマ漫画(てり)
そんなこと言われましてもねえ・・・
還暦過ぎのオヤジですから慣れていないわけです。
 ちなみにこの日は3連休前の超混雑日!何件も予約取れなくて
やっと席が取れたお店での出来事でした。
店構えはイマイチなんですが料理はうまかった。(ちょっと味が濃いが)
定禅寺通りのイルミネーションを眺めながら帰途につきましたとさ。
そんなオヤジの年の暮れ・・・。
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跳べ!真央ちゃん

2016-12-26 | 4コマ漫画(スズメのおやじ)
ジャンプがねえ~・・・
プレッシャーと緊張がこちらにも伝わってきて手に汗握ります。
26歳はまだ全然若いですが10代の頃のようには跳べない、
フィギュアのピークはやっぱり10代なのかなあと感じますね。
ジャンプ以外の演技はさすがに他の選手とは一味違う優雅さがあるだけに
残念です。

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ありえない捜査

2016-12-23 | 4コマ漫画(てり)
火曜日の新聞に「ASKAさん不起訴」という記事が載っていました。
自宅での尿採取に捜査員が立ち会って任意提出された物の中身が「お茶でした・・・」って、
すごい話です。
しかも検査で全て使い切ったので再度調べようがない。
マジシャンじゃあるまいしそんな技ができますかね、お茶の香ばしい香りはしなかったのかな?
こんなバカバカしい捜査があることが信じられません。
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今年の漢字2016

2016-12-21 | 4コマ漫画(スズメのおやじ)
今年の漢字は「金」になりましたね、オリンピックの年だから・・というのが
多かったようですが4年にいっぺん「金」ではなんだかなあ~と思いますね。
まあそうはならないでしょうが、政治と金の問題も頻繁にありそうですし金利もしかり。
「金」は出る機会が多そうです。
 さて、なんだかんだでもうすぐ今年も終わります、私的には後半良くなかったです。
つくづく「諸行無常」を感じさせられた年でした。
色々なことを切り替えたい、そんな気持ちの年の暮れです。
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一人旅2016.碌山美術館(2)

2016-12-11 | 
松本の朝は寒い
昨日の夜友人のKと会ってこじんまりと忘年会をしたのだが、店に行く道すがら「今日はあったかいよ」と言っていた。
その時は そうか・・と思っていたのだがやはり盆地の冬の朝だ 仙台と比べても一味違う。
ホテルの窓からは松本城が見えている、女鳥羽川沿いのホテルにして正解だ しかも5階の部屋で良かった。
しかしお城の右手前に見えるビルはかなり痛みがひどい。 「古い城下町だからなあ・・・」 景観を損ねてはいるがどうしようもないのだろう。
昨夜の忘年会の後、ほんとに久しぶりで「締めのラーメン」を食べてしまいお腹がどうなるかと心配だったが意外にすっきりしている。
しかし飲みながらあまり野菜を食べていないことに気づき今朝のバイキングは野菜中心でいくと決めた、そして納豆ご飯に味噌汁だ。
2階の朝食レストランには2番手だった、川に向かって座るカウンターに席を取った。バイキングは品数は少ないがなんとなく丁寧に作られた感じがした、これでいい。


 
席からは女鳥羽川の水面が見えないのが残念だが冬のこの時期だからやむを得まい、サラリーマンらしき人たちが数人会社に急いでいた。
今日は火曜日・・・か
ホテルをチェックアウトして松本駅に向かった。駅構内を歩くとガラス張りのスタバでコーヒーを飲むOL風の人、どこの駅にもある朝の風景だ。
さて目指す穂高駅は大糸線、松本からは各駅で30分程度のところにある。 
2両編成の車両の4人掛けの席に座って発車を待つ、平日だが意外に空いている。
発車して約20分、「豊科」だ。 途中で知っている駅はここぐらいか 近代美術館があるらしいが初めて知った。
豊科を出て10分ほどで穂高駅に着いた。 乗ってきた列車が発車したあとで踏切を渡る形で改札がある、いかにもローカルの作りだ。



木を使った外壁の駅舎がそれらしい雰囲気を醸し出していた。それにしてもやはり寒い
駅前の案内看板で美術館の場所を確認する、線路沿いの遊歩道のような道に沿って行けば良さそうだ。
 マフラーを少し上にあげて歩き出す、左手に目をやると線路の彼方に信州の山並みが連なり、白い雲がその稜線を曖昧にしていた。
「さすがに長野県の山はちがうなあ」 高1まで長野県に居たのに今ではすっかり東北の人間だ。



