'07/10/03の朝刊記事から
国民年金 実質納付率50%割れ
06年度「空洞化」明らかに
社会保険庁は2日、国民年金の全加入者のうち保険料を支払っている人の割合(実質納付率)が、2006年度で49.0%だったことを明らかにした。
従来公表されてきた納付率は、全加入者から保険料免除者などを除いて計算するため6割を超えていた。
実際に支払っている人の割合が対象者の半数にも満たない「空洞化」の実態が明らかになり、基礎年金部分の税負担のあり方をめぐる論議に影響を与えそうだ。
社保庁が民主党の求めで試算した。
同年度末時点で、国民年金の全加入者は2123万人。