’08/07/24の朝刊記事から
イラク英軍大半撤退 来年前半 首相示唆
【ロンドン23日共同】ブラウン英首相は英下院で22日、イラクの治安改善などを受け、駐留英軍は「2009年前半に任務が根本的に変わることになろう」と述べ、部隊の大半を撤退させる方針を示唆した。
削減幅は明言しなかったが、23日の英紙タイムズは駐留規模が「2、3百人」になるとしている。
ただ、英政府は昨年、千五百人を今春に削減する方針を掲げながら、3月にバスラで戦闘が激化したため、撤回した経緯がある。
首相は米大統領選の結果や、イラクで12月に行われる予定の地方選を経た治安状況を見極めながら、柔軟に対応することになりそうだ。