7~8分で着くかと思ったがまだ見えてこないので前から来た中年男性にたずねると 「あそこに赤い屋根が見えるでしょ、あの脇だで」
と教えてくれた、下諏訪の自転車男とは違った。
それにしても「だで」は懐かしい、昔諏訪に住んでいた時によく耳にした語尾だ、
そうそう長野県は「だで」だよなあ・・・
その通りに赤い屋根のところで踏切を渡るとそれはあった、「碌山美術館」 いい佇まいだ。
入館料700円を払ってまずは「碌山館」へ向かう。 おそらく貸切状態だろう、そう思ってドアを開けた 驚いた。
シルバー世代が沢山いる、ツアー客だ。 まずい!と一瞬思ったが視線を左にやると学芸員の人が解説をしていた。 例の「女」の像である。
「あ 解説は一緒に聞かせてもらおう・・・」後は人並みが去ったあとでじっくり観ればいいのだ、と頭を切り替えた。
案の定人並みが去るのは早かった、説明が終わればそんなにゆっくりと鑑賞するツアー客はいない。
貸切状態になった、なんという贅沢。 解説にあったらせん状のねじれを前後からじっくり観ることができた。
どの作品も素晴らしいのだがこの「女」という像の存在感はすごい、そして美しい。



実は友人のNが書いた小説の中にこの「碌山美術館」と「女」が出ていた。
美術館は前から言ってみたかったところの一つだったが、この像のモデルが「相馬黒光」であったというところに興味が沸いた。
相馬黒光は宮城の出身だが激しい人生の流れの末、夫婦で新宿中村屋を始めた人だ、私も歴史本で知っていたぐらいで碌山とのつながりは知らなかった。
なぜ人妻の像を、しかもあの苦しげに体をねじった像を作ったのだろう・・・そんな興味で今回この美術館を訪れた。
実際の制作モデルは違う人らしいが(あまりの苦しいポーズに5分と耐えられなかったとか)イメージは黒光さんだという。
やっぱり碌山は黒光を愛していた、想像はついたがそれにしてもこの像を完成させて間もなく亡くなっているというのは・・・
碌山の苦しみが伝わってくる、そして黒光もまた・・。
外に出て碌山館を振り返る、やっぱりいい いい建物だ。


 
冬木立の中を歩いて別館へ進む、杜江館・第1第2展示室と観て「グズベリーハウス」に入った、誰もいない。
たぶん少し前までツアー客で騒がしかったのだろうがいいタイミングで入った、ストーブの近くに座る。
しばらくするとさっき解説をしていた学芸員の人が入って来た、ちょこんとお互いに頭を下げる、なにか操作をして出て行くとビデオが流れ始めた、「碌山の生涯」ビデオだ、私のために点けてくれたのか・・いい人だ。
 


中庭の像もいい感じで設置されている。 来てよかった・・・
 ゆっくり歩いて門を出た、さてお昼どき そばでも食べようかと思ったら目の前が手打ちそば屋だ。どんな店かは分からないが信州安曇野だ、大丈夫だろう。
入っていくと1番乗りだった。 安曇野らしいメニューはないかと探してみると「わさびそば」とある、そうそうこの辺は山葵だった。 即決した。 
少しして観光客らしい4人組の女性が入って来た。 メニューを見ていたが「大盛り」と一人が言うと店主が出てきてう~んと唸っている。
「食べられますかね、400gですが」 1人前は普通100~120g位ではないのか・・・400とは
「じゃあ中盛りは?」と聞くと300gですと答えた、それでも無理だ・・私は思ったが彼女らの中の2人は「中で」と頼んだ。
ということは普通のわさびそばは何g入っているのだろうと考えていると「お待たせしました」と言って運ばれてきた。



唸った。やっぱり麺が多い さらにこのナルトのセンス・・・まあいいか、わさびをときながら食べる。
温かいそばのわさび味は新鮮だが全体に普通だ しかもぬるい、なにより腹がいっぱいになる。
左手を見ると2人が300gをこともなげに完食していた、負けた。
美味しい蕎麦屋は調べていくべきだがこんな経験も仕方ない、思い出にはなる。



遊歩道を戻って駅前まで来た、やっぱりコーヒーは飲みたいがカフェと名のつくものが・・・駅舎の斜め右に看板が見えた。「ひつじ屋」
ひつじ屋かあ、名付けのセンスが今ひとつどうだろう。 しかしまだ時間がある。
店に入るとマスターが1人座っていた、客は居ない 予想通りの貸切だ。
コーヒーとチーズケーキを注文した。
この時期は客も少ないだろうしチーズケーキの出来たては望むべくもない、その通りのものが出てきた、そして分厚いコーヒーカップ・・・
「ひつじ屋」らしい。

