’08/02/02の朝刊記事から
高濃度の殺虫剤検出
千葉のギョーザ 基準の100-400倍
中国製ギョーザによる中毒で、千葉市稲毛区の女性(36)宅で回収されたギョーザから検出された有機リン系殺虫剤「メタミドホス」は、130ppmと極めて高濃度だったことが1日、分かった。厚生労働省によると、毎日摂取しても人体に影響がないとされる検疫基準の約100-400倍といい、数値を公表したコープネット事業連合は「残留農薬としては考えにくい」としている。
殺虫剤は同じ女性宅に残されていた未調理のギョーザの皮と具の両方から検出された。千葉県警は大量の殺虫剤がギョーザの表面だけでなく、内容物にまで混入した経緯を詳しく調べる。