前道議の挑戦 その3

前北海道議会議員。
日頃の活動と私の“想い”を感じ取って頂ければ幸いです。

類い希なガバナー?!

2010年08月08日 | インポート

昨日は恒例の「グリーンシード21」例会がかでる2・7、特別会議室で開催され、参加しました。

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開会の挨拶をする石川 康弘代表(南幌町議会議員)

講演Ⅰでは「道から見た町行政、町から見た道行政」と題して、北海道議会事務局長・谷本 辰美氏からお話しを頂きました。

谷本氏は今年3月まで後志支庁長。

その以前には当別町助役も務められています。

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道と町では住民との距離感が違うこと。

組織の大きさの違いもあって、政策決定・実行のスピードが違うこと。

一方で権限が町長に集中してしまいがちで、これからは各町ごとによって、“まだら模様”に成ること。

町村ごとの格差が生まれる背景は、アンテナを高く張り、情報収集する力を持った首長・職員・議員がいるかいないか・・・

などなど

もっともな話を伺って、道庁としても組織改革を行い、縦割り行政を取り払い、道民にとって“身近な”道庁を作る必要があることを改めて感じました。

このような道庁の組織改革も私の使命の一つです。

続いて第Ⅱ部では「最近の政治動向について」と題し、北海道新聞社編集本部委員・鶴井 亨氏から講演を頂きました。

鶴井氏は道政クラブキャップ・東京政経部デスクを歴任されるなど、長い間日本の政治を記者として見つめてきた方です。

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今回の参議院選挙の結果を受けた「ねじれ国会」の行方。

民意が熱狂したり冷めたりして、さまよい、「ファスト政治(京都大学・佐藤准教授が提唱:ファストフードのファストであり、政治家が使い捨てにされる)」化していること。

北海道5区補選は単なる補選ではなく、自民党の行く先を占う“重み”を持った選挙であり、争点設定が鍵になること。

来年の知事選は、民主党候補が誰であれ、高橋3選が盤石であること!!

流石に最後の知事選に関する話しには、私も脱帽。

講演後に、この7年半の高橋道政について質問しました。

「確かに何もしないこと、失敗のないことが、ただ評価されているのかも知れない・・・

しかし、彼女はこと選挙と言うことに関しては“類い希なガバナー”だ。」

何ともこれ以上突っ込みようがありませんでした・・・

最後に「見て知る地図情報事業について」谷 一之・日本自治アカデミー理事長(下川町議会議員)から報告を頂きました。

北海道市町村区域図を作って、全道公立小学校3年生・46000人へ無償配布を行ったことなどの事業展開を伺いました。

今年4月の支庁再編に伴う、町の移動もありましたので非常なタイムリーな事業と成っていると感じました。

今回は結膜炎のため、懇親会参加は断念しましたが、有意義な勉強会でした。

みんなともっと話しをしたかったなあ・・・残念。