  

食事が美味しいと旅の充実感も増すものだが今回はこれでいい、残念続きだがこれでいいのだ。
改札を通ってホームに立つ、遮断機が降りて松本行きの電車が入って来た 2両編成だ。
各駅停車でゆっくりと松本へ向かう、 そうこれでいいのだ・・・










 
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一人旅2016.碌山美術館

2016-12-08 | 
1年ぶりの一人旅に出た。 
松本の友人と年1回会うのが恒例なのだが、今回は穂高にある「碌山美術館」も目的の一つだ。
彫刻家の荻原守衛(碌山)作の「女」という像を観るためである。
頬を刺すような朝の張り詰めた空気の中「東照宮」駅から仙山線に乗り込むと仙台までは1駅、4分で着く。 南改札方面に出てしまったため最近大改装になった駅構内で一瞬戸惑いかけたが、正面にある「NewDays」でコーヒーを調達する。
階段を上り列の後ろに立つと間もなく「はやぶさ4号」東京行きが14番線発ホームに入って来た。
「それにしても久しぶりだ・・」滑るように発車した新幹線の2号車の席で私はひとりごちた。
松本に行くには大宮から北陸長野新幹線で長野へ出て、篠ノ井線に乗り換えるというルートが1番早いのだが、今回は途中で甲府に寄るつもりなので中央本線の「スーパーあずさ」を選択した。
 はやぶさ4号が大宮を発車して少し行った時 「おや、今のは・・・」 右側の車窓に富士山を見たような気がしたのだが・・・
「まさかな、こんなところから富士山は見えないだろう」 私は一瞬目をこすって座席に座り直した。
東京から新宿までは中央線の快速電車だ、私は慣れた足取りで1番線ホームへ向かった。やはり東京駅構内の移動は人を交わす技術が必要だ。
新宿での中央本線への乗り換えも電車の出口位置によって様子が変わってくるのだが今回はスムーズにいった。
「まだまだ都内もいけるな・・」 東京を離れて6年になるが変な自信を取り戻した。
「スーパーあずさ11号」に乗り込みしばらく車窓を眺めていた。 「待てよ、ハーモ美術館・・があるな」
ハーモ美術館は下諏訪にあってアンリ・ルソーの作品を置いていることで知られている。昨年上諏訪でパンフレットを見て「いつか行ってみよう」と思っていたところだ。
甲府は次にしよう・・そう思ったが 「あっ 月曜日かあ」 美術館の休みは月曜日が多いのだ、こんな時にスマホだったら簡単なのだが頑張ってガラケーで調べた。
(年中無休)・・とある 「やった! ついてる」 俄然今日はいい日に思えてきた。
甲府付近は霧がすごくて寒々しく見えた。やっぱり予定を変更して正解か、あとは下諏訪が晴れているといいのだが・・・。
下諏訪へ行くには上諏訪で乗り換えなくてはならない、スーパーが付くあずさは下諏訪には停まらない。
数分遅れて上諏訪についたが、接続列車はあずさを待っていてくれた、反対側のホームにいた列車に飛び乗った。
初めて降りる下諏訪駅、よくあるローカル線の駅の雰囲気だ。駅員さんにフリー切符を見せて改札を出る。
「これは・・・」去年久しぶりに上諏訪に降り立った時、昔に比べて寂しくなったように感じたのだが、ここ下諏訪もまた・・いや都会を知らなかった昔と印象が変わるのは当然かも知れない。
気を取り直して正面を見るとハーモ美術館の案内看板が目に入った。「Uターンして諏訪湖方向へ、約1.2kmか」 それにしてもざっくりした案内図だ。
まあ道もそんなに複雑では無さそうだしすぐ分かるだろう、と思って右方向へ歩き出した。
途中の駐車場を右に見ながら大きめの通りをさらに右折して進んでいくと、案内標識に上諏訪方面とある。間違ったかも・・・さらに少し行くと線路沿いに小さな道があり自転車でこちらに向かう中年の男の人が見えた。
付近に人影もないし、呼び止めて道を聞いてみた 「すいませんハーモ美術館はこの道でいいんですか?」 すると思いがけない返事が帰ってきた。
「分かんない」 えっ・・・表現にも驚いたがこの小さな町で駅からわずか1.2kmにある有名な美術館を、どう見てもジモティーにしか見えない人が知らないとは!
唖然としてしばし言葉が出なかったが仕方ない、すいませんでしたと言ってその男の人から遠ざかった。
なんということだ、いやあの男の人に聞いたのがいけなかった、ここは気持ちを切り替えて自分の勘だけを頼りに線路沿いの道を歩くことにした。
さっきの駐車場を裏側から見る形で進んでいくと階段が見えた、「あ 道路がある」 そうかここで線路をくぐって行くんだったのか、駅前の看板がちょっと腹立たしかった。
線路をくぐった後はひたすらまっすぐ歩いていく。
「それにしても人がいないな」 諏訪湖までの道で会ったのは自転車男を含めて3人と犬1匹、しかしさすがに諏訪湖畔に来ると人影が有って少しはほっとする。
左を見るとハーモ美術館が見えた。

