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 何年か前の新聞記事 070110 など

080203 ギョーザ中毒 工場長「安全上問題なし」

2012-07-26 13:24:51 | 中国

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’08/02/03の朝刊記事から

ギョーザ中毒 工場長「安全上問題なし」
中国当局 殺虫剤検出せず


【石家荘(中国河北省)2日佐々木学】中国製ギョーザによる中毒事件で、河北省石家荘市にある製造元の「天洋食品」は2日、同市内で事件発覚後初めて記者会見を開き、底夢路工場長が、安全管理に問題がなかったことを強調した。また、同省輸出入検査検疫局の程方局長も同日、工場に残された商品サンプルや原料から、中毒の原因となった有機リン系殺虫剤「メタミドホス」は検出されなかったとの調査結果を発表した。現地当局が工場の生産段階で安全面での問題がないと断定したことで、ギョーザに殺虫剤が混入した手掛かりを依然つかめていないことが浮き彫りになった。

底工場長は「被害者の早期回復を心から願う」と述べた。その上で、「生産過程は厳格に管理しており、従業員の消毒も入念」とし、生産段階で過失がなかったことを主張した。

さらに、製品輸送でコンテナの扉を鉛で封印して出す「ドアツードア」方式を採用していることを理由に、中国国内の輸送過程で汚染された可能性も否定した。

真相究明のため、底工場長は、日中両国政府や日本企業による調査に全面的に協力する意思を表明した。ただ、従業員による労働争議についての質問には直接答えず、「品質管理規定に違反した従業員には当社の規定で対処した」と述べ、工場内の何らかのトラブルで従業員を処分したことを示唆した。

一方、程局長によると、現時点で従業員30人から事情聴取したが、不審な点はなく、工場で昨年2月から今年1月まで計24回行われた品質検査でも異常はなかったという。このため「原料や生産過程に安全上の問題はなかった」とし、これまでの中国側の見解をあらためて強調した形となった。

人為的な混入の可能性について、程局長は「警察当局が捜査中」と述べた。問題のギョーザの製造日である、昨年10月1日と同20日前後に生産された製品の原料については、さらに調査を続行することを明らかにした。


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