’08/01/28の朝刊記事から
反プーチン派出馬を認めず ロシア選管
【モスクワ27日共同】ロシア中央選管は27日、3月2日の大統領選でプーチン政権に反発するカシヤノフ元首相の立候補を認めないことを決めた。元首相の立候補登録のため選管に提出された支持者署名の一部が無効だったことが理由。
これに対し、カシヤノフ氏は声明で「登録拒否の決定はプーチン(大統領)が下したのは疑いない」と主張し、ロシアは全体主義に向かっていると訴えた。
立候補登録が認められたのはプーチン大統領が後継指名し当選が確実視されているメドベージェフ第一副首相のほか、野党の共産党のジュガーノフ委員長、親政権の極右、自由民主党のジリノフスキー党首、民主党のボグダノフ党首の4人。