朝からあまり食べていなかったのでまずは美術館の喫茶室で食事にしよう、諏訪湖を眺めながらのランチに期待は膨らんだ。
道路から左に折れる感じで円形のエントランスを入るとホールがあり、右が受付 左手が喫茶室だ。 受付の人に 「先に喫茶を使いたいので」 と伝えて喫茶室へ入った。
やれやれ色々あったがたどり着いたな・・思った通りの貸切状態、ちょっと恥ずかしいようだがゆっくりできそうだ。
「いらっしゃいませ、今日は富士山がきれいですね」 喫茶担当の女性が水を運んできた。 なに 富士山・・・ハメ殺し窓の先を見ると 「おおっ富士山が!」
手前の山がちょうど低くなっているその真ん中にしっかりと見えているではないか。 やはり新幹線はやぶさの車窓に見たのは富士山だったのだ、今日はついている。
「いいですね、絶好のロケーションですね」 「そうなんです、ちょっとあの水門が邪魔なんですけど」 たしかに無粋な水門が視界にしっかりと入ってしまう。
もう少し喫茶室の位置をずらせなかったものか、しばし設計屋の頭になってしまった。



「食事したいんですが」 左の椅子にコートを掛けながら言うと 「食事メニューはないんですが、ケーキとか・・・」  残念ここで つき は途切れた。
あの自転車男に会ってから下降気味だったのだ、残念さを人のせいにして紛らす 「じゃあパウンドケーキセットを」 仕方ない1食ぐらい抜いたところでどうということもない。
しかしセットで550円、今時の値段ではない 「これで美味かったらまだつきは残っているな・・」 そんなことを思ってみたがやっぱりつきは残っていなかった。
あっさりと休憩タイムを終えてレジに行くとさっき受付にいたお兄さんがそこにいた。ローテーションを組んでいるのだ、みんなで活性化を図っているのだろうかアットホームな美術館だ。
どちらからと聞くので 仙台からです と言うと 私は山形出身ですと言う、どんな流れでこの美術館にいるのかは分からないが色々な人生があるものだ。
あらためて受付に行くとやはりさっきパウンドケーキセットを運んできた人がそこにいた。
「ホールにあるのがダリの有名な作品です、階段を上がって第1展示室そこから一旦外の通路に出て・・・」と順路を説明してくれた。
振り返るとダリの溶けた時計の作品(時のプロフィール)が有る、

面白い、ダリもあるんだ、さらにグランマ・モーゼスか、やっぱり珍しい美術館には違いない。
階段を上がって展示室に入る、アンリ・ルソーにグランマ・モーゼス、アンドレ・ボーシャン、カミーユ・ボンボワ、正直知らない作家の絵もあるがどれもいい、好みの絵ばかりだ。
パントル・ナイーフ(素朴派)というらしい、ひとつ勉強になった。
展示室のつながりも面白い、空間を面白く演出している。喫茶室はちょっと惜しかったがなかなかの設計者だと思った。後で調べたら設計:舟橋秀勝とある、知らない人だった。
いいなあ~とつぶやきながら展示を見て屋外の通路に出る、そこからは水門をかわして富士山がさらによく見えた。 「なんだここがベストアングルか」 やっぱりなかなかやる。
 一番奥のティーセントホールと言う空間に入った。吹き抜けの通路の展示を観てから階段を降りていくとなんと今度はアンリ・マティスの集大成とも言われる「ジャズ」だ。
アンリつながりか・・私にとっては実にいい美術館だ、ここを地元の人が知らないとはな・・・また自転車男を思い出してしまった。
屋外通路を引き返し、途中の「靴を脱いで見る展示」を楽しんでエントランスホールに戻った。
「アットホームな美術館だが展示は侮れないな・・・」 惜しみつつアールの自動ドアから外に出ると諏訪湖の湖面に太陽光が反射してまぶしい、一瞬目がくらんだ。
ふーっとため息をつきゆっくりと歩き出した、先日痛めた腰をかばいながら下諏訪駅へ ゆっくりと。

続く




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